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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年10月17日自然災害対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司 議員
質疑・質問日:10/17/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○大石(哲)委員
 今日はありがとうございました。
 先ほど説明いただいた気象庁のキキクルのこの画像を見て、静岡県の中部、西部が危険なエリアというのは分かるのですが、ここで不思議なことが、天竜川の下流部分が注意で色分けされているということは、治水がしっかりしているという判断でしょうか。

○渡部圭吾参考人
 これは土砂災害の危険度でして、土の中の水分量で色づけしています。川の治水に関しては、今画像がないですが、洪水害というもう1つ別のものがあり、これをクリックするともう川別に判定をしていますので、ここの辺りは注意ですけれども、恐らくこれがちょっと細長くなっているのは、天竜川がここに流れているからというのもあると思うのですが、ここは単純に川だから注意になっている。その治水がしっかりしているから黄色というわけでは、ここはないと思います。

○大石(哲)委員
 記録的短時間大雨情報で静岡県の基準が110ミリ、これを超すと記録的短時間大雨情報が出されると思うのですが、先ほども地域によって違うということでしたけど、大雨に慣れている例えば屋久島とかとはまたこの数字が違うとは思うのですが。それも県下が同じ1つのくくりがどうなのか。要するに中部の山のほうは、山岳、中山間地はもう少し低くても危険だよとか、と思ったのですが、どうでしょうか。

○渡部圭吾参考人
 静岡県の天気の特徴としては、全国的に見ると、全体的に雨が多い地域ではあります。西部、中部の山間部と伊豆の山地、天城山とかその辺りの雨の量は多いので、今は県単位でくくりがありますけれども、いずれその辺りも、例えば平地と山地の2つだけでもいいと思うんです、取りあえずは。そういった感じで分けることができるようになるとよりいいのかなと思います。

○大石(哲)委員
 先ほど避難所の関係のお話がありました。今回の浸水地域を自分の地域の地図に落としてみると、避難所の周囲が結構浸水してるんです。内水氾濫といって大きな川に小水路がはけない。それによって普段水が出る洪水のマップと違うもので、浸水のマップはまた違うのだなということで、お年寄りが、うちの避難所は何とか小学校だよという覚えだと、今回は違うなと。そのためには危険な川を越してまで、そこに行く必要はないというのが私の考えです。そういうことで、渡部さんは、気象予報士でテレビにも出ていらっしゃるということで、こういう避難情報を見たらほかの市民が渡部さんの動向を見ているというか、彼が動いたら私らも避難しないといかんと、そういうことはないですか。注目されているというか。

○渡部圭吾参考人
 そうですね、やっぱり台風や大雨のときは、とにかく注目度が高いものですから、やはり私の一言一句に何か皆さんは耳をそばだてて聞いているというか、どのくらいのトーンで伝えるかというのは、防災のメッセンジャーではないですけど、本当に一言一言を大事にしなければとは思っています。
 あと一番防災で大事なのは、自分の住んでいる地域の周りにどんな危険があるかを普段から把握しておくということだと思います。どこに住んでいるかによって、本当にケース・バイ・ケースなので、例えば同じ町内でもちょっと坂を上ったところと、ちょっと低くなったところと、雨が降れば当然低いところに全部流れ込みますので、それくらいの狭い範囲のローカルな感じになりますので、本当に周りの危険な場所を常に意識しておくというのが大事だと思いますし、あとは年配の方などはなかなかそういった防災情報をすぐに手に入れるのが難しい方もいらっしゃると思うので、周りの御近所の方とか、娘さんや息子さんとかと声を掛け合って情報を渡してあげる、そういったフォローも必要だと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp