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委員会会議録

質問文書

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平成27年2月企画くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:03/02/2015
会派名:自民改革会議


○石橋委員
 それでは、最後に本年度末を迎えて、くらし・環境部におきましては、大内くらし・環境部理事、諏訪建築住宅局長の2名が県を退職されると伺っております。
 大内くらし・環境部理事は、これまで34年5カ月の長きにわたり静岡県職員として奉職され、県農林事務所、農山村整備部技監や森林整備課長などを歴任し、平成24年4月にくらし・環境理事に就任されました。
 諏訪建築住宅局長は、これまで35年の長きにわたり静岡県職員として奉職され、文化政策課技監や住まいづくり課長などを歴任し、平成25年4月に建築住宅局長に就任されました。
 お二人におかれましては、これまで県職員として、それぞれの林業行政、建築行政などの県の重要な施策の推進に寄与され、県行政の発展に大変御尽力をいただきました。
 御退任に当たって、これまで携わってこられた県行政を振り返って、県当局の後輩の皆様、県議会への御感想や御所見などありましたら、一言お話をいただきたいと思います。以上。

○大内くらし・環境部理事(自然共生担当)
 私は、2年前に、くらし・環境部に来まして、毎年、退職される方の委員会での挨拶を聞きながら、私の番ももうすぐくるんだと思っておりました。
 いよいよ私の番になりまして、何をしたらいいのかと考えたのですけれども、なかなか思いつかないのですけれども、私は林業職でありまして、林業関係、森林関係、最後に森林の中にある自然環境について、自然共生担当ということで担当させていただきました。
 その中で、やはり先ほど答弁したとおり、鹿対策というのは、非常に大きな課題でありまして、県としましては、全国的に見てもかなり対策が進んでいて、伊豆半島のようなところでも現状は何とか増加をとめて、もう少しで減少のトレンドがつかめるのではないかというところまでいっています。
 ただ、私としては、先ほど言いましたように、公務といいながら殺生を伴う事案ですので、なかなか自分たちの成果をアピールできない。こうすればうまく捕獲が進む、駆除が進むというのは言いにくいというジレンマをずっと抱えながら、この仕事に取り組んでまいりました。
 しかし、我々の取り組みが、地域あるいは自然環境に十分貢献しているのではないかという自負を今持っております。
 今後も、今私が話しているような成果については、若い人たちが地道な研究等を猟友会と一緒になりながら駆除を進めているわけですから、そういう取り組みについて、今後とも県議の皆様の御支援もいただきたいと思います。
 特に、鹿対策につきましては、私が来ましてから、予算も皆さんの御理解と御協力で毎年増加しておりまして、大変充実してきていますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
 どうもありがとうございました。(拍手)

○諏訪建築住宅局長
 本日は、どうも貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。
 いよいよカウントダウンが始まったと、改めて思っているところでございます。
 2番委員からも御紹介いただきましたように、昭和55年に建築職員といたしまして、袋井土木事務所の建築住宅課に採用になりました。以後ずっと建築関係に携わっておりますけれども、20代、30代は最前線で主に建築確認あるいは営繕の事業と設計工事に精力を使ってきました。
 それから、40代になりますと、当時、結構大規模プロジェクトがいろいろやられておりました。そして、あとイベントがかなり盛んな時期でありまして、私は、グランシップの建設あるいはわかふじ国体、それからわかふじ大会の上のほうに派遣されまして対応していたということでございます。
 最後の10年間は50代でございましたけれども、それまでも一生懸命やってきたのですけれども、最後の10年間は非常に密度が濃い時間を過ごさせていただきました。10年どころではなくて、20年むしろ30年ぐらいの感覚を今感じているところでございます。プロジェクト「TOKAI−0」、それから一片も落とすなというミッションの中で、グランシップの外壁の剝落対策、それから生活の55年体制に一石を投じました波紋が大変大きくなりました住宅施策に主に携わらせていただきました。プロジェクト「TOKAI−0」につきましては、当時1万戸の目標に対してなかなか成果が上がらなくて苦労したのですけれども、現状は2万戸の目標が既に見えてきているということでございます。
 それから、グランシップの外壁剝落につきましては、去年の10月、11月に無事対策工事も完了いたしました。
 そして、最後の住宅施策でございますけれども、民間の事業者の皆さんに考え方が大分浸透してきておりまして、県内でも幾つかの自由化がされているということで、4月以降には、早速目に見える形で県の考え方を実践していただいた住宅地も整備されてくるということでございます。
 ここに至りますまでには、県議会の議員の先生方も大変熱い御支援御鞭撻をいただいたおかげだということで感謝しております。
 また、私一人では当然できないことでありまして、上司、同僚あるいは後輩の皆様に十分支えていただいたからこそ、きょう、この日を迎えられたということで、この場をおかりしまして感謝したいと思います。
 なかなか行政、いわゆる公務員が目標を立てていろいろ仕事に取り組んでおるのですけれども、なかなか褒めていただけることはなく、できて当たり前、できなければさらに努力しなくてはいけないということはやむを得ない仕事でございます。今建築関係の職員が138名おるのですけれども、その皆さんの統括という立場で、言い方を変えますと建築の頭領として県政に携わっている観点から言いますと、職員の皆さん非常に努力をして汗をかいてやっていただいている中で、何とか私の立場としては、少しでも光を当てて努力が報われるような環境をつくっていかなければならないということで常々思っていたのですけれども、力及ばずきょうに至ったということでございます。
 後輩の皆様には、ぜひいろんなことを経験して力をつけていただいて、そうしますと組織としての力がついてきますので、そういった形の中で、今後県政に取り組んでいっていただければありがたいかなと感じております。
 最後になりましたけれども、県議会のますますの御発展と、企画くらし環境委員会の先生方の御健勝、それから御活躍を祈念いたしまして、退職の言葉とさせていただきます。
 どうも本日は大変ありがとうございました。お世話になりました。(拍手)

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