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委員会会議録

質問文書

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令和2年5月臨時会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉本 好重 議員
質疑・質問日:05/20/2020
会派名:自民改革会議


○杉本委員
 自民改革会議の杉本好重でございます。1期生でございます。初めての厚生委員会でございます。どうぞ1年間よろしくお願いいたします。
 それでは早速ですが、一問一答方式でお願いしたします。
 私からは、厚生委員会資料別冊1ページにあります補正予算1億2700万円に関して質問をさせていただきたいと思います。
主な支援といたしまして、入院患者受入れ支援と帰国者・接触者外来支援の2つに分かれておりますが、まず上段の方の入院患者受入れ支援で質問をさせていただきたいと思います。
 先ほど、健康福祉部長からも御説明いただきましたが、昨日から更に4人入院者が減って現在2人でございます。入院されている方が治癒されて家庭に戻られることは大変喜ばしいことであると感じております。今まで静岡県において73人を患者として受け入れて医療機関で御対応頂いたとのことで、最前線で働いている方を支援する補正予算でありますが、1億円を充てて受入れ患者1人当たり100万円とのことでここに明記しておられます。これを算出された根拠をお聞かせいただきたいと思います。

○井原地域医療課長
 6番委員から御質問いただきました交付額の1人当たり100万円の根拠ですが、入院についてはその病院で患者と接した医師や交代勤務の看護師の方に対して人事院で単価を定めた1人1日当たり4,000円を単価といたしまして、平均的な入院日数と関与した医療従事者の数を掛け合わせて算出したものとなります。

○杉本委員
 もう少しお聞かせいただきたいのですが、1人の患者さんに対して医療従事者の方――お医者様や看護師とか1人当たりに係る人数を明確に教えていただきたいと思います。

○井原地域医療課長
 入院患者1人当たり医師が2人、看護師が3人で3交代、コメディカル――放射線技師とか検査技師などの方が2人で3交代、計17人を医療従事者が関与する人数としております。

○杉本委員
 掛ける日数とのことですが、73人の方を受け入れて多分入院日数が個人個人それぞれ違ったと思います。その平均値をお出しになったのでしょうか。その日数を教えてください。

○井原地域医療課長
 5月9日までの入院実績の平均おおむね16日を算出の根拠といたしております。

○杉本委員
 そうしますと、お一人の患者さんに係る医療従事者の人数掛ける平均日数掛ける4,000円で100万円ですか。

○井原地域医療課長
 おっしゃるとおりです。患者1人当たりの医療従事者17人に平均入院日数16日を掛けて4,000円を掛けた数字を根拠としております。

○杉本委員
 違う質問になりますが、73人の方がかかった病院の数はお分かりになっておりますでしょうか。

○井原地域医療課長
 受け入れていただいた病院数は17病院になります。

○杉本委員
 これから第2波、第3波が来ることが言われておりまして、現段階で1人当たり100万円で1億円ということは100人を想定していらっしゃると判断いたしますが、この支援は大体いつごろまでするか、日切りではないですがその辺をお聞かせください。

○井原地域医療課長
 先ほど御指摘いただいた100人は6月末までを想定しております。算定した時点での直近の2週間、4月27日から5月10日までの陽性の数がちょうど少なくなった時期ですけれども、1日当たり0.6人との算定になっておりまして、それを6月末までの51日間をかけておおむね30人で積算しております。

○杉本委員
 第2波、第3波がいつ来るか皆目分からない訳ですが、長期戦になるとも言われております。この先また来た時にはそれ相応の対応をしないとならないと思いますが、現段階において第2波、第3波が訪れた時にどのように御対応されるかを分かる範囲でお答えいただきたいと思います。

○鈴木医療局長
 第2波、第3波が起きないように常に我々も態勢を整えていかなければならないと思っております。まず毎日PCR検査をやっておりましてその陽性者の数をチェックしておく。また、2次感染、3次感染の把握が非常に大事なものですから、その中で経路不明な方など感染経路が分かるか分からないか捕捉を行う。さらに大規模クラスターが発生するかを常にチェックしまして、感染者の数が増えるようであれば感染症対策の専門家会議を開き、感染症の専門家であるとか集中治療の専門家であるとか様々な専門家の御意見を伺いながら感染症対策をしっかりしていくことを基本としております。
 万が一患者が発生した場合は、財源の関係はありますけれども、国の支援策であるとか様々な今後の対応も含めて引き続き医療従事者の方への支援の在り方について検討して対応していきたいと考えております。

○杉本委員
 柔軟に対応していただくようにお願いしたいところでございます。

 もう1つ資料中の表で入院患者受入れ支援の下の帰国者・接触者外来支援についてお伺いいたします。
 1病院1か月あたり20万円とのことですね。これも同じようにどのように算出されたのか根拠をお聞かせください。

○井原地域医療課長
 帰国者・接触者外来につきましては、当該外来を設置している病院で検査を行った医師、看護師などに対し1日1人当たり3,000円――これも人事院の示した単価でありますけれども――を単価として医療従事者がおのおの週3日程度外来に対応したということで算出したものです。

○杉本委員
 この帰国者・接触者外来を使ったといいますか、外来を受けた方の病院数は分かりますでしょうか。

○井原地域医療課長
 病院数は33病院になります。

○杉本委員
 その33病院の中には上の入院患者を受け入れた病院にも含まれている病院はありますか。

○井原地域医療課長
 逆に重複をしていないところが4つほどございまして、それ以外はほとんど重複しております。

○杉本委員
 そうしましたら、ほとんど入院患者を受け入れていただいた所と重なるということで理解いたしました。私からの質問は以上です。

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