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委員会会議録

質問文書

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令和2年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉本 好重 議員
質疑・質問日:02/20/2020
会派名:自民改革会議


○杉本委員
 一問一答方式でお願いいたします。
 私からは、GIGAスクール構想の実現に関する予算について質問させていただきます。
 これは、国が進めるGIGAスクール構想実現に向けて全国一律でICT教育、ICT環境整備を進めるための補正予算を受けてのことだと思いますが、教育委員会では6億3800万円の補正予算が計上されておりまして、県立高校の無線LANポイント、義務教育段階のタブレット端末が整備されることになっております。
 国の補正予算では私立学校も対象となっていると聞いておりますが、文化・観光部では補正予算が計上されておりませんので、そちらについてどうなっているのか御説明をお願いします。

○大石私学振興課長
 私立学校に対するGIGAスクール構想の実現事業につきましては、議員御指摘のとおり、希望する全ての小中高等学校に対する校内LANの整備、小中学校の児童生徒が使用するパソコンやタブレット端末の整備として本年度の国の補正予算に計上されたもので、学校設置者が国、地方公共団体、学校法人のいずれも対象になっております。このうち私立学校分の予算の執行につきましては、耐震改築など他の施設整備費に関する国庫補助金同様、国から直接学校法人に補助金が支払われる事業フレームになると文部科学省から聞いておりまして、このため県予算には計上しておりません。

○杉本委員
 直接学校にということですが、どの程度補助が受けられるのか、補助制度がどのようになっているのか教えていただきたいと思います。

○大石私学振興課長
 補助制度につきましては、校内LANの整備は補助率2分の1で公立と同じフレームになっております。パソコンやタブレット端末の整備も上限4.5万円で公立と同じですけれども公立が上限4.5万円の定額補助に対して私立は2分の1補助で4.5万円となっておりますので、端末1台当たり9万円以上のものを整備した場合については公立と全く同じ補助になります。

○杉本委員
 今後、県としても私立学校におけるICT環境整備を推進していく義務はあると思います。また既に生徒1人1台タブレット端末を設置しているところがあると思いますが、これから県として私立学校の端末状況の把握などについてどのようにかかわっていくのかお伺いします。

○大石私学振興課長
 まず、各学校へのパソコン、タブレット端末の配備状況ですけれども、今回対象の小中学校につきましては国の補正予算案が出てきた段階で実態調査等を行ったところでして、全校から回答が寄せられておりませんけれども、おおむね半数の学校につきましては配備済みです。残りの学校につきましても、小学校は令和2年度に配備する予定でして、中学校は現状把握している14校のうち、令和2年度に配備予定が6校、配備予定のないところが8校です。国の補正予算が決定する前の段階の調査になりますので、また改めて国から補助要綱等の詳細が示された段階で全校に対して周知するとともに、活用について働きかけていきたいと考えております。

○杉本委員
 取りこぼしのないようにぜひお願いしたいと思います。

 それでは、2点目の質問をさせていただきます。
 令和2年2月県議会定例会議案説明書の33ページにありますが、全体的に補正予算は減額になっておりますけれども、空港アクセス向上事業費が増額になっております。どうしてプラスになっているのか理由をお尋ねします。

○林空港振興課長
 空港アクセス向上事業で乗り合いタクシーをやっておりまして、利用者数について当初の見込みから約1,400人の増加が見込まれること、また2月1日からタクシー運転手の労働条件を改善するためタクシーのメーター料金が改定になりましたことから乗り合いタクシーに係る支援計費603万6000円の増額が必要になったものです。

○杉本委員
 富士山静岡空港に行くのには、空港アクセスバスと乗り合いタクシーがあるわけですが、利用状況について改めて教えていただきたいと思います。

○林空港振興課長
 1月までの利用者数ですが、空港アクセスバスは静岡線と島田線とありますけれども、静岡線は8万4741人、島田線は1万6272人で合計10万1013人、前年同月比6,934人の増加になっております。
 乗り合いタクシーですけれども、西部地域と中遠地域とありますけれども、西部地域は1万799人、前年同月比1,479人の増加になっております。また中東遠地域は2,835人、前年同月比288人の増加になっております。

○杉本委員
 空港アクセスバスと乗り合いタクシーとも利用者がふえていて大変喜ばしいことですが、その要因をどのようにとらえていらっしゃるのか教えてください。

○林空港振興課長
 昨今の航空便――国内線、国際線の両方ですけれども、路線便数の増加により利用者数が伸びていることから、空港アクセスバス及び乗り合いタクシーの利用者数の増加につながっているものと考えております。

○杉本委員
 私は浜松市選出の議員ですけれども、周りから乗り合いタクシーが大変便利だという声を聞いておりますので、引き続き利用していただくようにしていただきたいと思います。
 今、中国でコロナウイルスのことがありまして、中国線が飛ばないという大変な状況にはなっておりますが、富士山静岡空港の利用を高めていく上でも空港へのアクセスは大変重要なポイントだと思いますので、引き続き利用促進につながる取り組みを続けていただきたいと思います。私からは以上でございます。

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