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委員会会議録

質問文書

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令和元年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:12/16/2019
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 公明党静岡県議団の盛月でございます。よろしくお願いいたします。
 数点を分割質問方式で質問させていただきます。
 初めに、先ほど御説明いただきました資料3のDV、ストーカー相談に対する対策について質問させていただきます。
 埼玉県桶川市におけるストーカー殺人事件から20年が経過し、この事件をきっかけにストーカー規制法が成立し、その後もさまざまな新聞記事や報告をいただいて承知しておりますけれども、相談件数は増加しており事件も後を絶たないとのことでございます。
 先日も新潟県、埼玉県、神奈川県の3県が関係する事件が発生いたしまして、発生前には犯人の母親から警察に、犯人の息子についての相談があったとお聞きしております。こうした全国の事例を含めて、また過去の教訓を踏まえてさまざまな対応、対策を取っていると承知しておりますけれども、相談の段階ではその場ですぐに逮捕できる状況にはないことなど難しい対応がさまざまあるかと思います。
DVやストーカー相談を受けた時点で、相談者の身の危険性の判断をどのような体制、方法で行っているのか、まずお聞きしたいと思います。

○水嶋人身安全対策課長
 危険性の判断を行う体制及び方法について御説明いたします。
 DVやストーカーといった事案につきましては、事案が急展開して殺人などの重大事件に発展する恐れがありますことから、まずはその行為の態様を確実に把握して、相談者が何を一番恐れているのかをしっかりと聞き取ることが重要となってまいります。
 その上で、行為者の性格、性癖あるいは執着心、支配欲の度合い等を総合的に勘案いたしまして事案の危険性、切迫性を慎重に判断していくところでございます。
 判断の体制及び方法についてですが、相談受理の段階から警察署の生活安全部門と刑事部門が共同して聴取する方法で行い、早急に対応を図るべき事案につきましては相談者の保護対策を生活安全部門、行為者の事件検挙を刑事部門がそれぞれ担当するとともに、警察本部も含めた組織的な対応を図ります。

○盛月委員
 ありがとうございます。
相談を受けた段階で身の危険性がわかった場合には、相談者のほうは生活安全部門で、ストーカー行為をしているほうは刑事部門で対応していくのですね。相談を受けた段階での的確な対応でこのような事件が二度と起こらないように警察も対応していただきたいなと心から願っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 そういった中で、相談のできない方が多い実態があると承知しております。
先日法務省が発表した犯罪実態調査によりますと、DV、ストーカーの被害に遭った人のうち警察に届け出た人の割合がDVが11.5%、ストーカーが21.4%とお聞きしました。被害があったことを言いたくなかったり、相談できなくて泣き寝入りしている方も実際にはおられると承知しております。
 相談しやすい環境をつくっていくことが非常に重要だと思うんですけれども、DVやストーカーの被害者が相談しやすい環境づくりに対して、静岡県警としてはどのような取り組みをしているのか、取り組み状況と今後の取り組みについてお聞きしたいと思います。

○水嶋人身安全対策課長
 相談しやすい環境をつくるための取り組みと今後の方針について御説明をいたします。
 県警察において受理した過去5年におけるDV及びストーカーに係る相談受理の推移につきましては、ストーカーは平成26年の674件、DVは平成27年の760件をピークに緩やかに減少しているものの昨年はいずれも400件を上回っており、いまだ高水準で推移しているところでございます。
 しかし、これらのDVやストーカー事案につきましては夫婦間や交際男女間などで発生し、被害者が警察の強い対応をためらうような傾向にありますので、県警察ではホームページや街頭広報活動を通じてDVやストーカーが犯罪であることを御理解いただくとともに、各警察署に設置しております生活安全相談窓口の積極的な利用を呼びかけているところでございます。
 また、相談には専門の相談員が対応しているほか、プライバシーの保護に配慮した個別の相談室も設置しておるところでございます。
 今後も引き続き県や市町、関係機関との連携を図りつつ、相談者が安心して相談できる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。

○盛月委員
 御答弁ありがとうございました。
相談者が相談しづらい内容だと思うんですけれども、相談しやすい環境をこれからもしっかりつくっていただくように、広報も含めてよろしくお願いしたいと思います。

 次の質問ですけれども、資料6の重要犯罪特殊詐欺について、先日浜松市内の複数の暴力団組員が特殊詐欺で逮捕されたニュースを見ました。以前から特殊詐欺等の被害金が暴力団等の資金源になっていると言われております。そして特殊詐欺に限らず犯人が犯罪によって得た収益を取り上げることも大事で、警察がその対策に取り組んでいることは承知しております。
 現在、決済手段がクレジットカード、交通系ICカードといった電子マネー、スマートフォンを利用したQRコード決済も加わって、決済手段のキャッシュレス化、多様化が進んでいる状況でこれからもこうしたサービスが犯罪に利用されることが非常に懸念されます。
 現在の情勢なども踏まえ、県警として犯罪の収益を取り上げる対策を今後どのように進めていくのかお聞きしたいと思います。

○山田組織犯罪対策局長
 犯罪収益の剝奪に向けた取り組み方針についてお答え申し上げます。
 犯罪組織の壊滅や弱体化を図るために、犯罪組織が獲得した犯罪収益を剝奪していくことは極めて重要でございます。犯罪収益関連犯罪では7番委員御指摘のとおり、インターネットバンキングやスマートフォンの電子決済機能といった新たな情報通信技術を悪用した犯罪が発生するなど、その犯罪手口は巧妙化、多様化しているところでございます。
 以上を踏まえまして、県警察において取り締まりを強化していくことになりますけれども、これまで以上に金融機関や検察庁、税務当局及び当該電子決済の運営会社等との連携を深めて、あらゆる法令を駆使した取り締まりを行って当該犯罪収益の剝奪に努めてまいります。やはり取り締まりを行ってこそ犯罪を立証できるわけですので、そこが重要になってくると考えております。

○盛月委員
 ありがとうございます。
犯罪収益の剝奪という言葉ですね。勉強になりました。
 手をかえ品をかえじゃないですけれども、巧妙な手口で人の金をだまし取る犯罪は後を絶たないので、今あらゆる方法でとおっしゃっていただきました。犯罪や被害が減ること、そして犯罪が起こってしまった場合に被害金の剝奪について、これからも取り組みを強化していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 次に、資料8の交通事故発生状況について先ほど小嶋警察本部長から御報告いただきましたが、横断歩行者の事故防止対策についてお聞きしたいと思います。
 交差点で信号機が設置されているところ、いないところといろいろありますけれども、交差点での交通事故がまだまだ多く発生している状況であります。横断歩道を青信号で渡っていながら交通事故に遭って亡くなられる事故をお聞きするたびに、本当に心が痛い思いがいたします。
 横断歩道に歩行者がいた場合には一時停止しなければいけないと承知しておりますが、ふだん生活する中で車を毎日のように運転しますけれども、割と止まっていない人が多い印象を受けます。私は100%必ず止まる意識はありますけれども、県民全ての運転する人が必ず止まらなければいけない意識があるのかなと日頃の生活の中で感じています。
 そうした中で新聞記事をいただいたんですけれども、静岡県は横断歩道に歩行者がいた場合に一時停止する県民の割合が52%で全国2位とのことです。それでも52%とは低い数値だなと思っております。
 まず、交差点事故のうち横断歩道を歩行している方の事故の発生状況をお聞きしたいと思います。

○金原交通部参事官兼交通企画課長
 横断歩行者事故の発生状況についてお答えします。
 横断歩道上における交通事故は11月末現在で636件発生し、そのうち9割以上に当たる616件が交差点、残り20件が単路において発生しております。
 この616件の交差点における事故について、信号機のある交差点での発生が約6割を占め、信号機のない交差点が約4割であります。進行方向別にどのような形態で事故に遭っているのかですが、信号機のある交差点では右折した先の横断歩道での事故が約7割を超えるのに対し、信号機のない交差点では車両が直進時に事故に遭っているのが約6割を占めております。

○盛月委員
 ありがとうございます。
信号機が設置されていても事故が多い状況であるかと思います。
今御説明いただいた発生状況を踏まえて、これからどのように取締りをしていくのかをお聞きしたいと思うんですけれども、私の地元でも一時停止をスルーして行ってしまいがちなところで必ず警察官が立っている箇所とそうでないところとあり、ここまで事故が多いなら取り締まりをもっとしていくべきだなと思うんです。これからの取り締まりの実施について、今までの状況などもお聞きできたらと思います。

○金原交通部参事官兼交通企画課長
 交通事故の発生実態を踏まえた取り締まりの実施状況についてでありますが、横断歩行者妨害をはじめ交差点を内回り右折するなどの右左折方法違反や信号無視、指定場所の一時不停止などを重点に街頭活動を強化しているところであります。
 併せて、日没時間が早まる秋口から年末にかけましては夕暮れ時や夜間の横断歩行者事故が多発する傾向にありますことから、同時間帯の取り締まりを強化し横断歩行者の安全確保に努めております。

○盛月委員
 ありがとうございます。
横断歩行者は信号を守って歩行し、安全に守られる立場だと思いますので、これからもしっかりと取り締まりと防止対策を続けていただきますように、また年末にかけては事故も多くなると思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。

 最後ですけれども、この12月定例会の我が会派の代表質問で取り上げさせていただきました信号機のLED化について、もう少し細かくお聞きしたいと思っております。
現在、静岡県内でLED化がされていない信号機が4,830カ所あるとのことでございます。交差点の形状は大きい交差点や小さい交差点などさまざまなので一概には言えませんが、1つの交差点で160万円かかるとお聞きしております。
 今後、LED化に向けて計画的に進めてくださることは承知しているんですが、今のところの予定で構いませんので年間何カ所ぐらい整備していく計画でおられるのか、そして全体が完了するまでに大体何年くらいかけて整備していく方針でおられるのか、お聞きしたいと思います。

○吉田交通規制課長
 LED式信号灯器の整備状況につきましては、平成30年度末現在、車両用灯器と歩行者用灯器を合わせまして全体の約30%となっております。
 今後の整備方針につきましては、既に新しく供給される信号灯器がLED化のものに限られておりますので、老朽化した電球式信号機のうち、さびが著しいものやレンズが劣化して視認性が悪化しているものを中心に更新整備をしていきたいと考えております。
 なお、今後の整備基数につきましては予算額や大型機器の更新状況によって異なりますので、現時点でお答えすることは困難でございます。

○盛月委員
 わかりました。ありがとうございます。
計画は、予算と信号機のこれからの設置状況によって決まっていくとのことでありますが、また具体的にわかったら教えていただき、なるべく前倒しで早く進んでいくようにしていただけたらありがたいなと思っております。

 LED化により管理料などの削減が見込まれるんですけれども、削減額はどれくらいと試算されているのか、もしありましたらお願いいたします。

○吉田交通規制課長
 LED灯器は、従来の電球式信号灯器に対し光源に発光ダイオードを使用しておりますので、消費電力は電球式と比較しておおむね6分の1程度と大幅に少なくなっております。

○盛月委員
 ありがとうございます。
6分の1に削減できること、また設置していくためにかかる費用とでなかなか追いつくのが大変かもしれませんけれども、ぜひ早目に計画を立てて進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから質問ではありませんが、最後に御報告と御礼を申し上げます。
 昨日、ふじのくにパラサイクリング大会、タンデム大会が開催されまして沢田委員と一緒に参加させていただいたんですけれども、タンデム自転車――2人乗りの1人では乗れない障害のある方が後ろに乗って、前で操縦する方と一緒に乗り楽しむ自転車――で、きのうはオリンピック・パラリンピック競技として全国初のパラサイクリング大会が静岡県で開催されました。
 きのうの大会が開催されるまでの間に、タンデム自転車が平成28年12月1日から公道走行解禁となりまして、これに関しては静岡県警の深い御理解と許可をいただいたことがすごく大きなことだったと、川勝知事も開会式におっしゃっておりました。
 タンデム自転車には思い入れがありまして議会で取り上げさせていただき、当時の警察本部長にタンデム自転車の公道走行実現をしてほしいと質問で取り上げて平成28年12月1日に解禁された経緯があったものですから、私もきのうは非常に感慨深くその御礼を申し上げたかったです。ありがとうございました。

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