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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:12/15/2022
会派名:自民改革会議


○中沢(公)委員
 分割質問方式で3問お願いします。
 まず、令和5年度静岡県立特別支援学校高等部の募集計画について伺います。
 これには高校に設置している分校は含まれているのかいないのか。それと知的障害6学級減、肢体不自由1学級減、計7学級減の学校名を教えてください。

○高橋特別支援教育課長
 3番委員から質問がありました分校については、含めております。
 また7学級減についてですが、学級増のところと減のところがあり合わせて7学級減としております。最も大きなところは静岡北特別支援学校で6学級減となっております。令和4年度入学の生徒は極端に多かったので、令和5年度はその分減となっております。

○中沢(公)委員
 文教警察委員会説明資料を見て、増も含まれることを読み取れる人がこの世にいるとは僕は思えないです。増もあるけど減もあって差引き7とは、県議会議員は超能力者じゃないんで、あまりにも雑な資料と言わざるを得ないんじゃないんでしょうかね。これはむちゃくちゃですわね。もうこれ以上質問のしようがないので、せめて増減全部の一覧表をくれませんか。

○高橋特別支援教育課長
 増になっている学校が6校、減になっている学校が7校あります。また資料を提出させていただきます。

○中沢(公)委員
 では、次に行きます。
 今は令和4年度ですが、私の記憶が確かならば平成のときから言っている話で、浜松市内の東部地区に特別支援学校高等部の分校を設置する計画があったかと思います。その後うんともすんともないわけでありますが、当時はなかなか空き教室が見つからない、空き教室を利用するのは難しい、場合によっては城北分校の定員増も視野に入れるという話もありましたが、今はどういう状況にあるのか。そして分校設置はやめたのか、やるのか、はっきり教えてください。

○高橋特別支援教育課長
 3番委員から御指摘がありました浜松地区の分校整備につきましては、令和4年3月特別支援学校の施設整備基本計画後期において新設または既存分校の定員増のいずれかの方法によって計3校整備することを決定したところです。
 このうち1校につきましては、浜名特別支援学校の狭隘化解消のため湖西市内での整備を検討しております。
 浜松市内につきましては2校の整備を検討しているところです。具体的には浜松特別支援学校城北分校の定員増のほか、高等部内に新たな高等部分校を整備することを検討しているところです。
 この2校の整備を通して、浜松市内の高等学校のうち浜松特別支援学校及び浜北特別支援学校の狭隘化解消を図ることができる場所で、公共交通機関での通学の便も考慮し設置場所を検討していければと考えております。

○中沢(公)委員
 数年前の答弁と寸分たがわぬ答弁だと思いますけれども、設置場所が見つからないからやれないんですか。さっきも言いましたけれども、例えば空き教室がないのは待てど暮らせどないですよ。だってそういう問題じゃないから。だとするなら、例えば高校の敷地内への増設も視野に入れないといけないんだと思いますが、先ほどの答弁を聞いていると平成のときと答弁が変わらない気がします。いつまでにやるんですかね。

○高橋特別支援教育課長
 後期計画で令和4年から令和8年までの間に整備に着手すると決めていますので、遅くとも令和8年度までには計画、設計に着手するため令和7年度に設置場所を決定する必要があると考えております。
 一方で、特別支援学校の施設狭隘化は深刻な状況にあって早急に対応する必要があることから令和5年度中、遅くとも令和6年度の早い段階で設置場所を決定していければと考えているところです。

○中沢(公)委員
 浜松に造る分校は前期計画だったと思いますけれども、いつの間にか後期計画になったんですね。前期計画だったと思いますが、いつの間にやら後期計画なんていう話が今出ましたけれども、その説明は聞いていないです。ということは前期計画での実施は断念した、後期計画に移行されたということだと思いますが、それでいいかどうか。
 それと城北分校が今18人掛ける3学年で54人だと思いますけれども、定員増はいつから始まりますか。

○高橋特別支援教育課長
 前期計画で計画しておりましたが、浜松みをつくし特別支援学校開校によって一部定員をそちらに含められるため前期計画での設置は見送った形になっております。
 浜松城北分校につきましても、今話があったとおり令和5年度中、遅くとも令和6年度の早い段階で方向性を示せればと思っております。

○中沢(公)委員
 いずれにしても、スピード感を持ってしっかりやるべきことはやっていただきたいと思いますね。さっきも言いましたけれども、空き教室待ちなんて言わないで増設も含めて速やかな対応をする意志が必要だと思います。要望しておきます。

 3点目です。
 今回の定例会において我が会派の加藤議員から洋式トイレに関する県立高校への推進の質問があり、様々な工法、工夫を行いながらできる限りペースを速めて実施していくとの答弁がありました。
 具体的な年次計画と見込み予算はもうつくられていますか。

○松下参事兼教育施設課長
 今改修すべきトイレの数が建て替え予定の校舎を除きますと39校55棟あり、改修に要する予算が55億円と試算しております。具体的に計画をどのように進めていくかについては今検討中でございます。おおむねの全体計画は今後調整していきたいと考えております。

○中沢(公)委員
 加藤議員の質問に対する答弁では率で言うと50%を超えていないとのお話がありました。またとにかく環境改善をしなきゃいけないんだ、スピード、ペースを速めてやりたいという話でありました。答弁を前提にお話させていただくと、例えば10億円掛ける5年で50億円ですよね。5億円掛ける10年で50億円ですよね。20年も30年もかけていると39校55棟が今度老朽化していきますよね。だから逆に言えばペースを上げて環境改善に努めることでいうと感覚的には5年から10年の計画をしなければ――15年、20年、30年たったって言っていたらトイレどころじゃなく建物の改修をしなきゃいけないって話になりますよね。答弁からすると、そんなに悠長に待っている話ではないと思うんですよね。
 私は5年ないし10年の年次計画が絶対必要だと思いますが、所見を教えてください。

○松下参事兼教育施設課長
 今校舎の寿命を80年と提示しておりますけれども、トイレの大改修は基本的には40年を経過したところを1つの目安と考えております。修繕や洋式化はそれにとらわれず必要に応じたときに行っており、改修時期も加味すべきと考えておりますが、3番委員御指摘のとおり悠長なことをやって建て替えがそろそろ近いから改修は見送ることがあってはならないと考えております。なるべく速やかに改修していくべきものと認識しております。

○中沢(公)委員
 ぜひ、今年度中にトイレ洋式化推進に係る事業計画をつくっていただきたいと思います。
 要望するのは5年から10年のスパンでつくること。それが今できる最大限の努力ではなかろうかと思います。それ以上の年次をかけてやるのは別にスピードやペースが速くも何ともない。むしろそんなもの順序を追いかけろって話になるから、特出するべきでも何でもない。かといって皆さん方はそんなに財政折衝が得意な分野の人たちじゃないんで2年や3年でやれって言っても無理ですよね。それらを全部加味すると5年から10年だと思いますよ。今年度中につくって当委員会に提示していただきたいと思います。要望しておきます。

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