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委員会会議録

委員会補足文書

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令和4年11月自然災害対策特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了、開催日程及び調査方法の協議 【 討議 】 発言日: 11/16/2022 会派名:


○鳥澤副委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 それでは、ここからは、今後の委員会の提言報告書の作成に向けて、委員間討議を行います。
 まず、資料3、委員間討議資料を御覧ください。第3回委員会で説明のあった県の施策と委員からの意見、そして、第5回委員会での参考人の意見と委員からの意見の内容を抜粋して、調査の観点ごとに整理したものです。これを参考に提言をまとめていきますが、イメージが湧きやすいように、前回までの参考人からの意見聴取や、委員間討議で委員の皆さんから出していただいた御意見などを加味し、正副委員長で協議の上、骨子案を作成しました。同じくお手元の資料4、提言項目の骨子案を御覧ください。この提言をまとめていくにあたり、この骨子案をもとに、本日の参考人の御意見も踏まえ、委員の皆さんから御意見を出していただければと思います。
 この御意見をまとめるには、提言に取り上げるべき事項、あるいは提言のまとめ方についての御意見でも結構ですので、御発言をお願いします。
それでは、御発言をお願いします。

○小沼委員
 調査の観点4について。今日も説明の後の意見として皆様からも出ておりましたけれども、一刻も早い災害情報の収集ができるシステムを構築するようにというところを、このICTを活用して、情報の収集を一刻も早く収集できるシステムを構築していくというのがここにあればありがたいと思います。

○鳥澤副委員長
 今5番委員から御提案がありました情報のいち早い収集システム構築を入れたらどうかと御意見がありました。

○勝俣委員
 5番委員の意見に付け加えて、情報の正確性と、この信頼できるデータということでですね。お願いしたいと思います。

○鳥澤副委員長
 今、5番委員と10番委員からの御提案をいただいたものを加味したらどうかと、今御発言がありました。
 ほかに、削除あるいは追加等の御意見はありますか。

○勝俣委員
 今日午前中に災害ボランティアの関係のお話をいただいたわけですけれども、この骨子案の中で、ボランティア支援についての受入れ体制とか、そういうところの文言が少し欠落していたと思いますので、これは今日のお話を受けて追加させていただければと思います。

○鳥澤副委員長
 10番委員からすると、どの項目にどのように当てはめるかというのは何かありますか。

○勝俣委員
 私が思うには、地域防災力の向上施策の中かなと思っています。

○鳥澤副委員長
 10番委員からは調査の観点2に地域の防災力を向上させる施策についてということで、本日の内容についての、ボランティア活動のことをつけ加えたらとの提案がございました。検討させていただきます。
 ほかに追加、削除の御意見、あるいはまとめ方についての御意見はありますでしょうか。

○田委員
 途中から委員会に参加したものですから、前の成り行きがよく分からずに参加しております。観点3のところの人材育成ですが、我が県にある地震防災センターですね、いろいろ改修もしていただいて、勉強すべきところもたくさんありますので、意見聴取としてはそういうことがなかったのかもしれませんが、見学とかあるいはHUG、避難所運営ゲームの実施とか、県民が実際に自分が防災人材になるということではなくても、地震等災害について学ぶことが全般に必要ではないかと思います。また、月1回、今、連続でやっていただいている防災学講座は、私も何度も参加しておりますが、本当にすばらしい講座で、今Zoomで参加できます。非常に狭い敷地の中、車で行く必要もないですし、そういう意味でこの関わる人材の育成と書いてありますけれども、全員が多分何らかの形で関わらざるを得ないのが災害だと思いますので、そういう地震防災センターの活用も入れていただければ具体的になるのかなと思っております。

○鳥澤副委員長
 今、6番委員から調査観点の3、人材育成について、より講座等幅広く人材育成について明記化していったらどうかと御提案をいただきました。

○林委員
 観点1の2つ目の緊急輸送路の整備について、災害により長期通行不能となる可能性の高い区間を調査していくということですけれども、相当昔から言われているけれども、必要な箇所というよりも、一番は由比地区から興津までは、国道1号線バイパスと東名が走っていますが、これが高潮などで全部、その区間でストップしてしまいます。そういう意味では、あそこは避難というよりも陸送の中心です。台風15号のときも水に浸かって走れないので、旧1号線の渋滞がものすごいことになりました。それは、どちらかというと、裏側のにある薩埵峠に、今、新しく道路ができているけれども、狭くてハイキングしかできない。この区間について、市も県もかなり長い間、計画が具体的なものになってないのですよ。この区間が、静岡市の問題ではなくて、静岡県の輸送路、そこが大動脈なのでね。ましてや東名も走れないですよ、ちょうど海のところへ東名をつくったもので。バイパスもそうだし。そういうことなので、避難の部分とか、食料をもらっても走るところがない。ヘリコプターを使うことになれば、これはこれでいいけれども、やはりそうはいかないよね。だから、書き方は別としても、もっと具体的にね、そういう議論したルートがあるのだから。国交省も入っているわけだよね。だから、国と県と市とで、早く計画どおりに、薩埵峠の裏側のところにしたらどうかということについて、既に20年ぐらい待っているのでね。

○鳥澤副委員長
 9番委員からお話がありました、自然災害に強い地域づくりの中の緊急輸送路の整備のところで、この中の必要な箇所については、より具体的な表記をということで。

○林委員
 薩埵峠って細かい表記は別だけれども、とにかく、計画された、議論されたものがあるので。しかも静岡県にとっては大動脈なものだから、抽象的な言葉でもいいけれど、ただ調査すると書いただけなもので。しっかり県にも把握してもらって、ここなら現実的に、工事は、ただ山を越えるだけではないから。トンネルということもあるけれども、JRのトンネルも通っているのでね。技術的にもあるかもしれないけれども、いずれにしてもそこを何とかしなければ、台風もそうだけれども、すぐに止まってしまう。産業にも、経済的にも影響が非常に出るところなので。

○鳥澤副委員長
 緊急輸送路の整備、このことで今9番委員からは過去の経過、あるいはまた検討、重要性に鑑みた中で、より何かそういう観点を盛り込んで具体的に表記したほうがいいというお話がありました。

○林委員
 提言の中に緊急輸送路の部分ということを少し入れてもらい、言葉はちょっと考えてもらって。

○鳥澤副委員長
 御提案ありがとうございました。
 ほかに委員の皆様からありますでしょうか。

○江間委員
 2点ありますが、1点は、調査項目1のインフラ点検の中で、河川海岸砂防道路等の中に、橋が今回の雨で落ちたり、いろいろなところで台風が来て、沼津市でも落ちたことがありまして、橋梁という言葉を入れていただいたらどうかと思いました。それから土砂災害の危険箇所の点検がこの文言の中に入っているのかどうか。砂防だと少し違う感じがするのですが、公共土木施設ではないかもしれませんが、その辺の文言を入れていただきたいな。かなり危険度が高い。今回の台風15号の雨で磐田市の山間部がかなりやられましたので。
 それからもう1点は、その下に書いてあります災害の防止に加え、情報通信ネットワークの、この無電柱化の件です。ここは下の緊急輸送路の整備のほうに記載したほうが何かしっくりくる感じがしました。無電柱化はいろいろなところでやると思います。磐田市でも、県の緊急輸送路を無電柱化する事業が始まろうとしていますけれども、そういう箇所が多分ほかの市町にもたくさんあると思いますので、防災の観点ではそうしたほうがいいと思いました。

○鳥澤副委員長
 3番委員から調査項目観点1、自然災害に強い地域づくりということで、この中に今、インフラの中でも大きな被害を受けている橋梁と、あと土砂災害の文言を入れていったらどうかという御提案でした。
 また、災害防止に加え、のこの2行については、この無電柱化は緊急輸送路の整備でくくったらどうかという御提案、それでよろしいですか。

○江間委員
 はい。

○勝俣委員
 3番委員の土砂災害という言葉は、砂防が出ているので、治山なのかと思ういますけれども、治山でどうでしょうか。治山砂防ですよね。

○江間委員
 治山砂防でもいいと思います。

○勝俣委員
 無電柱化の案は、私はそのとおりだと思います。今優先してやっているのは緊急輸送路ですしね。

○鳥澤副委員長
 無電柱化も10番委員も緊急輸送路の整備の中に組み込むのがいいのではないかというお話と、あと土砂災害、これを砂防の中のくくりとして。

○勝俣委員
 砂防が出ているので、治山はまた別ですしね。

○鳥澤副委員長
 そうですね。その中のことで一緒にこれをつけたらどうだということですね。

○小沼委員
 先ほど10番委員からありましたボランティアですけれども、今日、三者連携という言葉が出てきましたので、そういう文言を使っていただければありがたいと思います。

○鳥澤副委員長
 ボランティアの三者連携ですね。分かりました。

○小沼委員
 資料4の3ページですが、消防団員の確保とありますけれども、たくさん入ってもらうためにということで、大学生や専門学生の授業料の減免もありますけれども、消防の車両が、普通免許証では運転できないものもあったりしますので、免許取得の補助ですとか、そういった文言を入れていただければと思います。タンク車が運転できなかったり、そういうところがありますので文言はお任せいたしますけれど。

○鳥澤副委員長
 御存じのように、県の防災の交付金、消防協会に対する支援の中で、消防団員の準中型自動車免許の取得に対する助成はされているということですが、免許の取得補助を提言の中に入れ込んでいくということでしょうか。消防団員の確保ということで、ここに入れ込むということでしょうか。はい、分かりました。

○沢田委員
 調査の観点の3の1つ目のポツですけれども、地域の防災人材の育成について、小中学校では防災訓練が実施されているが、必ずしも地域特有の防災課題に応じた内容になっていないということですけど、結構地域に応じた内容に努力されているなと思うので、ここは防災訓練ではなくて、防災教育のほうがいいと感じました。というのは、地域に合わせた防災教育や防災訓練をとその後続いています。県で行っているジュニア防災士は、当初は中学2年生を対象に、東部、中部、西部に教員籍を持った方が行って、その方たちが指導をしている実態があります。聞いてみると、ジュニア防災士も全部同じ内容だということ、それから1コマと3コマに分かれていて、1コマは意識啓発で、3コマは知識・行動ですけど、大体1コマを選んでいる学校が多いので、それだと少しジュニア防災士の認定資格という内容がいかがなものかなと若干思うところもあります。少しでも地域の内容に見合った内容にしてみたらどうみたいなことを提案はさせてもらいましたが。自治組織と学校の中に、行政もここを入れてもいいかなという感じがしました。

○鳥澤副委員長
 7番委員からのお話、調査の観点3の防災人材の育成についての中で、訓練ということより防災教育という一つのくくりと、あと、制度上のこともより具体的に入れ込んだほうがいいという御提案でした。

○宮沢委員
 2点ありますけど、まず1点目、自然災害に強い地域づくりというところに入るかどうか分からないですけど、事前防災というか、今、盛り土の問題が非常に問題になって、豪雨災害とかでいろいろ危険ということが改めて認識されつつあるので、県も条例に基づいていろんな取組をしていますけど、災害が起きてから騒いでも後の祭りになってしまうので、事前防災という中で、盛り土の問題とか、木の伐採とか、いろいろなことって事前にやっとかないと、災害が起きやすい状況に事前に対策をしていくことも入れられないかなということが1点。
 観点2で、これは防災に限ったことではないですけれども、今一番課題となるのは、地域のコミュニティが機能しなくなってきてしまっていることだと思うのですね。そういう意味で、自治会をとはこの委員会では言えないと思うのですが、自主防災会が非常に形骸化しているというか、先ほど9番委員からも実際と想定していたものとは全然違って機能しなかったというお話がありました。これも古い話で、いつも組織率だけ注目されて、つくる、つくる、ということでずっとやってきましたが、その辺の自主防災会をどうするかについて、やはりしっかりと指摘しておいたほうがいいような気もします。

○鳥澤副委員長
 2番委員からは、災害が発災するとか、またいろいろ起きる前に未然防止の重要性にもっと着目した言葉を盛り込んだらどうかということ、あとコミュニティで防災組織の様々、今既存の弊害が起きているという懸念もあるということで、それも含めてコミュニティの構築ということでよろしいですか。

○宮沢委員
 自主防災会でいいと思います。

○鳥澤副委員長
 自主防災会。既存の組織の形骸化とか。

○宮沢委員
 体制強化とか支援とかどういう言葉にしてもいいです。

○鳥澤副委員長
 分かりました。
 ほかにはいかがでしょうか。

○大石(哲)委員
 観点1の三つ目、市町との連携強化の真ん中の行のコミュニケーションという言葉が、すごい気になります。県知事の携帯電話番号が、というのが思い浮かぶので、ここにコミュニケーションはなくてもいい。県と市町なので。1行目に県と市町が平時から緊密に連携して、活動することが不可欠である、とあるので。

○鳥澤副委員長
 8番委員から市との連携強化のところで、当然、県と市が緊密に連携して活動することが不可欠であるため、このコミュニケーションという、あえてこの言葉は差し込まなくてもいいというお話ですね。

○大石(哲)委員
 県と市町だからね、連携を緊密にでいいと思います。

○鳥澤副委員長
 分かりました。

○大石(哲)委員
 自主防災会がいいかのか。うちのほうは自主防災隊と呼んでいます。

○勝俣委員
 自主防災組織でいいのではないですか。

○鳥澤副委員長
 そういう形でいいですよね。地域によっては、それぞれの呼び名とか、呼称が違うかもしれませんが。
ほかにはよろしいでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
 様々委員の皆様からそれぞれ貴重な、大変前向きな、建設的な御意見をいただきまして当然、今の中では追加、削除等御意見が出てまいりましたので、再度、皆様からいただいたことを1回文書にして、また今日お聞きした意見の中で、また追加とかまた御意見があれば、それを入れて、そのこともありますので、また皆様に1回原案をもう一度御提示をさせていただきます。また御意見等があれば、正副委員長のほうに申出いただければと思いますので、取りまとめはそういうふうにさせていただきたいと思います。
 本委員会の提言内容につきましては、本日の議論を踏まえまして、先ほど申し上げましたように正副委員長において取りまとめ、次回の1月26日木曜日の第7回委員会においてお示しし、報告書の作成に向けた最終的な委員間討議を行いたいと考えますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 異議もありませんので、これをもって委員間討議を終了いたします。
 私からは以上でありますが、委員の皆さんから何かございますか。
(「なし」と言う者あり)

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