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委員会会議録

質問文書

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令和4年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:四本 康久 議員
質疑・質問日:10/05/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○四本委員
 一問一答方式で質問いたします。
 頂いたパンフレット令和4年度静岡県の特別県教育の中から質問させていただきます。
 特別支援学級が小中学校に設置されていて比較的軽度な児童生徒さんが通い、知的、肢体不自由虚弱、自閉等の障害に応じて専門的な教育を行っているそうですね。パンフレット中の表を見ると増加傾向にあるかと思います。
 2番委員の質問の際には、全体の生徒数は減っていくだろうとのお話がありましたが、今後の特別支援学級の見通しについて教えてください。

○大根義務教育課人事監
 10番委員御指摘のとおり、特別支援学級につきましては増加傾向にあります。小中合わせて4年間で224学級増えてきております。令和4年度現在では小学校の特別支援学級は661学級、中学校は296学級でございます。
 令和5年度の小学校の特別支援学級の予定は今年と変わらず661学級、中学校は33学級増の329学級でございます。
 しかし、今後の市町就学支援委員会の動向によってもう少し増加するのではないかと思っております。
 令和6年度以降も全体の児童生徒数は減少いたしますが、特別な支援を必要する児童生徒は増加傾向にあり、今後の推移も注視していきたいと考えております。

○四本委員
 答弁ありがとうございます。
 まだまだ増えていく傾向とのことでありますけども、一方で特別支援学級の担任の先生の充足率はどんな傾向ですか。

○大根義務教育課人事監
 特別支援学級の増加に伴う課題は、10番委員御指摘のとおり教室の確保や指導できる学級担任の育成であると思っております。
 そこで、特別支援学校への交流、校内における特別支援学級担任への配置など人事異動方針にも示しながら市町教育委員会に対して専門性のある人材の育成、配置をお願いしているところです。
 また、全教職員の特別支援教育に対する資質向上に向け研修の充実等もお願いしているところです。

○四本委員
 答弁ありがとうございます。
 なかなか教員数が少ない中でやりくり大変だと思います。
 特別支援学校も狭隘化などで増やしている状況ですから、いずれにしてもまだまだ特別な支援が必要な子供さんたちが多くなってくるので、対応する教員等の増員も必要だと思います。ぜひとも課題感を持って今後の教育行政に当たっていただきたいと思います。要望しておきます。

 次は、先ほど7番委員からも御質問のありました高校の通級教室指導についてお伺いします。
 通級教室には小学校からのもの、中学校からのものがありますが、小学校から行っていないと中学校から通うのは何となく難しい、ハードルがある傾向だと聞いたことがあります。
 そのような中で、高校の場合はどうかと思い、小中高と行く、高校から行くといった状況について教えてください。

○井島高校教育課指導監
 小中学校で通級教室に入っていたので高等学校でも継続したいという御希望があるのも事実です。
 また、高等学校を卒業した後、社会に出ていくこともありますので、今までは何とかやってきた、困り感が形になって出て来なかったけれども、強くコミュニケーションを取らなければいけない状況が生まれた中でやらなければいけないことも出てきます。
 小中学校の通級教室は個別指導が中心であると認識しておりますが、高等学校においては個別指導がメインで、加えて他者とどう連携するか、あるいは自分をどう開示していくかなどに重点を置いてやっております。

○四本副委員長
 どうもありがとうございます。
 高校となると小中で行っていた人もいるかもしれませんが、初めての人もいると思います。先ほど7番委員の質問の中にありました年度途中でも希望があれば入れることも含め制度をさらに周知していただいて、社会に出ても少しでも対応ができるような生徒さんをつくっていっていただきたいと要望して終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp