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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年4月臨時会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:蓮池 章平 議員
質疑・質問日:04/28/2020
会派名:公明党静岡県議団


○蓮池委員
 健康福祉部の皆さんには土日もなく本当にコロナ対策で頑張っていただいている。心から感謝を申し上げると同時に倒れないでいただきたい。そのことをまず御要望しておきたい。
 一問一答方式でお願いします。
 まず、PCR検査の体制について予算が計上されており、地域外来・検査センターが厚生委員会資料別冊に出てくるのですが、保健所に設置するイメージなのでしょうか。県内のどこに何か所くらい、説明資料には言葉しか出ていなかったのでこのことについて教えていただけますか。

○後藤疾病対策課長
 保健所に設置する場合もあるかもしれませんけれども、現在検体を採っていただく先生方は医師会の先生方を想定しています。市や町におきまして、特に市におきましては市立の急病救急センターがあります。この急病救急センターの一角にテントやプレハブを建てていただき、そこで臨時の形態で地域外来・検査センターを運用していただくことを考えております。

○蓮池委員
 これは常設でずっとそこに置くのか、あるいはテントなど仮設のもので必要な時に来てもらうのか。場所については何か所くらいを予定しているのか。

○後藤疾病対策課長
 各郡市医師会様との調整になると思いますけれども、各保健医療圏に1か所から始めていただきたいと考えています。常設かどうかにつきましては、地域の協議で平日だけ行うとか曜日を区切って月水金だけ行うとかは、地域の態勢に合わせて協議していただくことになるかと思います。

○蓮池委員
 分かりました。是非これがきちんと機能するようにお願いしたいと思います。
 先ほど調整の話が出てきたんですが、例えば湖西市を所管する県西部保健所は磐田市にありますよね。間に政令市の浜松市があるんだけれども、地域外来・検査センターを磐田市につくると磐田市は湖西市の人たちには遠いので浜松市で検査してもらうような調整が今回の予算の中に入っているのかどうかを確認します。

○後藤疾病対策課長
 それは湖西市の地域医師会でありますとか湖西市立病院でPCR検査をする外来を設置するのかに関しまして県西部保健所と連携しながらやっていくことが1つになります。それが難しい状況でしたら浜松市との連携になって浜松市に設置されるPCR検査センターに行っていただくことを浜松市と県西部保健所と連携して決めていくようになります。

○蓮池委員
 次に、衛生用品の資材の確保について消毒用エタノール、マスク等についても医療機関、介護施設、障害者施設、こういった所にそれなりの物を確保するとのことですが、今までも既に配布をしている状況の中で今回の予算措置でどのくらいの期間を見通して物量的に確保するのか。この点はいかがでしょうか。

○青山健康福祉政策課長(社会健康医学推進担当)
 今回の補正予算におきましては、4月に各施設に対しまして1か月の使用量の調査を行っているところです。その調査結果に基づきマスク、エタノール等につきましては財政当局との調整で当面2か月間との形で予算計上する方向となり、2か月分の必要量について今回計上させていただきました。想定上の調査はしておりますけれども、2か月間ですので、今後、5月、6月の需給状況はまだ見えてきていないところです。
 国では4月にマスクについて7億枚とのことですけれども、市中にはほとんど出回っておりませんし、購入はかなり厳しい状況であるのが現状です。5月、6月にどれだけ私どもも実際に確保できるかがかなり不透明な部分が多いところです。6月補正におきまして不足分が生じるようであれば予算を計上したいと考えておりますし、これから民間事業者におきましてはマスクの生産に新たに取り組むことも幾つか聞いております。そのような取組をしていただく県内の事業者の皆様の情報なども今後収集して、マスクに限らず積極的に医療資機材の確保に努め、何としても不足して困ってしまう事態は早く解消していきたいと考えております。

○蓮池委員
 続きまして、説明資料別冊の13ページ、若者こころのSOSサポート事業費のLINE相談です。
 この事業は400万円、6月から8月で拡充と書いてあるのですが、今の予定だと5月6日までが1つの期限、その後まだ不透明な部分もあるのですがゴールデンウイーク明けにはこの事業を実施できないのでしょうか。6月から8月と書いてあるのはスケジュール的にどういう意味で書いてあるのか御説明いただけますか。

○福原精神保健福祉室長
 現在、4月から土日祝日はLINE相談をやっております。ゴールデンウイーク明けの5月18日から10日間、長期休暇明けのLINE相談の予定が入っておりますので、その間残りの平日を埋める形で実施することを今考えております。

○蓮池委員
 次に、説明資料別冊の14ページ、社会福祉サービス確保支援事業費助成について、通所系介護サービス事業所が想定事業所数137、通所系障害福祉サービス事業所が想定事業所数75と書いてありますが、全数のうちこの事業所の数が上がってきたのは事前に何か調査をしてこの数を対象にしようとしたのか、あるいはこの数が全数なのか教えていただけますか。

○浦田介護保険課長
 通所系介護サービス事業所につきましては、全体で1,377事業所でそのうちの10%ほどがこういった事業を使うのではないかとの想定の下に今回計上させていただいたものです。

○増田障害者支援局長
 通所系障害福祉サービス事業所につきましても、おおむね10%程度が必要ではないかといったことで75事業所としております。

○蓮池委員
 これで足りなければ6月補正でやる方向で考えているのでしょうか。

○浦田介護保険課長
 状況を見ながら対応する必要があればまた検討していきたいと思っております。

○増田障害者支援局長
 通所系障害福祉サービス事業所も同じであります。

○蓮池委員
 最後に、説明資料別冊17ページの生活福祉資金貸付推進事業費助成、これは今回新たに6億6900万円増額補正をかけましたが、私が聞いている範囲だと申込みから給付までかなり時間がかかっていると伺っています。予算だけは増やしたけれども、できるだけスピード感を持った体制は取れていますか。5月1日からは労金でも受付業務が始まるとのことなのですが、その辺との兼ね合いも含めて少し御説明いただけますか。

○鈴木地域福祉課長
 労働金庫への申請と新聞記事等に掲載されていますけれども、緊急小口資金につきましては4月20日付で生活福祉資金貸付制度の要綱の一部改正が行われ、緊急小口資金の貸付業務の一部を今後労働金庫に委託できることとなっております。本通知を受けまして県内においては静岡県社会福祉協議会が労働金庫への委託を進めております。これによりまして窓口等で緊急小口資金の貸付けに関する資料等を配付し、郵送を原則として進めていくということです。現在の市町の社会福祉協議会窓口で行っている受付、相談の業務が軽減され、また利用される方にも早く貸与ができると考えております。

○蓮池委員
 この中には、社会福祉協議会の人的なところを少し増やしてスピード感を増すことは基本的には考えられていないのですね。

○鈴木地域福祉課長
 こちらの資金につきまして、窓口の業務についても助成することになっておりますので、臨時職員を増員するとか窓口業務の事務を強化するものについても助成させていただいております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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