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委員会会議録

質問文書

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令和4年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
質疑・質問者:田内 浩之 議員
質疑・質問日:10/31/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○田内委員
 分割質問方式でよろしくお願いいたします。
 まず1問目です。
 主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書19ページ、(カ)少年の立ち直り支援活動について御質問させていただきたいと思います。
 少年の立ち直り支援活動の対象者として少年との記載がありますけど、どういった皆さんなのか。あと活動の具体的内容について御質問させていただきます。

○酒井少年課長
 立ち直り支援活動の具体的内容は、非行や犯罪被害などの問題を抱えた少年を対象とした、少年警察ボランティアまたは大学生サポーターと協働して農作物の種まきや収穫までを行う農業体験、また折り鶴アート等の作品の制作、大学生サポーターによる学習支援のほか自動車整備などの職場体験や落書き消し等の社会貢献活動などであります。
 令和3年度に各種体験活動に参加した少年は152人であり、延べ369回の活動を行いました。活動には警察職員をはじめ少年警察ボランティア、大学生サポーターのほか少年の保護者、学校関係者など延べ828人が活動に参加し、立ち直り支援活動を行いました。

○田内委員
 再質問させていただきます。
 活動対象者となる少年は、どういった方々なのかもう少し詳しく御説明頂けるとありがたいです。

 また、苦労を抱えている少年の方たちには1回、2回の体験も大事ですけど、親以外の大人がずっと温かく見ているといった継続的な立ち直り支援活動がとても大事だと思うんです。そのような取組が昨年度はあったのか質問させていただきます。

○酒井少年課長
 対象者は、非行を犯した少年で保護者が継続支援を依頼している者であります。
 もう1つは犯罪被害、いわゆる性被害等に遭った少年でやはり保護者が依頼している者です。

 次に、継続支援の関係ですが、8番委員御指摘のとおり継続支援は非常に大切だと思っておりまして、保護者からの依頼があれば継続して活動するように努めております。

○田内委員
 意見をお伝えさせていただきます。
 保護者からの申出があるとのお話があったと思うんですけれども、保護者からの申出がなくても結構積極的にお子さんたちを支援していくことが大事かなと思いますので、1つの検討課題として認識していただけるとありがたいと思います。
 また、継続支援については警察さんだけの力ではやりきれない部分もあると思います。関係機関――例えばいろんなスポーツ少年団などとも連携できると思うんです。私の空手のお師匠様も地元の中学校に頼まれて、すごく昔ですけれども活発な元気がある子供たちに向かってボランティアで空手を教えに行っていたんですけれども、子供たちの目の色がとても変わって比較的勉学にも取り組むようになったとのことでした。子供たちのためなら自分の能力を割いてもいいよという方々はたくさんいらっしゃると思いますので、非常にいい活動だと思います。広げていく形で御検討頂ければと思いますのでよろしくお願いいたします。

 次の質問に移ります。
 説明資料39ページ、高校生の安全な自転車利用に関する学校連携制度について質問させていただきたいと思います。
 すみません、私も勉強不足で初めてこういうものがあると知りましたけれども、まず1点目として制度の概要と先生が閲覧する目的を教えてください。

 2点目です。
 警察からの指導状況、交通安全情報等を提供とありますけれども、どういった内容を提供しているか詳しくお話頂ければと思います。お願いします。

○久田交通企画課長
 高校生の安全な自転車利用に関する学校警察連携制度についてお答えいたします。
 まず、制度概要についてです。
 本制度は、警察と高等学校が連携して自転車を利用する高校生の交通ルール遵守と交通事故防止を図ることを目的に生徒の氏名、交通違反の日時、場所、内容などが記載されております自転車安全指導カードを学校教諭が管轄の警察署において閲覧することができる制度です。平成20年に静岡県警察本部長、静岡県教育長、静岡県の私学協会長の3者で締結されております。
 学校教諭が自転車安全指導を閲覧する目的は、同カードを確認することによって個々の生徒に応じた交通安全の指導を行うためとしております。

 次に、警察から学校教諭に提供される情報についてです。
 ただいま申し上げましたとおり、自転車安全指導カードに記載されております自転車指導の結果に加え、県内の高校生の自転車事故の発生状況や道路交通法の改正の内容などにつきまして交通安全情報を学校の担当教諭の方に提供しております。学校教諭から学校における生徒に対する指導に活用していただいていると承知しております。

○田内委員
 今のお話では、いわゆる切符みたいなものを渡されたお子さんの情報は、警察から高校側に積極的にはお渡ししていないとの認識でよろしいでしょうか。

○久田交通企画課長
 警察から積極的に提供しているかどうかについてお答えいたします。
 あくまでも学校の担当教諭が所轄の警察署を訪ねて閲覧を求めてきた場合に情報を提供しております。ただしあまりにも学校から警察署へ尋ねてこないような場合につきましては、制度の趣旨からしてもぜひ来ていただきたいと警察署側から学校に連絡をすることもございます。

○田内委員
 御答弁ありがとうございました。
 意見として、1回目とかの軽微な違反についてはいいかと思うんですけれども、結構悪質というか本当に重大事故につながるような案件と、ひょっとしたらいるかもしれない何回も繰り返すような学生さんに係る重要な情報に関しましては、どちらかというと積極的に警察さんから高校に情報提供することも必要かなと思いましたので、また1個検討課題として認識していただけるとありがたく思いますので、よろしくお願いいたします。

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静岡県議会事務局議事課

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