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委員会会議録
質問文書
令和4年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
| 質疑・質問者: | 渡瀬 典幸 議員 |
| 質疑・質問日: | 03/09/2022 |
| 会派名: | 自民改革会議 |
○渡瀬委員
一問一答方式で質問いたします。
まず最初に、文化観光委員会説明資料29ページ、国内観光促進事業の推進です。
令和3年度の取組と令和4年度に向けた取組が載っております。このコロナ禍の中で大変な御苦労をされているかと思いますが、令和4年度に向けた取組の予算額が補正で242億円と物すごい金額だと思います。大変なことだと思いますけれども、何泊分ぐらいを想定されていて、執行するためにどのような展開を考えておられるか教えてください。
○山田観光振興課長
242億円の展開方策ですけれども、国の補助金を使うんですが、国から正式な補助の上限額が示されていないので暫定で示されているもの等に基づき、例えば1泊あるいは1旅行当たり5,000円の単価で地域クーポンと割引等を考えた場合には440万件分に相当する件数を想定しております。
今申し上げました国の暫定的な説明によりますと、ゴールデンウイーク明けから夏休み前までの3か月弱程度でまず一旦使用するとされていますのでそこに向かって、コロナの状況を見ながらですけれども周知等をしながら県民の皆様、それから全国の皆様に静岡県に泊まって旅行していただくことを考えています。
とはいいましてもかなりの数ですので、今年度もそうだったんですけれども、感染状況等により予算が消化し切れないときなどには国に対して期間延長等の要望もしてまいりたいと考えています。
○渡瀬委員
コロナの状況次第というのは十分分かります。令和4年度分に関しては対象者が全国になるということですので、とにかく静岡県内のみならず全国から静岡県に訪れていただける内容だと思いますけれども、ここに宿泊最大8,000円、日帰り旅行最大2,000円とあります。先ほど国だと5,000円というお話でしたけれども、県単を乗せる感じでこの数字を出されているんでしょうか。
○山田観光振興課長
申し訳ございません。私の説明が若干足りない部分がございまして、国が示しているのは1泊当たり最大8,000円、地域クーポンが最大で3,000円ございまして、1万1000円の枠組みを示しております。現状やっている地域観光支援事業が、最大で7,000円補助しているんですが、国の理念上、だんだんコロナが収束していくに従って補助の金額を下げてソフトランディングしていこうと言っておりましたので、私は先ほど便宜的に5,000円と申し上げたんですけれども、3番委員御指摘のとおり国の暫定的な説明の中では、8,000円プラス3,000円の1万1000円という制度になっているところです。
○渡瀬委員
この予算で静岡県に呼び込むという皆さんのその思いで、我々もそうですけれども、ぜひともこれをアピールして短期間でどのぐらいこの予算を使わせていただいて静岡県が潤うかという話になるかと思いますので御尽力をお願いしたいと思います。
次の質問です。
説明資料32ページです。
令和4年度の空港関連施策の中で、先ほど6番委員がチャーター便の質問をされました。
航空物流推進事業費も新規でございますけれども、この内容を御説明願います。
○石ヶ谷空港振興課長
富士山静岡空港の貨物の取扱いについてですけれども、現在取り扱っているANA便及び国際便がそれぞれ欠航等により残念ながら機能していない状況にあります。
ただ、もちろんこれは来年度におきまして、ANAにしても国際便にしてもいずれはまた運航
を復活する状況を想定しておりまして、そのための準備を進めているところです。
具体的な利用拡大策といたしましては、この間羽田ですとか他の空港等に流れていた航空貨物をまず富士山静岡空港に戻すことを第1の目標とし、そのために航空貨物取扱業者等と連携した静岡空港への貨物誘導策を行いたいと考えております。
また、これはコロナ禍以前から行われた施策ですが、県内の荷物にせよ周辺県の荷物にせよ、他空港に運ばれていた部分がありますが、これを何とか富士山静岡空港経由に改めていただきたいとトライアル事業を組んでいました。このトライアル事業なんですけれども、特に中部横断自動車道開通のタイミングを契機としましてさらなる拡大を図りたいということで、事業費を増額し来年度対応したいと考えております。
○江間委員長
ここでしばらく休憩とします。
再開は14時35分とします。
( 休 憩 )
○江間委員長
休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
では、発言願います。