本会議会議録
質問文書
令和6年2月定例会総務委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 赤堀 慎吾 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 03/07/2024 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○赤堀委員
一問一答方式で1問だけお尋ねいたします。
昨年7月の定例記者会見で知事が、不適切な言動があったら辞めることになっている、今度間違ったことをして人様に迷惑をかければ辞職すると表明されています。
9月定例会では、自民改革会議の坪内議員の質問に対して、もし不適切な発言があった場合には辞職することを明言し、その覚悟ができておりますと答弁されました。
同じ定例会で、知事の給与の特例に関する条例の審議に関して、不適切な発言があった場合には辞職するとの発言に責任を持つことと全会一致で附帯決議が付けられております。
私は、知事が自らの発言と議会の決議に縛られて、過ちを認めることができなくなっていると思います。
昨年12月の東アジア文化都市2023に関連し継承する拠点を三島市内に置きたい旨の発言に対して総務委員会が訂正を申し入れましたが、訂正しませんでした。
本会議で同じ内容の決議を全会一致で行ったところ、一旦立ち止まることにし白紙としましたが、過ちを認めてはいません。白紙撤回したんです。
今年に入って、能登半島地震への対応を協議する1月4日の中部9県1市の連絡会議も欠席し、これに対しても知事は一貫してその正当性を主張しています。
多くの議員が指摘したように、私もこの会議には知事本人が出席し、静岡県が石川県をしっかり支援することを誠意を持って発言すべきであったと考えておりますが、多くの批判を浴びながらも過ちを認めることができなくなっています。
これは、保身に走るあまり過ちを認められなくて言い訳を重ねていると思います。県民に対してあまりにも不誠実ですし、静岡県にとっても多くの損失をもたらすと思います。
こうした知事の言動に対し、部下から諫言を求める声が多く出ており、私もその必要性は認めます。しかし、諫言とは部下が積極的に行うというよりも、トップが部下の意見に耳を傾ける姿勢を常に持つことが大切だと思っています。トップが常日頃からそうした環境をつくらないと諫言のシステムは成り立たないと思いますし、部下の心得というよりはむしろトップの心得であると思います。
今回の議案ですが、特別職としての副知事は知事に対して積極的に発言していかなければならない立場にあると思います。
7番委員の質問と重複いたしますが、一昨日の議案に対する質疑に知事は、増井氏は明朗快活なお人柄であり、私に対しても御自身の意見を率直に具申していただけるものと考えておりますと答えております。
増井氏に関して、恐らく皆様方の中には御一緒に仕事をされた方もおられると思うのですが、副知事の人事について皆さんが物を言いにくいのはよく分かりますので、単刀直入に1つだけお聞きいたします。増井氏は、自らの職を賭して知事に諫言できる人物ですか。それだけの覚悟を持ってお引き受けになったと理解してよろしいでしょうか。どなたかお答え頂ければと思います。
〇京極経営管理部長
増井氏は私も一緒に仕事をしたことがありますので、多少人柄は存じ上げております。知事の言葉にありましたとおり明朗快活、非常にはっきり物事をおっしゃる方で、また行動力もあり、私ども後輩からすれば非常に話がしやすい気さくな面も持っているとの印象を受けております。覚悟につきましては私どもからは何とも言えない部分がありますが、先ほどの御質問の趣旨に沿えば、非常にはっきりと意見を言っていただける方だと思います。
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