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委員会会議録

委員会補足文書

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令和元年6月定例会産業委員会
所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 07/02/2019 会派名:


○松下企業局長
 企業局長の松下です。よろしくお願いいたします。
 今議会へ提出いたしました企業局関係の案件は、報告第24号から報告第25号までの予算繰越計算書の報告についての2件であります。
 工業用水道事業及び水道事業の各事業会計における平成30年度予算の建設改良費の繰越額を、地方公営企業法の規定により報告するものであります。
 予算繰越計算書の報告の詳細につきましては、後ほど大場企業局次長から説明いたしますので、私からは所管事業の実施状況等について説明申し上げます。
 お手元の産業委員会提出資料の1ページ目をお開きください。
 1平成30年度企業局決算見込みについてであります。
 1工業用水道事業会計であります。
 工業用水道事業の平成30年度の収益は45億9100万円、費用は42億6300万円で、平成30年度の損益は3億2800万円の黒字、前年度に比べ3300万円の増となりました。
 次に、2水道事業会計でありますが、収益は64億8900万円、費用は53億5900万円で、平成30年度の損益は11億3000万円の黒字、前年度に比べ1億700万円の減となりました。
 次に、3の地域振興整備事業会計でありますが、収益は37億700万円、費用は31億5900万円で、平成30年度の損益は5億4800万円の黒字となりました。
 以上が、平成30年度決算見込みの概要であります。
 内容につきましては、地方公営企業法第30条の規定に基づき、過日知事に報告したところであります。今後監査委員の審査を経て県議会9月定例会の認定に付すことになっております。
 2ページ目をお開きください。
 2工業用水道及び水道事業の現状についてであります。
 まず、1工業用水道事業でありますが、柿田川工業用水道を初めとする7つの工業用水道事業を経営しております。
 1の(1)表の1段目の合計欄にありますとおり、現有給水能力は7事業合計で日量146万6000立方メートル余、契約水量はその下の段に記載のとおり72万6000立法メートル余となっております。また給水先事業所数は347社であります。
 平成30年度の実使用水量は、(2)の表の2段目の合計欄にありますとおり、年間合計1億8400万立方メートル余で前年同期比96.2%となっております。なお上段の契約水量に対する使用率は69.5%であります。
 次に、2の水道事業でありますが、駿豆水道を初め3つの水道用水供給事業を経営しております。現有給水能力及び基本水量は2の(1)表の合計欄にありますとおり、3事業合計で日量41万9000立方メートル余であります。
 平成30年度の実使用水量は、(2)の表の2段目の合計欄にありますとおり、年間合計7780万立方メートル余で前年同期比98.6%となっております。なお上段の基本水量に対する使用率は50.9%であります。
 3ページ目をごらんください。
 水道施設の耐震対策についてであります。
 企業局では、施設の破損等による二次災害防止と被災時における早期の給水機能の確保を基本方針として、第3期耐震計画等に基づき地震対策に取り組んでおります。
 平成30年度末の耐震化率は、浄水場などの施設は75.4%、管路につきましては47.4%であります。
 浄水場などの施設の耐震対策については、平成26年度から10年間の第3期耐震計画の期間内に46施設の耐震化を計画し、平成30年度末までに28施設の対策を実施いたしました。残る18施設は令和5年度末までに耐震化し、耐震化率80.5%の達成を目標としております。
 管路につきましては、第3期耐震計画及び第5期長期修繕・改良計画に基づき、平成30年度末までに延べ352キロメートルの対策を実施し、令和9年度末までに52.2%の達成を目標としております。なお被災した場合には、第4次地震被害想定に対応した備蓄資材を利用し、早期復旧を図ることとしております。
 今後の方針といたしましては、浄水場等の施設については引き続き第3期耐震計画に基づき計画的に対策を進めてまいります。また管路についても水道施設更新マスタープランにおいて、耐震性、重要度、老朽度などを勘案して管路整備の優先順位を定めたことから、これに従い計画的に耐震化を進めてまいります。
 4ページをお開きください。
 4地域振興整備事業の取り組みについてであります。
 1藤枝高田工業団地につきましては、本年2月に藤枝市と土地売買契約を締結し、3月には木内・角丸特定建設工事共同事業体と造成工事請負契約を締結いたしました。また去る5月24日には藤枝市長、そして相坂産業委員会委員長を初めとする地元選出県議会議員の皆様の御出席のもと安全祈願祭を開催し、本格的に工事着手いたしました。今後は安全に十分配慮しながら早期完成に向けて事業を進めてまいります。
 5ページをごらんください。
 2富士大淵工業団地につきましては、昨年度から富士市と事業化に向けた事前協議を進めてまいりましたが、このたび協議が整い去る5月21日に工業団地造成に係る基本協定を締結し、事業着手いたしました。現在用地買収を進めるとともに測量、実施設計の委託業務に係る入札手続を進めております。
 6ページをお開きください。
 5工業用地等開発可能性調査費補助金についてであります。
 企業局は市町の開発構想を的確に把握し、迅速な用地供給を図るため市町が実施する工業用地等開発可能性調査に対して助成しております。昨年度の下期において基本調査補助金の要望調査を前倒しで実施するとともに、希望した市町には直接伺って説明及び聞き取り調査を実施することで、幅広く開発候補地の掘り起こしを行ったところであります。
 この結果基本調査につきましては、2市2町から8地区の要望があり、関係市町へのヒアリング調査や現地調査等を行い、今年度当初補助対象と認められる1市1町3地区に対し交付決定を行いました。また詳細調査につきましては、昨年度市の土地開発公社を活用して基本調査を実施した袋井市から新規工業用地造成事業計画案が提出され、事業化に向けた事業協議を開始いたしました。
 今年度、市は企業局補助金を活用して詳細調査を実施し、計画案の検討、課題整理を行うこととしておりますが、企業局は調査内容について技術支援を行い、市と一体となって早期の事業化を検討してまいります。
 7ページをごらんください。
 6富士山麓フロンティアパーク小山の分譲状況についてであります。
 小山町湯船地区において、レディーメード方式により整備した富士山麓フロンティアパーク小山の分譲状況ですが、現在4区画を分譲し進出企業への土地の引き渡しが完了しております。
 さらに、現時点において会社名など詳細は公表できませんが1区画について分譲を決定し今後速やかに土地売買契約、土地の引き渡しを行う予定としております。なお他の区画につきましても複数の企業から引き合いをいただいており、分譲申し込みを具体的に検討している企業もございます。 また、引き合い企業との商談におきましては、企業の希望面積に応じて区画を分割するなど、企業ニーズを酌み取りながら成約につながるよう努めております。
 引き続き今年度中の完売を目指して経済産業部や東京、大阪事務所などと連携し、積極的に企業誘致活動を推進いたします。今後も市町や企業のニーズに応じた用地を柔軟かつ迅速に供給してまいります。
 報告事項は以上でありますが、参考資料といたしまして令和元年度企業局概要及び企業局情報通信Kリリースをお配りしております。
 企業局情報通信につきましては、企業局の取り組みをPRするため毎月1回発行し、工業用水のユーザーである企業に配付しているものです。参考にごらんください。
 私からの説明は以上です。
 御審査のほど、よろしくお願いいたします。

○大場企業局次長
 今議会に提出いたしました予算繰越計算書の報告2件につきまして御説明申し上げます。
 最初に、議案に基づき概要を御説明し、その後議案説明書に基づき詳細を御説明申し上げます。
 議案の125ページをお開きください。
 報告第24号「平成30年度静岡県工業用水道事業会計予算繰越計算書」であります。
 126ページをお開きください。
 柿田川工業用水道を初め、7つの工業用水道事業で計5億5400万円を繰り越ししたものであります。
 129ページをお開きください。
 報告第25号「平成30年度静岡県水道事業会計予算繰越計算書」であります。
 130ページをお開きください。
 駿豆、榛南及び遠州の3つの水道事業で、計5億7100万円を繰り越ししたものであります。
 次に、議案説明書に基づいて各事業の詳細を御説明申し上げます。
 議案説明書の70ページをお開きください。
 平成30年度静岡県工業用水道事業会計予算繰越計算書について御説明申し上げます。
 まず、上段の柿田川工業用水道建設改良費につきましては工事請負費4400万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの理由といたしましては、矢崎線配水管路布設替工事において、補償契約締結に当たり道路管理者との移設協議に日時を要したものであります。
 次に、下段の富士川工業用水道建設改良費につきましては、工事請負費など3450万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの主な理由といたしましては、小潤井川水管橋電食防止対策工事(藤沢線)において河川区域内の工事に関する諸条件について河川管理者との協議に日時を要し、年度内の完成が見込めなくなったものであります。
 71ページをごらんください。
 上段の東駿河湾工業用水道建設改良費につきましては、工事請負費など1億2540万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの主な理由といたしましては、蒲原取水場取水ゲート扉体改築工事において、取水先の放水路管理者との事前協議に日時を要したものであります。
 次に、中段の静清工業用水道建設改良費につきましては、工事請負費など2億6090万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの主な理由といたしましては、三保二線配水管路布設替工事において設計・積算の見直しに日時を要したものであります。
 次に、下段の中遠工業用水道建設改良費につきましては、工事請負費など6380万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの主な理由といたしましては、寺谷浄水場沈殿池耐震補強工事に伴う設計業務委託において設計積算の見直しに日時を要し、年度内の完成が見込めなくなったものであります。
 72ページをお開きください。
 上段の西遠工業用水道建設改良費につきましては、工事請負費など2140万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの理由といたしましては、丸塚支線制水弁設置工事において占用物件者及び周辺工場との調整に日時を要し、年度内の完成が見込めなくなったものであります。
 下段の湖西工業用水道建設改良費につきましては、工事請負費400万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの理由といたしましては、梅田浄水場非常用発電機械設備設置工事において、積算の見直しに日時を要したものであります。なお繰越事業の財源及び節の内訳の詳細につきましては、摘要欄に記載のとおりであります。
 73ページをごらんください。
 平成30年度静岡県水道事業会計予算繰越計算書について御説明申し上げます。
 まず、上段の駿豆水道建設改良費につきましては、委託料800万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの理由といたしましては、八幡取水場調節門設計・協議資料作成業務委託において、河川管理者との協議に日時を要し年度内の完成が見込めなくなったものであります。
 次に、下段の榛南水道建設改良費につきましては、委託料など2500万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの主な理由といたしましては、送水管布設工事(須々木)測量設計業務委託において、道路を横断する水路との隔離、構造について関係機関との協議に日時を要したものであります。
 74ページをお開きください。
 遠州水道建設改良費につきましては、工事請負費など5億3800万円を繰り越ししたものであります。
 繰り越しの主な理由といたしましては、都田浄水場薬品注入設備更新工事において、断水を伴う新旧機器の切り替え作業及び試運転の日程調整に日時を要したものであります。なお繰越事業の財源及び節の内訳の詳細につきましては、摘要欄に記載のとおりであります。
 以上、2件の繰り越しにつきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものであります。
 以上が、企業局の予算繰越計算書の報告の概要であります。
 よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

○相坂委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより、所管事務調査に入ります。
 質問等がありましたら発言願います。

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