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委員会会議録

質問文書

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令和3年12月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:12/14/2021
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 分割質問方式でよろしくお願いいたします。
 まず、今2番委員から質問がございました東静岡駅南口県有地の活用に向けた取組については前回に引き続き質問したいと思っておりまして、答弁が出尽くしたのかなと思いながら聞いていたのであまり質問することはございませんが、私はこの実証実験に足を運び実際に参加させていただきました。その印象として、ここににぎわいを生むには相当の熟慮というか工夫がないと難しいなと。暫定的に今回みたいなカフェやキッチンカーがあって、動物のふれあいコーナーは――私は動物大好きなのでそこですごく時間を使ったんですけれども――そのときは楽しいんですが、これからずっとあの場所に人がいつもいてにぎわう場所にするにはまだまだちょっと難しいなという印象を持ちました。
 アンケートを実際に取られて分析して、その結果を基に構想を練っていく途中だと思うんですけれども、本当にここが民間の活力を生むような場所になって、静岡県のグランシップの横の広場はすごく魅力的だから行ってみようと県内の人も県外の人も訪れる場所にするためには、まだまだ具体的にこうしたらいいというのはないかもしれないんですが、この実証実験をやって今分析している中で、県として将来の姿が少しでも見えた実証実験となったのか、感想というか印象とこれからに向けての取組についてお伺いしたいと思います。

○大石スポーツ政策課長
 今後の展開という御趣旨だと思いますので、その趣旨で答弁させていただきたいと思います。
 今回、土日は人が来るのか、果たして逆に来過ぎるのかも正直分からない中で初めての試みだったので、あくまでもやった印象ですけれども、土日を合わせて6,500人でしたが、想像以上に多くの方が来られたのかなと思っております。
 またそのほかにも、私は4日間のうち3日間は現地におりましたが、グランシップを挟んで芝生広場と反対側に公園もございまして、土日はそこに来られる家族連れの方も非常に多く、南口の駐車場に車を止められて、そこまでベビーカーとかお子さんの手を引きながら歩いていかれる方もいて、帰りには何かやっているんだなと寄られたお客さんも見られました。そういった意味では、土日については何かしらの仕掛けがセットであれば一定程度の人は来るのかなと考えております。
 また、平日につきましては人数が2日間で500人弱なんですけれども、カフェとかキッチンカーを今のまま出していただいたときに事業者さんが採算ベースに乗るかといったら非常に難しいところがあるのかなと認識しております。しかしながらこの時期で短期間でありましたので、事業者さんも廃棄ロス等が出ないように少なめに物を持ってこられた関係で午後の1時2時にはもう物がなくなったので店を閉めますと撤収された後に、例えば今回動物ふれあいイベントで協力していただいた静岡農業高校の学生さんが学校内にもチラシを配付した関係で来られて、店が閉まっていて何もないんだと言って帰られたこともありました。これが長期的な取組で事業者さんがいてくれるようになれば、ある程度翌日に売れるから物も夕方まで残したり、今回冬場で午後4時過ぎにはほぼ暗くなっていたんですが、これがもうちょっと日の長い時期でしたら高校や大学、あるいは専門学校などが東静岡駅の周辺にはありますので、そういった方々に学校帰りに寄っていただくことも考えられると思います。その辺も含めながら今回の分析結果を踏まえて来年以降の取組につなげていきたいと考えております。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
 土日に職員の皆さんが仕事として携われて、農業高校の学生さんも協力してくれて、県大の学生さんも熱海市の応援ブースを設置して活躍していただいたりと本当にたくさんの若い方が活躍してくださっているなという印象がありました。ありがたいなと思ったのと、本当に皆さんの努力が実を結んでほしいなと心から祈りつつありますが、静岡県としての他県にはない特色が生かせる取組をまた実証実験していただくと思うので、今回の結果も踏まえて、またこれから本当に効果の上がる実証実験を繰り返すのかは分かりませんが、とにかくいい成果が出るように期待しておりますのでどうか引き続き御努力を頂きますようよろしくお願いいたします。

 それから、次の質問ですが、文化観光委員会説明資料8ページのスポーツコミッション推進本部の設置についてです。
 こちらも既に皆さんから質問が出ておりましたので重ならないようにと思っているんですけれども、概要のところに都市ボランティアを活用したスポーツボランティアの組織化とあります。
 前回の当委員会でもせっかく活躍していただいたボランティアさんをこれからも静岡県のスポーツ振興に活用してほしいと申し上げたんですけれども、今回こうしてスポーツボランティアの組織化がうたわれておりますが、ちょっと分かりづらくて、このスポーツボランティアさんは説明資料8ページの図のどこに入ってどのように活躍していただこうと思っているのか御説明頂きたいです。
また、市町、団体等との具体的な調整開始とありますけれども、静岡県のスポーツコミッション推進本部を設置し、市町には合宿誘致などの支援をしていくという県の方針は市町にちゃんと伝わっているのかどうかお聞きしたいと思います。

○高倉スポーツ局長
 まずボランティアですけれども、オリパラ大会は一部有観客でできたんですが、活躍の場もなかなかない中で700人余の方々に活動していただきました。これから本県でスポーツを振興していく上で欠かせない方々で、しっかりお付き合いもしていきたいので、今後も本県で行われるスポーツについて協力を頂けないかというアンケートを実施しました。その結果前向きな意向を示してくださる方が500人ちょっといらっしゃいました。ですので目下作業を進めている最中ですけれども、この方々をスポーツコミッションの中で管理していきたいと思っていまして、できれば年度内ぐらいに組織化できないかと準備を進めているところです。説明資料8ページの体制イメージには具体的に書いていないんですけれども、担当スタッフの中で現在もボランティアに従事している職員がおりますので、引き継いでいくイメージで今動いているところです。
 それから、市町、団体等との具体的な調整につきましては、1月に本部を立ち上げることを先に申し上げている状況なんですけれども、具体的な市町との関わりについてはこれからになります。

○盛月委員
 分かりました。答弁ありがとうございます。
 ボランティアさんもこの担当スタッフに入るということで、具体的にどんなことをしていただくのかもしっかりと決めて、またお示し頂きたいと思います。
 来年1月に設置するとのことですが、まだ内容がしっかりと決まっていないという印象を受けました。もう少し具体的に決めなければいけないことはしっかりと決めて、本部は立ち上がったけれども中身はまだまだだという状況にならないように、年内はまだありますので市町や団体との調整についてもしっかりと進めていただいたほうがいいのではないかなと思いますので、よろしくお願いします。

 次に、スポーツ関連でもう少し聞くんですけれども、静岡県スポーツ推進計画を策定するとのことで、こちらも先ほど御説明がありました。
 今年はオリンピック・パラリンピックがあったこともあり、アスリートの方に1人上限100万円の助成をする支援があると思うんですが、それについては来年度以降も引き続きアスリートへの支援として補助していく予定はあるのかどうかお聞きします。

○高松スポーツ振興課長
 オリンピック・パラリンピックの本県関係選手への支援についてですが、現状は一般で120万円、
ジュニア――高校生以下で60万円を限度として様々な強化活動に係る経費を支援してまいりました。
 来年度につきましては、現在まだ調整中ではありますが、これまでと同様の支援ができるように調整を図っている最中でして、まだ決定ではありませんが検討はしております。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
 まだ聞くのが早かったかもしれませんけれども、それを聞いて安心しました。アスリートを育成していくことが選手の裾野を広げていくこと、そして選手の強化に向けての支援は本当に重要だと思いますので、ぜひとも来年度も引き続き支援を実施していただくようお願いしたいと思います。

 先ほどもeスポーツの話がありましたけれども、静岡県はラグビーとかサイクルスポーツにすごく力を入れていることがはっきり分かるんですが、静岡県はサッカー王国で県内には2つのプロサッカーチームがあって私の地元の清水エスパルスもやっとJ1残留が決まり頑張っています。そういったサッカーとか、あとは女子ソフトボールが金メダルを取ってすごく注目されたし、本県の選手も活躍しました。私の地元でも社会人の女子ソフトボールチームがあって非常に力を入れて活躍している企業さんがあります。
そういう地域の中であまり目立たないというか、すごく頑張っているんだけれども県全体ではなかなか光が当たらないところへ幅広いスポーツの支援をしていくことに県はなかなか全部に目が行き届かないと思うんですけれども、そういう頑張っている情報が集まってちゃんと届くような仕組み――見に行かなくてもこんなことがあるよと地域のスポーツに関わる情報が分かる仕組みを取ってもらいたいなと思いますが、そのことについてお聞かせください。

○高松スポーツ振興課長
 地域の情報についてですけれども、年に1回ですが、県と市町のスポーツ所管課で連絡会議をしたり、私も各競技団体とつながりがありますので、その連絡調整の中で情報を集めていく対応を図ってまいりたいと考えております。

○盛月委員
 ありがとうございます。
 その連絡会議には政令市、静岡市も入っていますでしょうか。

○高松スポーツ振興課長
 政令市も入っております。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
 そういった場を生かしてぜひとも地域の情報をしっかりとキャッチしていただいて、静岡県全体のスポーツ振興、幅広いスポーツが普及していく取組につなげていただきたいと思います。

○広岡スポーツ担当部長
 補足説明をさせていただきます。
 9番委員から地域のスポーツチームのPRについてのお話、本当にありがとうございます。大変必要だと思っています。
 私どもは最近、県内で活躍しているスポーツチームを中心にサッカー、ラグビー、バレー、バスケのポスターを作らせていただきました。
 そういった取組の中でも、ソフトボールのチーム――恐らく清水区のあのチームだと思うんですけれども――が一生懸命戦っていることは承知していまして、今既に11チームほど参加していただいています。そういった意見も聞きながらメンバーに加わっていく中で、チーム全体の今後の活動状況や試合状況、予定とかが分かるものをいろいろと担当課で考えていきたいと思っています。そういった意味で私どもとチームの情報が双方向に行き来して、それぞれ種目は違うけれどもチーム同士でトップチームとして情報が共有できるものを今やりつつありますので、引き続き御協力をお願いしたいと思います。

○盛月委員
 広岡スポーツ担当部長、ありがとうございます。
 地元に戻って、そういう取組を県がしているよとしっかりお伝えしていきたいと思います。本当にありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

 最後に1点ですけれども、文化振興基本計画についてお伺いします。
 頂いた資料で、第5期ふじのくに文化振興基本計画(素案)、それから静岡県文化振興基本計画(素案)となっていて、このように分かれているのには意味があるのか。ふじのくにという言葉を使いたいのは分かるんですけれども、どうなのかなという疑問がございました。これは質問ではありませんが、意見です。
 質問ですが、先日私も静岡市民文化会館で開催された障害者の皆さまの芸術祭を鑑賞させていただき、すばらしい絵画で力作がそろっておりまして本当に感銘を受けました。今実施しているふじのくに芸術祭とか静岡県障害者芸術祭を一体的に開催となっているんですが、具体的にどういうことをしていくのかまずお聞きします。

○室伏文化政策課長
 障害者芸術祭作品展にお越しいただきまして、ありがとうございます。
 芸術祭の一元化ですが、ふじのくに芸術祭の企画委員会にアーツカウンシルしずおかのプログラムコーディネーターにも参画していただいて、障害者芸術祭との一体的開催とか、効果的な広報発信等について検討していく予定です。来年度については東・中・西の同時期、同会場で障害者芸術祭を開催していきたいと。もう1つは今、学生アートフェスティバルもやっているんですけれども、それをリニューアルして障害のある人と学生さんとの交流事業として実施して、相互理解の促進を図る取組を検討しております。

○盛月委員
 分かりました。一体的というのは同時にやるという意味なんですね。こっちの部屋では今までやっていたふじのくに芸術祭の内容が展示されている、こっちの部屋は障害のある方の芸術祭というだけでは一体的の意味がないというか、やはり相互交流と今おっしゃったので、本当にそういうことが図られるように会場も1つにするとか方法はいろいろあると思います。障害のある人もない人も区別なく、心のバリアフリーとか垣根をなくすことに文化芸術は非常に寄与するものだなと思っているので、そういうことがかなう芸術祭として開催する方向で取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

○江間委員長
 ここでしばらく休憩します。
 再開は16時とします。

( 休 憩 )

○江間委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 当局から発言を求められていますので、これを許可します。

○室伏文化政策課長
 発言の訂正をお願いいたします。
 まず、5番委員から御質問のあった令和2年度の文化財団の人件費1億7100万円の人工は何人かですが、33人でございます。
 次に、7番委員から御質問のありました県からのOBについてですが、先ほど専務理事1名と答えたんですけれども、専務理事のほかに事務局長兼文化事業課長もおりますので2名でございます。
 次に、理事長及び副理事長の報酬につきましては、指定管理料ではなく財団の費用から支払っています。

○江間委員長
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

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