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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
質疑・質問者:藪田 宏行 議員
質疑・質問日:11/05/2020
会派名:自民改革会議


○藪田委員
 一問一答方式で1問お願いします。
 今も山本出納局次長兼会計課長からお話があったわけですが、昨日の3番委員からの質問に関係する質問であります。
 歳計現金、基金の運用については、確実かつ効率的な運用が求められると昨日も話がありました。令和元年度の運用実績は平成30年度と比べると少し下がっているようですが、主な原因は何になりますか。
 それと、もう1点は昨日もあったわけですが、運用実績を確保するに当たり令和元年度にどんな工夫をしているか。職員の皆さんも本当に知恵を絞って頑張っておられると思いますが、どんな内容で行ったのか。その2点についてお伺いします。

○山本出納局次長兼会計課長
 資金の運用についてお答えいたします。
 まず最初に、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書221ページの下段の表にある令和元年度の運用実績と平成30年度との比較についてでございます。
 歳計現金の預託につきましては、平成30年度は197万4000円で105万9000円の減となっています。
次に、基金の預託につきましては、平成30年度は2278万2000円で1681万7000円の減となっております。
 続きまして基金の債券につきましては、平成30年度が23億5146万8000円で5億5824万8000円の減となっております。
 これによりまして、運用益の合計は平成30年度が23億7622万4000円となりますので、合計で5億7612万4000円の減、割合にして24%の減となっているところでございます。
 昨年度に比べて運用益が減少した主な原因につきましては、国で平成28年2月からマイナス金利政策が取られたことに伴い各金融機関の資金需要が低くなっております。したがって入札を行ってもなかなか高い利回りで応札していただく機会が少なくなっており、それによって預託などの運用益が減少したところでございます。
 運用益の確保についての令和元年度の主な取組は、2つございます。
 1点目が超長期債の購入です。それまでは10年未満の債券を購入していましたが、それ以上の11年から19年の期間の超長期債を購入しました。
具体的には、10年物では平均利回りが0.05%でしたが11年から19年につきましては0.20%になり、若干ではありますけれども利回りが高くなり運用益を確保したことがまず1点でございます。
 もう1点につきましては、預託の引き合い先を開拓いたしました。従前からいろいろな銀行に声をかけながら応札していただいていますが、特に令和元年度につきましてはインターネット銀行、具体的にはオリックス銀行と大和ネクスト銀行に入札に参加していただくことになりました。
 この結果、令和元年度の平均利回りは基金の預託で0.002%でしたが、昨年度末オリックス銀行に0.035%で落札していただきまして、それ以降今年度になりますけれども平均が0.036%となり、以前に比べて高い利回りで運用できております。このような努力をしているところでございます。

○藪田委員
 昨日3番委員からもこういうことをやったらどうだとお話もあったわけですが、まず確実に運用することが一番大事であります。こういう金利情勢の中で利回りを稼ぐのは本当に大変だと思いますが、いろんな情報を収集していただいて少しでもいい方法で、しかも確実な方法でこれからも努力していただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp