ここから本文です。
委員会会議録
質問文書
令和４年６月定例会厚生委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 杉本 好重 議員 |
| 質疑・質問日： | 06/27/2022 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○杉本委員
一問一答方式で、コロナ関連の質問を続けさせていただきたいと思います。
４回目の接種に関してですが、60歳以上の県民に対しては全員に接種券を発送する、18歳から59歳に関しては基礎疾患があるまたは医師から打つほうがいいと推奨された方と聞いておりますが、政令市は全部発送なんでしょうか。市町によって59歳までの方の対応が違うようなことを聞きましたけれども、どのような見解をお持ちか。またどのように今後進めていったらいいと思っていらっしゃるかをお聞きしたいと思います。
○佐野ワクチン推進室長
１番委員御指摘のばらつきですけれども、ワクチン接種の対象者に対して市町から事前に接種券が送付されるやり方についてだと考えております。
御指摘のとおり18歳から59歳の基礎疾患を有する方の特定が市町でなかなか難しく、市町の接種券を発行するやり方は様々でございます。県内の市町では18歳以上の全ての方に接種券や接種案内を送付するケース、それから接種対象である基礎疾患を有する方に事前に市町へ申請等をしていただき接種券を発行するいわゆる手挙げ方式の２つのやり方が考えられております。
２つの方法のどちらでも構わないとは考えておりますが、いずれにしても接種会場での医師の問診時に、国の定めたルールによって来ていただいた方が接種対象者であるかどうかの判断をその場で必ず行うことになっております。
ちなみに、35市町のうち２市は18歳以上の全ての方に接種券を送付する方法、残りの33市町は手挙げ方式と理解しております。
○杉本委員
ありがとうございました。
そうしたら、18歳から59歳の方全員に接種券が届いたところでは病気のあるなしを自分自身が判断して会場に行って医師の問診を受けて、もしあなたは必要ないですよとなればそこで帰っていただくことになりますが、それでよろしいでしょうか。
○佐野ワクチン推進室長
１番委員お見込みのとおりでございます。
○杉本委員
分かりました。
あともう１つ、説明資料別冊２ページの下に参考として感染者数の想定がございます。これを見ますと、令和４年度当初では想定感染者数７万人が今度の補正で３倍近くになっておりますが、増加した理由をお聞かせ頂きたいと思います。
○塩津新型コロナ対策推進課長
まず当日配付資料22ページを御覧ください。
第５波以降の状況の表ですけれども、令和４年度当初予算を編成した当時、第５波のデルタ株の１日の最大感染者数は８月19日の675人でございましたが、予算算出後の第６波オミクロン株の流行の際には２月５日、８日に2,066人と約３倍の感染者数を記録しています。
こういった中で、説明資料別冊２ページへ戻っていただきまして、第５波の感染者数を前提として第５波並みの感染が３か月起きるだろうという想定の下に当初予算を算出させていただきましたが、第５波の３倍となった第６波の感染状況を踏まえて６月補正予算では第６波並みの感染が３か月間、第７波並みの感染が２か月続く前提で所要額を積算いたしました。
具体的に申し上げますと、大分感染が収まってまいりましたけれども、現在の第７波が７月末までに収束し、その後３か月間は昨年の春先の第４波並みの状況で推移した後秋から春にかけて第６波、第７波と同じような感染拡大が発生するとの想定で所要額を見込んでいます。
○杉本委員
分かりました。ありがとうございます。
コロナの最後の質問になりますが、本日頂いた配付資料にもございますけれども、２番目の入院状況等で入院している方が46人と減っております。７番目の入院受入れ可能病床数が615床で、大分入院している方が少なくなってきていますが、今後どのような見通しをお持ちかお尋ねしたいと思います。
○米山新型コロナ対策企画課長
現在、１番委員御指摘のとおり病床利用率が10％を下回る状況が続いており、入院患者がしばらくは増えないと想定しています。
このため、本日配付した説明資料23ページの下段になるんですけれども、県では病床フェーズを３から１に切り下げることとし、６月24日に各病院に通知しています。このフェーズ切替えにより、確保する病床は450床程度となります。この病床の切替えは、通知後３週間以内をめどとしておりますので、７月15日までに各病院が切り下げていただくことになります。
お問い合わせ
〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9番6号 電話番号(県庁案内)：054-221-2455
Copyright © Shizuoka Prefecture. All Rights Reserved.