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委員会会議録

質問文書

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令和2年6月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小長井 由雄 議員
質疑・質問日:06/18/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○小長井委員
 それでは一括質問方式で3問お伺いいたします。
 まず、静岡で暮らす魅力発信事業費ですけれども、テレワークを進めようとする中で動画でそういったものを発信するため、非常にタイムリーな事業かなと思ってます。
 今いろいろな情報を得るのにユーチューブを見たりして得ることが私たちも多いですから、ぜひいいもの作っていただきたいなと思うわけです。ただこのテレワークを進める上での基盤整備、こちらの担当ではなくてもしかしたら総務委員会かもしれませんけれども、光回線が非常に重要ではないかなと思います。
 これまでも県として光回線の整備を進めてきましたが、県内でもまだまだ進んでないところがある状況の中で、テレワークする方に話を聞きますと光回線が通ってない山奥に住むのが魅力的だとおっしゃるんです。
 かといって光回線がないからいいというわけではないので、これは本当に実際に必要なんですね。特に政令市の浜松市の引佐とか、あるいは静岡市の私のとこもまだADSLですけれども、光回線は入ってないので早急に整備しなくてはいけないと思うんですが、この辺についてどうお考えかがまず1点。
 担当ではないと思うんですが、その辺のところは兼ね合いが必要だと思うんですね。一方ではテレワーク、テレワークと言いながら、基盤整備がないのに何だといった話になるので、担当同士の話が必要だと思うんだけど、その辺のところをまずお聞かせください。

 それから、消費者行政強化促進事業費ですけれども、200万円はオンライン相談体制の整備となってますが、これはどういうふうに使いますか。人件費なのか、あるいは施設費なのか、事務費なのか、いろいろあると思うんですね。その辺のところをお伺いします。

 それから、富士山環境保全推進事業ですけれども、生物多様性の確保の中で外来種の駆除をする活動をしているボランティア団体があると聞いたことがあるんですが、これもしあるんだったら今回の場合どうなるのか。この3点についてお伺いします。

○蜷企画政策課長
 静岡の魅力発信事業の光ケーブルの整備について御答弁申し上げます。
 9番委員御指摘のとおり所管は経営管理部でありますが、私どものこの事業やテレワークを進めるに当たっての基盤として重要である程度話は聞いておりますので、その範囲で御答弁申し上げます。
 経営管理部によりますと、超高速ブロードバンドの世帯カバー率は令和元年度で99.2%、目標は達成されたとのことであります。
 一方、県内には主に静岡市、浜松市の山間部で未整備地域が存在しているとのことであります。そこについては、現在のところ市の計画箇所は全て整備したとのことでありますが、引き続き国の制度もありますことから、静岡市、浜松市と県と連携して必要な施策をするよう今相談しているといったことで伺っています。
 これをテレワーク移住に置き換えますと、本県には豊かな自然や美しい景観、多彩なライフスタイルが実現できる強みはありますので、山であれば豊かな自然に囲まれた山での暮らしができますし、海の近くや富士山の見える場所など地域ごとに実現できるライフスタイルがありますので、テレワーク移住はその1つと考えまして、それぞれの地域の特徴を生かした移住を促進してまいりたいと考えております。

○若月県民生活課長
 オンライン相談に係る200万円の内訳についてでありますけれども、200万円のうち約半分ぐらいがパソコンの金額、それから4分の1ぐらいがアプリの使用料、残りがマイクセットやカメラ、啓発に係る経費、そのような内訳になっております。

○松自然保護課長
 ボランティアとの協働によります外来植物の除去活動についてお答えいたします。
 例年ボランティアと協働して外来植物の除去活動を富士山の主に麓の区域で実施しております。昨年度もシラケガヤ224キログラムを除去したところであります。今年度の取組につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、時期をずらしたり、あるいは対策を十分講じた上で基本的には例年どおり実施したいと考えております。

○小長井委員
 静岡の魅力発信事業については、その基盤整備はもちろん企画政策課が担当でないことは分かっているんですけれど、こういった事業を進める上ではやはり横の連携が非常に重要だと思います。移住状況を動画で見てこの地域に行きたいといったときに、そこには通信基盤がないとなるとなかなかその問題も出てくるので、ぜひその辺の連携――静岡市と浜松市は政令市でありますけれども――県が声をかけながら99.2%、あと0.8%もぜひ整備していただきますように進めていただきたいと思います。
 それから、この新型コロナウイルスの問題が出てから、報道等を見てると都心に住んでいる人たちが――東京都内ですけれども――郊外からでもいいといったことで郊外へ移住し始めた、移り始めるとの報道があります。
 そうすると、東京都それから神奈川県も都心に入りますが、静岡県は十分都心の郊外の部類に入ってくると思うんです。そうなると、今言った静岡県の魅力のある中山間地よりも静岡県の町なか、例えば沼津市、三島市、静岡市、浜松市なども含めて、ここに住んでテレワークをしながら週に1度本部の東京へ行く、こういったライフスタイルも出てくる可能性があると思うんです。
 その時に一番可能性のあるのは――空きマンションが県内に非常に多いことは以前この委員会で私が質問した中にもあったと思うんですけれども――空きマンションを活用して、そこへも移住してきてもらうことも非常に可能性としてあると思いますので、この辺についてもぜひ研究していただきますようにお願い申し上げまして、質問を終わります。

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