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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 唯記子 議員
質疑・質問日:10/04/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○鈴木(唯)委員
 一問一答方式で5点について質問させていただきます。
 まず、産業委員会提出案件の概要及び報告事項20ページの特別高圧電力利用者への支援金についてです。
 私は、6月定例会のときに3の支援対象のうち特別高圧で受電する大規模商業施設に入居する中小企業等について、大型ショッピングモールの中に入っている個別店はどうなっているかアウトリーチをお願いしたいと言ったんですが、どうなったか教えてください。

○横井エネルギー政策課長
 支援の対象となります企業等に対しましては、東京電力及び中部電力、両社のパワーグリッドの御協力を頂きまして特別高圧電力で受電している全ての中小企業、工業団地及び大規模商業施設等に対して支援制度の周知を行っております。
 加えまして、8番委員の御質問にありました大規模商業施設等に入居しているテナントに対しましては、当該商業施設の運営管理者から漏れなく周知していただけるよう個別に電話、メール等により依頼を行っているところでございます。
 また、各テナントが申請書を作成する際に参考となるような作成例を専用ホームページに掲載しておりまして、現在さらにその解説動画も作成中です。動画ができ上がりましたらホームページにおいて公開するとともに、再度商業施設の運営管理者を通じて各テナントまで情報が漏れなく行き渡るよう改めて周知を行う予定であります。

○鈴木(唯)委員
 思った以上に手厚くやっていただいているなと分かりました。ありがとうございます。

 次に、説明資料24ページの東アジア文化都市主要関連事業の3経済産業部関連の主なプログラムで、25ページと63ページにもある浜名湖花博20周年のプレイベントについてです。
 浜名湖花博20周年春のプレイベントの開催日は5月5日、6日となっています。5月5日は浜松まつりがありまして、今回は大河ドラマの関係で松本潤さんが来ていたこともあり浜松市の中心街はかなりにぎわっていました。そのような中で、様々な課題が出たかなと思っています。前回も交通渋滞や立地特有の課題があったと思うんですけれども、秋のプレイベントや本番に向けて課題が上がってきているのか、それに対してこれからのプレイベントに向けた対応などを検討されているのか伺います。

○平野農芸振興課浜名湖花博20周年記念事業推進室長
 春のプレイベントでは、浜名湖花博2024の広報のほか、交通量調査や花博に期待するもののアンケート調査を行っております。
 当時実施した交通量調査においては、著しい渋滞は見られなかったものの、時間帯によってガーデンパーク周辺の中之島交差点において渋滞や混雑が発生いたしました。
 秋のプレイベントにつきましては、現時点では特段の対策は考えておりませんけれども、本番の花博に向けて春の交通量調査に基づいた誘導路、迂回路の設定や交通サインの設置などを行って、地元自治会関係者の方々への丁寧な説明や県警との協議などを行ってしっかりと対応していきたいと考えております。

○鈴木(唯)委員
 ありがとうございました。
 これはお願いになるんですけれども、浜名湖花博はガーデンパーク会場とフラワーパーク会場と2会場あるんですが、そこに行くに当たって公共交通を利用した場合、JR線を利用してバスで行く方と浜松駅のバスターミナルから行かれる方と2ルートあるわけですね。
 前回の花博のときに、私は浜松市議会でも言ったんですけれどもかなり混乱というか分からない方が多かったです。車で行く場合の道が、ガーデンパーク会場は限定的というか1本道になってしまっていて、例えば週末になると近くにサッカーグラウンドやスポーツ会場、バーベキュー会場や渚園があるので混雑があるんですね。アフターコロナということもありできるだけ公共交通を利用して来ていただきたいというときに、浜松駅は独特の立地で、まずJR線、新幹線を降りてバスターミナルに行くときには一回地下に潜ってから行かなきゃいけない分かりにくい形状をしています。浜松に初めて来た方は、例えばバスで来られてビックカメラで待ち合わせをしている場合、見えているのにどうやってあそこのビックカメラに行っていいのか分からないとよくおっしゃられます。私は2014年の花博の時に駅に立っている時間が1時間ぐらいあったんですけれども、どうやって行ったらいいんですかと1時間で23人に道を聞かれたんですね。浜松市にも言ったんですけれども遠鉄への誘導がうまくいってなかった。県として遠鉄とJRに公共交通機関に乗るための分かりやすい誘導を促していただきたいなと思います。
 浜松市は何もしていないかというとそうではなくて、マップを作るなど様々なことをしています。そういうものではなく、こっちに行くとバスに乗れる、こっちに行くと電車に乗れることが分かるよう、あまり皆さんが迷わない表示も含めて、県で見ていただければなと思います。要望です。

 次の質問に移りたいと思います。
 説明資料29ページ、スタートアップ支援についてです。
 2事業概要の下から2つ目のビジネスプランコンテストの開催とあるんですが、9月補正で結構大きな額だなと思いました。この詳細について教えてください。

○山家産業イノベーション推進課長
 ビジネスプランコンテストの開催に係る予算額3425万円の中身についてでありますが、賞金額につきましては1位が1000万円、2位が500万円、3位が300万円を予定しており合計で1800万円となります。残りの1625万円はコンテストの企画運営に係る開催経費になりまして、民間事業者への委託料になります。

○鈴木(唯)委員
 ありがとうございます。
 それだけ金額が大きいと、参加される方も熱心にいろいろやられるのかなと思います。
 金額の根拠について今回はいいんですけれども、しっかりそれに見合うような準備、体制をしていただきたいと思います。

 次に、説明資料39ページの若者のUIターン就職支援について伺います。
 2取組の概要のふるさととつながるふじのくにパスポート事業費について、県内外の大学生等向け情報発信のところに高校等卒業生にふじのくにパスポートを配布とありますが、この等というのは高校生も含まれるのか、等が何を指しているのか教えてください。

○八木労働雇用政策課長
 高校等の等につきましては、専門学校の学生も入っております。

○鈴木(唯)委員
 ありがとうございます。
 なぜこの等を伺ったかといいますと、UIターン就職支援の対象はもちろん先ほどもありました「30歳になったら静岡県!」というのも30歳をターゲットにということでいいと思いますし、高校を卒業した大学生や成人した方へ向けてというのが主だと思うんですけれども、このUIターンは高校生世代からもっと下のところに広げていったほうがいいのかなと個人的に考えています。
 6月定例会でも申したかもしれませんが、私の子供がちょうど高校生世代だったときに、保護者の方たちから子供が大学に進学するに当たって、卒業した後、例えば地元に戻ってきてほしいとか、ここの会社に行きたいというある程度の希望があった場合に幾つかの大学を考えていてこの大学だったらそこの就職先に結びつくのかどうかを知りたいと結構な数の保護者が言っていました。大学を決めるときにその先の進路をある程度こうしてほしいという親の意向や本人の希望がある中で、果たしてこの大学だったらそこへの就職率はどうなのか、そういうのを選ぶときに情報を得たいという意見がとても多くて、まず高校生世代に向けて言うのもそうですけれどもそこにはまだ保護者がいるので、両方へアプローチしていくことにより家族で話し合って地元に戻ってくるために大学に行くんだというルートもできる。もうちょっと早くから種を植えていくと戻ってくる可能性につながるのではないかなと思って、もっと低い年齢層へのアプローチが大事かなと思ったのでお聞きしました。
 ぜひ今のことも進めつつ、そういったことも踏まえて事業を考えていただきたいなと思います。

 次は説明資料41ページ、高齢者の活躍推進についてです。
 3高齢者の活躍推進の県の取組のところです。
 ここに、高齢者雇用推進コーディネーター3人による就業支援とあるんですが、どのようなものを指しているのか詳細を教えていただきたいと思います。
 例えば、説明資料42ページの4障害のある人の活躍推進では県の取組の就労・職場定着支援にある障害者職域拡大事業の職域拡大コーディネーターも3名ですけれども、障害者の場合は施設に窓口の方がいると思うんですね。そういったときに、コーディネーターがその施設を訪れてかなり動きが見えると思ったんですけれども、高齢者の場合は何かの施設や団体というよりも個人で就職したいという動きがある場合に、この雇用推進コーディネーターの3名が多いのか少ないのかも分からないし、どういう動きをしているのかが見えなかったので、そこについて伺いたいと思います。

○八木労働雇用政策課長
 高齢者雇用推進コーディネーターの3名は、しずおかジョブステーション東・中・西に1名ずつ配置しております。
 具体的な業務内容は、こちらのコーディネーターが企業を訪問して高齢者に適した仕事の切り出し等により高齢者が働く場所を開拓する業務を行っております。
 また、高齢者本人への支援として高齢者の就業意欲の促進や掘り起こし、無理なく就労できる多様な就労形態の紹介などをしております。あわせて、そういった高齢者向けのセミナーを各種開催しております。

○鈴木(唯)委員
 ありがとうございます。
 セミナーの開催は分かるんですけれども、例えば本人支援というところだと、セミナーとかそういう広い会場で多くの方とコーディネーターが会う感じなのか、それとも個別面談みたいなこともやられるのか、そこのところはどうでしょう。

○八木労働雇用政策課長
 しずおかジョブステーションに窓口がございまして、高齢者が御相談にいらっしゃいますので、そこで個別の相談にも応じております。

○鈴木(唯)委員
 ありがとうございます。
 次に、説明資料41ページ下にシルバー人材センターとありますが、シルバー人材センターとこのコーディネーターは関係ないと思っていいのですか、それとも連携があるのかどうか伺います。

○八木労働雇用政策課長
 シルバー人材センターとは直接関係ないのですけれども、御相談に来られた方で働き方や業務内容によってはシルバー人材センターへの登録をお勧めする場合もございます。そういった連携はございます。

○鈴木(唯)委員
 ありがとうございます。
 ジョブステーションに窓口があるとは思っていなかったので、私はこれを見たときに個別に対応しているのかなということと、シルバー人材センターと連携しているのかなと思ったので伺いました。
 働く意欲のある高齢者が周りにもとても多くて元気ですよね。70歳後半や80歳の方でもすごくお若い方が多くて、できれば就労につながってほしい。仕事をずっとしてきたのでほかに趣味もない、やっぱり仕事に行きたいんだという方がすごく多くて、仕事に行くことが生きがいにもつながってるのかなと思うので、ぜひここは進めていただきたいなと思います。

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