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委員会会議録

委員会補足文書

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令和3年12月定例会文化観光委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/14/2021 会派名:


○植田スポーツ・文化観光部長
 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、スポーツ・文化観光部関係で、12月県議会定例会に提出しております提出議案及び所管事項につきまして、私と広岡スポーツ担当部長から、お手元に配付いたしました文化観光委員会説明資料、議案及び議案説明書により説明いたします。
 初めに議案についてでありますが、今回提出しております議案は本日追加で提出いたしました1件を含め議案5件でございます。
 説明資料の1ページ目をお開きください。
 第125号議案「令和3年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
議案では6ページと7ページ、議案説明書では5ページと14ページになります。
 スポーツ・文化観光部関係の補正予算は760万円の増額、8924万円余の減額、合計で8164万円の減額でございます。
 2ページをお開きください。
 2事業の(1)増額分の私立学校行事キャンセル料支援事業費助成760万円ですけれども、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による学校行事の中止または延期に伴い発生したキャンセル料に要する経費を支援するものであります。
 (2)減額分に記載された各事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止するものや事業費の精査などにより事業費を減額するものであり、その概要は記載のとおりであります。
 3ページを御覧ください。
 3繰越明許費でございますけれども、議案では10ページ、議案説明書では16ページになります。
 空港振興費の2億8700万円は、空港施設整備事業において、関係機関との調整に日程を要したことにより年度内に事業を完了することが困難と予測されるため計上するものであります。
 次の4債務負担行為でありますけれども、議案では14ページ、議案説明書では19ページになります。
 静岡県コンベンションアーツセンターの管理運営に係る協定、静岡県舞台芸術公園の管理運営に係る協定、富士山富士宮口五合目来訪者施設(仮称)整備事業設計業務委託契約、船舶「富士」救助艇等更新工事契約の債務負担行為の設定について、議決を求めるものであります。
 なお、別冊資料として主要事業の参考資料をお手元に配付いたしましたので、併せて御参照頂けますでしょうか。
 それでは、説明資料の4ページをお開きください。
 第140号議案「公立大学法人静岡文化芸術大学に係る中期目標の制定」についてであります。
議案では71ページから79ページ、議案説明書では39ページになります。
 本議案は、地方独立行政法人法に基づき定める公立大学法人静岡文化芸術大学に係る中期目標につきまして、今年度をもって平成28年度から6年間の第2期中期目標期間が終了いたしますことから、新たに令和4年度から6年間について第3期の中期目標を定めるものでございます。
 2に記載のとおり中期目標は、公立大学法人が6年間において達成すべき業務運営の目標を知事が定め法人に指示するものであります。これに従い法人は中期目標を達成するための具体的な計画を中期計画として定めることとなります。
 中期目標の概要につきましては、5ページの公立大学法人静岡文化芸術大学第3期中期目標の特徴を御覧ください。
 最上段の前文に書いてありますけれども、重点的な目標として持続可能な社会の担い手の育成、地域貢献機能の強化、学生の安定的な確保の3点を掲げまして、法人のこれまでの取組を踏まえながら社会情勢の変化に対応し、さらに魅力ある大学になることを目指して各種目標に取り組むこととしておるところでございます。
 続きまして6ページを御覧ください。
公の施設の指定管理者の指定についてであります。
議案では83ページと85ページ、議案説明書では41ページと42ページになります。
 第142号議案及び143号議案公の施設の指定管理者の指定について、静岡県コンベンションアーツセンター及び静岡県舞台芸術公園であります。
 静岡県コンベンションアーツセンター・グランシップと静岡県舞台芸術公園の2施設につきましては、今年度末で指定期間が終了することに伴い次期指定管理者の選定作業を進めてまいりました。
 グランシップにつきましては、県の文化振興施策の中心を担い県全域で事業を実施している公益財団法人静岡文化財団を、また舞台芸術公園につきましては、当該公園内の施設の専用使用者で優れた舞台芸術を通じて本県の文化的魅力を世界に発信している公益財団法人静岡県舞台芸術センターを、いずれも非公募、単独による指定管理者候補者といたしました。
 5に記載のとおり、10月18日に学識経験者等から成る指定管理者選定委員会において両候補者が適格であるとされ、今議会に両財団を指定管理者とするための指定についてお諮りするものであります。
 次に、昨日に追加で配付いたしました説明資料追加配付の1ページ目をお開きください。
 第150号議案「令和3年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
追加議案では7ページ、追加議案説明書では18ページと19ページになります。
 スポーツ・文化観光部関係の補正予算は第11款教育費7000万円の増額となりました。
 2ページをお開きください。
 2事業の私立幼稚園等教育支援体制整備事業費助成7000万円は、私立幼稚園及び私立幼稚園型認定こども園への保健衛生用品等の購入に対する助成、ICT環境整備に対する助成であります。
 別冊資料として主要事業参考資料国補正予算分をお配りいたしましたので、併せて御参照ください。
 なお、国の経済対策に呼応しまして実施が必要な事業につきましては、今後予定している2月補正予算や令和4年度当初予算において財政当局と調整の上、予算を計上してまいることとしております。
 元の説明資料に戻っていただきまして、7ページを御覧ください。
 東静岡駅南口県有地の活用に向けた取組についてであります。
 2に記載のとおり、静岡県立大学等と連携し11月27日から30日においてグランシップ広場でにぎわい創出につなげる実証実験を行いました。今後アンケート結果の分析などを行い暫定的な活用の仕組みづくりを進めてまいります。
 続きましてページをめくっていただきまして、14ページまで飛んでください。
 次期静岡県文化振興基本計画の策定についてであります。
 今年度現行計画が最終年度を迎えることから、令和4年度から7年度までの4年間を計画期間とする第5期計画の策定に向けて計画の素案を取りまとめるところであります。
 2(3)に記載のとおり、世界に輝くしずおかの文化芸術の振興、社会の多様な担い手による創造的な活動の推進、文化芸術に触れる機会の拡充と人材育成の促進等を重点施策と位置づけ、多種多彩な文化が花開き一人一人が表現者になるふじのくに芸術回廊の実現を目指してまいります。
 今後は22日からパブリックコメントを実施いたしまして、文化政策審議会での審議を経まして、2月議会で御意見を頂き年度内に計画を策定、公表する予定であります。計画の素案につきましては、別冊資料として添付しておりますので後ほど御覧ください。
 別冊資料には文化振興基本計画のほか、スポーツ推進計画や教育振興基本計画などの計画の素案も添付しております。それぞれパブリックコメント等の必要な手続を経て静岡県の新ビジョンとの整合を図った上で、改めまして2月議会に最終案をお諮りする予定となっております。
 続きまして15ページを御覧ください。
 オリンピック・パラリンピック文化プログラムについてであります。
 静岡県文化プログラム推進委員会では、合わせて1,340件の様々なプログラムを認証し県内各地で展開するとともに、東京2020オリンピック・パラリンピックと連携して大会を文化の祭典としても盛り上げ、9月に全てのプログラムを終了したところであります。
 なお、昨日追加で配付いたしました静岡県文化プログラム成果報告書には個々のプログラムの実施状況、成果、文化プログラム推進委員会の活動状況等をまとめておりますので、また後ほど御覧頂きたいと思います。
 16ページをお願いします。
 令和3年度ふじのくに文化財保存・活用推進団体の認定と表彰についてであります。
 県では文化財の保存・活用に取り組む各地域の民間団体のさらなる活性化を図るため、令和2年度に39団体を認定したふじのくに文化財保存・活用推進団体認定制度について、令和3年度も2に記載のとおり募集いたします。認定された団体は3に記載のオリジナルロゴマークを使用することが可能になります。
 また、4に記載のとおり令和3年度から新たに表彰制度を創設し、これまでに認定を受けた団体のうち特に優れた取組を行っている団体を年度末に表彰する予定であります。
 17ページを御覧ください。
 富士山富士宮口五合目来訪者施設整備事業についてであります。
 本年3月に発生したレストハウス火災を受け、急務となっている富士山富士宮口五合目における来訪者施設の整備につきまして、来訪者の安全確保、富士山の文化的価値の発信、環境保全活動の拠点等のコンセプトを有する施設整備を進めまして令和10年度の供用開始を目指してまいります。
 施設の概要は2に記載のとおりです。噴石対策、積雪による工期の制限、山岳地での工事等の特殊要因から事業費が高額となる見込みですが、今後設計業務を通じて可能な限り低減を図ってまいります。
 続きまして1枚めくって18ページをお開きください。
 静岡県教育振興基本計画(2018年度〜2021年度)の令和3年度評価結果についてであります。
 計画の進捗状況につきましては、2(1)イに記載のとおり37の目標指標のうち進捗状況区分が目標値以上のAまたはBとなった18指標が目標達成に向けて順調に推移している一方、14指標がCまたは基準値以下となっています。また主な取組につきましては、(2)イに記載のとおり599の取組のうち559の取組、93.3%がおおむね順調に進捗しております。
 評価書では課題や今後の取り組むべき施策の方向性等を総括的評価として取りまとめており、これらを踏まえて次期計画の策定を進めているところであります。評価書につきましては、別冊資料として添付しておりますので後ほど御覧ください。
 続きまして19ページを御覧ください。
 次期ふじのくに有徳の人づくり大綱及び静岡県教育振興基本計画の策定についてであります。
 大綱と計画は今年度が最終年度であることから、令和4年度から7年度までの4年間を対象期間とする新たな大綱と計画の策定作業を進めております。
 大綱の素案では、2(3)に記載のとおり基本理念を「『有徳の人』の育成〜誰一人取り残さない教育の実現〜」としております。その上で計画の素案におきましては、3(3)に記載のとおり3つの方向性の下、9つの重点取組を掲げております。
 今後は、4に記載のとおり22日からパブリックコメントを実施し、2月議会で御意見を頂いた後、3月の総合教育会議での協議を経て年度内に計画を策定、公表する予定であります。計画の素案につきましては、別冊資料として添付しておりますので、後ほど御覧ください。
 1枚めくっていただきまして、20ページをお開きください。
 県内観光促進事業の推進(地域観光支援事業)についてであります。
 県内観光事業の早期回復を図るため、県内の感染状況を踏まえた上で県民を対象とした県内観光促進事業「バイ・シズオカ〜今こそ!しずおか!!元気旅!!!〜」を10月18日から再開しております。これまでの実績につきましては、2の表の実績にありますとおり4月1日から11月30日までの旅行券の発券数は推計で36万枚超、割引経費は22億7000万円となっております。
 現在国の制度改正の方針を踏まえワクチン検査パッケージを活用した近隣都県への割引対象地域の拡大に向けた調整を行っておりますが、準備が整い次第速やかに事業の拡大を行い、さらなる需要喚起策に取り組んでまいります。
 続きまして21ページを御覧ください。
 観光産業回復に向けた観光事業者や交通事業者等への支援策の展開についてであります。
 県内観光産業の早期回復を図るため、5社以上で構成された県内観光事業者のグループが連携して行う、観光客と受入れ施設の双方の感染リスクを低減した観光サービスの提供を支援するウイズコロナ時代における観光産業回復促進事業を実施してまいります。あわせまして交通事業者における県内への誘客、周遊の取組を支援する交通事業者による誘客・周遊促進事業、旅行業者における本県へのグループ旅行商品の造成を支援するグループ旅行商品造成促進事業により関係者が一体となった観光需要喚起策を展開してまいります。
 続きまして1ページめくって22ページをお開きください。
 ふじのくに安全・安心認証(宿泊施設)制度の推進についてであります。
 2に記載のとおり6月28日の受付開始以降、1,724件の申請を受け付けまして、11月30日現在で1,475件の認証が完了しております。また認証宿泊施設を対象とした感染防止対策等に係る助成制度につきましては、518件、11億3545万円の申請を受け付けております。
 今後も助成制度の活用を一層促進し、安全・安全な本県旅行の構築と再開した観光促進事業の推進の両輪により観光産業の回復を図ってまいります。
 23ページを御覧ください。
 次期静岡県観光基本計画の策定についてであります。
 今年度に現行計画が最終年度を迎えることから、令和4年度から7年度までの4年間を計画期間とする次期計画の策定を進めております。
 3に記載のとおり基本理念として、誰もが幸せを感じられる観光地域づくりにおける心の豊かさと持続可能な地域社会の実現を掲げまして、3つの基本方針であるしずおかの魅力で幸せと感動を呼ぶ観光サービスの創出、将来にわたる経済発展に向けた来訪者の受入れ体制の強化、訪れる人と迎える地域の満足度を高める観光DXの促進に基づきまして具体的な施策に取り組んでまいります。
 今後は4に記載のとおり24日からパブリックコメントを実施し、有識者懇話会を経て、2月議会で御意見を頂き年度内に計画の策定、公表する予定であります。計画の素案につきましては、別冊資料として添付しておりますので後ほど御覧ください。
 続きまして24ページをお開きください。
 駿河湾フェリーの運航状況等についてであります。
 1に記載のとおり本年4月から11月までの輸送人員の累計は5万5285人で、新型コロナウイルス感染症影響前の前々年と比較すると52.8%となっております。
 そのうち乗用車による個人利用は運賃半額キャンペーン等の効果もあり前々年同期比102.1%となったものの、団体利用は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け前々年同期比13.3%と非常に厳しい状況にあります。
 また、3に記載のとおり今議会において補正予算案としてお諮りしておりますが、県が所有する老朽化した高速救助艇及び救助艇揚卸装置を更新することによりまして駿河湾フェリーの安全な運航を確保してまいります。
 25ページを御覧ください。
 歴史・文化資源を活用した広域連携の取組についてであります。
 2年連続で本県ゆかりの大河ドラマが放送される機会を捉えまして、県と関係市町が連携して地域の歴史・文化資源に対する住民の理解を深め、磨き上げ、広域周遊を促進する事業を展開することで将来を見据えた観光地域づくりを推進してまいります。
 特に大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は放送まで1か月を切り、特設ウェブサイトの開設や伊豆の国市大河ドラマ館横に情報発信拠点を併設するなど東部・伊豆地域の誘客施策を積極的に展開してまいります。
 続きまして26ページをお開きください。
 富士山静岡空港の利用状況についてですが、こちらは10月分なんですけれども、11月分が出まして昨日追加で配付した説明資料の3ページにつけましたのでこちらを御覧ください。
 令和3年11月の搭乗者数は、2に記載のとおり国内線のみの2万3935人となり全体で前年同月から35.4%の増、6,254人の増加となりました。搭乗者数が2万人を超えたのは昨年2月以来の1年9か月ぶりであり、回復基調となっておるところでございます。
 それでは、元の資料に戻っていただきまして、27ページになります。
 富士山静岡空港における令和3年冬ダイヤ期間の運航計画についてであります。
 国内線の9路線、週77往復となっているところでございます。国際線については現在まで全便が欠航、運休している状況にあります。
 続きまして最後の28ページでございます。
 富士山静岡空港を拠点とした地域の魅力づくりの推進についてであります。
 県では、空港旅客ターミナルビル3階に静岡・山梨両県の魅力を発信する「ふじのくに空のしおり3776」を設置しております。
 この施設では両県の特産品や観光情報を展示しており、2に記載のとおり施設に出展した両県の企業による新商品の開発が実現したところでもあります。今後県内写真家による空港周辺の日常風景を題材とした写真展の開催も予定しており、引き続きこの施設を活用して空港を拠点とした地域の魅力づくりを推進してまいります。
 私の説明は以上でございます。

○広岡スポーツ担当部長
 スポーツ担当部長の広岡です。私からはスポーツ局の所管事項について説明させていただきます。
 お手数ですが説明資料の8ページにお戻りください。
 スポーツコミッション推進本部の設置についてでございます。
 東京2020大会などの大規模国際大会におけるレガシーを継承するため、まずはスポーツの振興を通じて地域活性化を推進する組織――スポーツコミッション推進本部を令和4年1月にスポーツ局内に設置いたします。
 3(1)に記載のとおりスポーツによる地域づくりにつながる大会・合宿誘致などの市町等への支援、自転車やラグビーなどレガシースポーツの拠点化の創出、都市ボランティアを活用したスポーツボランティアの組織化などに取り組んでまいります。
 3(2)に記載のとおり推進本部の本部長につきましては私が、副本部長にはスポーツ局長とオリパラ担当のスポーツ・文化観光部参事が就任いたします。スポーツ局内の3つの課におけるスポーツコミッションに関わる担当業務を集約するとともに、スポーツに関わる様々な関係者とのネットワークの構築や民間人などの専門人材の選任、調整を行い、あわせて市町や県内スポーツ関係団体との具体的な調整を進めてまいります。
 次に9ページを御覧ください。
 次期静岡県スポーツ推進計画の策定についてであります。
 次期静岡県スポーツ推進計画は、今年度末に策定予定である国の第3期スポーツ基本計画を参酌しつつ、静岡県スポーツ推進審議会の審議を踏まえ策定作業を進めております。
 2に記載のとおり次期計画では、大規模国際スポーツ大会の終了に伴いイベント中心の取組から日常におけるスポーツ振興への転換を目指すこととし、計画期間を2025年度までの4年間としております。
 次期計画では3つの柱による施策体系とし、基本方針1としてスポーツによる健康づくりの推進、基本方針2としてスポーツ文化の醸成とスポーツを通じた共生社会の実現、基本方針3として地域特性等を生かしたスポーツによる地域と経済の活性化とし具体的な施策に取り組んでまいります。
 今後は、3に記載のとおりパブリックコメントを実施し、見直し作業をさらに進め2月県議会に最終案をお諮りするべく作業を進めてまいります。なお計画の素案につきましては、別添資料として添付してございますので御参照頂ければと思います。
 続きまして10ページをお開きください。
 次期静岡県自転車活用推進計画の策定についてであります。
 次期静岡県自転車活用推進計画は、国の第2次自転車活用推進計画を勘案するとともに、本県の実情や社会情勢の変化を踏まえ策定作業を進めております。
 2に記載のとおり次期計画では、現計画の4つの柱と目標を踏襲しつつも新たな課題に対応するため、指標欄にゴシックで記載の3つの指標を新たに追加することとしハード・ソフトの施策を総合的に進めてまいります。計画期間につきましては、国の推進計画に準じて2026年度までの5年間としております。
 今後は、3に記載のとおりパブリックコメントを実施し、見直し作業をさらに進め2月県議会に最終案をお諮りしてまいりたいと考えております。なお計画の素案につきましては、別添資料として添付しておりますので御参照頂ければと思います。
 続きまして11ページを御覧ください。
 県民へのスポーツ機会の提供についてであります。
 新型コロナウイルス感染症の影響により様々なスポーツ活動が停滞している中、感染症拡大防止対策を徹底し、安全・安心を確保しつつ県民のスポーツへの関心を高めスポーツ活動への参加機会を提供しているところであります。
 2に記載のとおり市町や関係団体と協力しながら、誰でも気軽にスポーツを体験できる県民スポーツレクリエーション祭の開催など生涯スポーツの振興に取り組んでおります。
 また、3に記載のとおり障害者にスポーツの機会を提供するわかふじスポーツ大会やタンデム自転車等を対象としたパラサイクルの練習会、体験会の開催を通して障害者スポーツの振興に取り組んでおります。
 続きまして12ページをお開きください。
 4に記載のとおりオリンピアンなどのトップアスリートから児童生徒が直接指導を受けられるドリカム・スタート事業の実施、オリンピックにおいて本県ゆかりの選手が多くのメダルを獲得するなどすばらしい成績に結びつきました選手の強化活動を支援する事業によりまして競技力の向上に努めるとともに、県民へのスポーツへの関心を高める取組を実施しております。
 13ページを御覧ください。
 東京2020オリンピック・パラリンピック大会後の主な関連行事等についてであります。
 東京2020大会に関する各種報告や本県ゆかりの選手の活動に対する表彰など関連行事を開催してまいります。
 2に記載のとおり障害者スポーツの理解促進と普及を目的に、先月21日に袋井市のさわやかアリーナでパラスポーツ運動会を開催いたしました。当日は企業や大学生、自治体、県議会等の16チーム、健常者と障害者合わせて約200名の方が参加し、パラスポーツの4種目を体験いたしました。
 今月にはオリパラを合わせて9名の金メダリストに県民栄誉賞、オリパラを合わせて26名の銀メダリストから8位入賞者に知事特別表彰を贈呈いたします。
 明後日になりますが、12月16日には県や自転車競技連盟、関係市町等の周辺自治体、産業や観光、交通、医療などの関係団体で構成する東京オリンピック・パラリンピック自転車競技開催推進委員会の総会を開催し、東京2020大会開催に至る事業の実績等を報告いたします。
 また、1月9日には梶原悠未選手や杉浦佳子選手などオリパラ自転車競技日本代表選手をお招きし自転車競技に係る大会報告会を開催いたします。当日は都市ボランティアサンクスパーティーを併せて開催しボランティアの皆様へのお礼のメッセージをお送りするとともに、大会の振り返りなどを行います。
 また、3月にはCSC――日本サイクルスポーツセンターの再オープンと連携し、オリンピック終了後に再整備いたしましたマウンテンバイクコースのお披露目やパラスポーツの体験会などを行うマウンテンバイクレガシーイベント――仮称でございますが――の開催を予定しております。
 なお、来年3月に予定しておりましたマウンテンバイクの国際大会ジャパンマウンテンバイクカップにつきましては、現下の海外における新型コロナウイルス感染症拡大に伴い海外のトップクラスの選手の参加が現時点では確定できないことから大会を延期することとし、令和4年度中の開催を目指すことといたしました。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いします。

○江間委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査も併せて行います。
 では、発言をお願いいたします。

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