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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年12月定例会産業委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/15/2022 会派名:


○小野田企業局長
 今回提出しております企業局関係の案件は第138号議案「令和4年度静岡県工業用水道事業会計補正予算」、第139号議案「令和4年度静岡県水道事業会計補正予算」、第140号議案「令和4年度静岡県地域振興整備事業会計補正予算」の3件であります。
 提出議案の詳細は後ほど次長から御説明いたします。私からは提出議案の概要及び所管事業の実施状況につきまして御説明を申し上げます。
 お手元の産業委員会提出資料2ページを御覧ください。
 1提出議案の概要についてであります。
 1(1)補正理由のとおり、今回の補正予算は県の人事委員会の勧告に基づく知事部局職員の給与改定に準じて、企業局職員の給与を改定するために必要となる経費を補正するものであります。
 (2)補正金額の表にありますとおり、工業用水道事業会計が336万3000円、水道事業会計が313万
1000円、地域振興整備事業会計が85万9000円で合計で735万3000円となります。
 給与改定の主な内容につきましては(3)に記載のとおりであります。
 3ページを御覧ください。
 2工業用水道及び水道事業の現状についてであります。
 初めに、1工業用水道事業でありますが、(1)給水能力及び契約水量等の表は柿田川工業用水道をはじめとする6つの工業用水道事業の現有給水能力や契約水量等の概要を記載しております。
 (2)実績の表に記載のとおり、本年4月から10月までの実使用水量の合計は9261万1000立方メートルで、前年同期と比べますと98%となっております。なお契約水量に対する使用率は77.4%であります。
 次に、2水道事業でありますが、(1)給水能力及び基本水量の表は駿豆水道をはじめとする3つの水道事業の現有給水能力等を記載しております。
 (2)実績の表に記載のとおり、本年4月から10月までの実使用水量の合計は4420万7000立方メートルで、前年同期と比べますと99.8%となっております。なお基本水量に対する使用率は49.3%であります。
 4ページを御覧ください。
 3電力デマンドレスポンスの取組拡大についてであります。
 1概要のとおり、企業局の浄水場では送水時のポンプの運転などに多大な電力を使用しております。その動力費は年間約10億円を要しております。 このため、電力のデマンドレスポンスを実施して動力費の削減に取り組んでおります。
 2デマンドレスポンスの仕組みでございますが、これは電力会社と私ども電気の消費ユーザーが連携しまして電力使用量を調整するものであります。この調整に協力したユーザーは報酬を得ることができます。
 5ページを御覧ください。
 資料の中ほどの4成果と今後の対応のとおり、企業局では令和3年度から蒲原取水場、富士川浄水場にもデマンドレスポンスの取組を拡大するとともに、令和4年度から抑制電力量の拡大を行うことにより今年度は約500万円の成功報酬を見込んでおります。
 この取組は、動力費の削減に加えまして電力逼迫時の電力安定供給に貢献するとともにCO2排出量削減にも寄与するものでありますことから、引き続きデマンドレスポンスメニューの情報収集に努めるとともに、動力費のトータルコストの削減に努めてまいります。
 6ページを御覧ください。
 4危機管理マニュアルの整備についてであります。
 1要旨に記載のとおり、先般の台風15号におけます静岡市清水区の断水への対応としまして、工業用水道の静岡市上水道への融通に加えまして地域住民の皆様への応急給水を行ったことにつきましては、前回の委員会で御報告させていただきました。この地域住民の皆様への支援が有効でありましたことから今後も本事例を生かしていくため企業局危機管理マニュアルを改定いたしました。
 2危機管理マニュアルの整備に記載のとおり企業局では地震や風水害などの緊急事態に対しまして職員が迅速かつ的確な対応を取るため企業局危機管理マニュアルを策定しております。今回の断水に対する事案を踏まえまして、工業用水道から生活用水として応急給水する方法について新たに定めました。また根拠となります法令、通知なども掲載したところであります。
 今後も、実効性の高いものにするため防災訓練等を通じ必要に応じて改定し災害時に即応できるよう努めてまいります。
 7ページを御覧ください。
 5牧之原萩間工業用地造成事業の取組状況についてであります。
 1要旨に記載のとおり、令和元年8月にスズキ株式会社から県及び牧之原市に対しまして相良工場拡張計画に伴う用地取得や造成に関する協力の依頼がございました。
 これを受けまして、企業局では市が行う開発可能性基本調査、詳細調査の費用に対する補助と技術支援を行うとともに、経済産業部と連携して事業化に向けた事前調整を重ねてまいりました。
 本年3月に詳細調査が完了いたしまして、企業局による事業化につきまして調整が整いましたことから、本年10月28日牧之原市役所におきまして3者によります基本協定を締結し企業局の事業としてスタートしたところでございます。
 2工業用地の概要の用途にありますとおり、同社は拡張後の相良工場におきましてEV化や自動運転等の次世代モビリティーの研究開発を加速させていく方針でございます。
 本県にとって自動車産業は重要な基幹産業でありますので、企業局といたしましては基盤整備を通じて本県の産業を支援し、早期に事業効果が発揮されるよう全力で取り組んでまいります。
 そのほか、参考といたしまして企業局の造成方式の比較表を記載しております。
 8ページを御覧ください。
 6工業用地等開発可能性調査費補助金についてであります。
 1要旨のとおり、企業局では市町の開発構想の把握と迅速な用地供給を図るため市町が実施する工業用地等開発可能性調査に対しまして資金と技術の両面から支援をしております。
 2令和4年度の実施状況のとおり、今年度は基本調査を4地区で実施しております。また10月27日付で湖西市内山地区の詳細調査を補助事業として採択いたしました。
 引き続き、精度の高い調査結果が得られるよう技術支援を行うなど市町と連携して調査に取り組んでまいります。
 また、4新たな開発候補地の掘り起こしのとおり、開発可能性基本調査費補助金の来年度の要望調査を9月から10月にかけて実施いたしました。現時点で3市町から要望を受けております。
 今後も、調査実施に向けて市町と事前調整を行うほか、経済産業部等と連携いたしまして情報提供、情報交換を行うなど新たな開発候補地の掘り起こしに向けて積極的に取り組んでまいります。
 続きまして、静岡県の新ビジョン後期アクションプランの評価について御説明いたします。
 静岡県の新ビジョン後期アクションプラン評価書案と記載された黄色のファイルを御覧頂きたいと思います。
 このうち、企業局が所管する主な取組の進捗状況について御説明いたします。
 静岡県の新ビジョン評価書案の38ページを御覧ください。
 4−1脱炭素社会の構築についてであります。
 中段の主な取組の脱炭素経営の推進の3点目に記載のとおり、2022年3月にふじさん工業用水道として事業統合いたしました旧富士川及び旧東駿河湾工業用水におきまして地形的に優位な水源の活用によりCO2排出量の削減を図るため現在新ポンプ場の建設用地の取得を進めております。
 評価書案の45ページを御覧ください。
 4−3命の水と自然環境の保全についてであります。
 評価書案の46ページを御覧ください。
 一番上に記載がございますとおり、主な取組の水道水等の安定供給の確保に記載のとおり、遠州水道の寺谷浄水場におきましてAIを活用した水質管理システムを構築するため、現在薬剤注入に影響を及ぼす気象、河川水等のデータ収集・解析を進めております。
 評価書案の76ページを御覧ください。
 8−1DXによる産業構造の改革についてであります。
 評価書案の78ページを御覧ください。
 一番上でございますが、主な取組の工業用地の確保等のインフラ整備推進の2点目に記載のとおり、2020年9月に造成工事に着手いたしました富士大淵工業団地につきましては本年7月に工事が完了し10月に富士市への引渡しが完了いたしました。
 なお、企業誘致につきましては昨年度市が公募を実施し6社の進出が決まっておりましたが、先月そのうちの2社が昨今の急速な円安や建設資材の高騰など社会経済情勢の影響を理由に進出を辞退することが市から公表されております。
 当該区画につきましては、市が来年度に改めて公募を実施する予定でありますことから、私ども企業局といたしましても市の企業誘致に協力してまいります。
 報告事項は以上でございます。参考資料といたしまして、お手元に企業局情報通信Kリリースをお配りしております。企業局の取組の参考として御覧頂ければと思います。私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○内藤企業局次長
 それでは、今議会に提出しております12月補正予算について議案及び議案説明書に基づき御説明申し上げます。
 お手元の議案の41ページを御覧ください。
 第138号議案「令和4年度静岡県工業用水道事業会計補正予算」についてであります。
 今回の補正予算は、知事部局に準じて実施する給与改定に要する経費の補正を行うものであります。
 議案説明書の44ページをお開きください。
 収益的収入及び支出のうちの支出であります。
 第1款工業用水道事業費用第1項営業費用第2目配水及び給水費から第4目共用施設管理費までの合計325万4000円を増額補正するものであります。
 次に、同じく議案説明書の46ページをお開きください。
 資本的収入及び支出のうちの支出であります。
 第1款資本的支出第1項建設改良費第2目ふじさん工業用水道建設改良費について合計10万9000円を増額補正するものであります。
 議案の43ページをお開きください。
 第139号議案「令和4年度静岡県水道事業会計補正予算」についてであります。
 工業用水道事業会計と同様、知事部局に準じて実施する給与改定に要する経費の補正を行うものであります。
 議案説明書の48ページをお開きください。
 収益的収入及び支出の支出であります。
 第1款水道事業費用第1項営業費用の第2目配水及び給水費から第4目共用施設管理費までの合計313万1000円を増額補正するものであります。
 議案の45ページをお開きください。
 次に、第140号議案「令和4年度静岡県地域振興整備事業会計補正予算」についてであります。
 こちらも、知事部局に準じて実施する給与改定に要する経費の補正を行うものであります。
 議案説明書の50ページをお開きください。
 収益的収入及び支出の支出であります。
 第1款開発整備事業費用第1項営業費用の第2目一般管理費について44万8000円を増額補正するものであります。
 次に、議案説明書の52ページをお開きください。
 資本的収入及び支出のうちの支出であります。
 第1款資本的支出第1項建設改良費の第1目開発整備費について41万1000円の増額補正をするものであります。
 以上が12月補正予算の概要であります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。

○木内委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより企業局関係の質疑等に入ります。
 なお所管事務調査も併せて行います。
 では、発言願います。

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