本会議会議録
質問文書
令和4年11月移住・定住等促進特別委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 中澤 通訓 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 11/16/2022 |
![]() | 会派名: | ふじのくに県民クラブ |
○中澤(通)委員
どうもありがとうございました。
酒井さん、業務としては、ヘッドハンティングのようなことも依頼があってやられるのですか。
○酒井参考人
やります。
○中澤(通)委員
そういうのが現実ですね。そうでないと、新卒だけとか、若年層だけとか、限られているから、逆にいうと、企業の人たちのネットワークはずっと既存の会社で、それなりの力がある人を探すって難しいんですよね。でも、逆にいうと、酒井さんのような中間に入っている人たちが情報を持って紹介するところがかえって楽なのかなと思ったりしますので、むしろそのほうが得意になるんじゃないかと思います。
○酒井参考人
実際に、静岡県の企業から頂いたオーダーを基に、都内の人材をリサーチして、まさにヘッドハンティングのようなこともやっております。
○中澤(通)委員
そういう業界の人たちとのつながりで、自分が知らなくても、情報交換になってくる仕事なんでしょうね。
併せてですけれども、県に求める役割の中で、県大との連携の中に、県内の情報発信と併せて、県大の入学者の増加、先ほど言ったように、ここに来たけれども、一回故郷へ帰って、また来られる。ですから、要は、関係人口ですよね。その人たちをもう一回戻せるという。
実は、県立大学は、入学金が県内の子供と県外の子供とハンディキャップを付けてあるんですよ。県外の子供は、入学金が高いんですよ。逆にいうと、県内の子供は安くしてある、県立だから、創立当時からずっと来ていて、逆にいうと、県大に県内の子供が入っても、就職して出ていく場合もあります。逆もありますが、そうすると、関係人口にずっととどまってもらった方が、ある意味では、実働でフィードバックできる。税の面でも、そういう人たちにいてもらったほうがいいことを考えれば、そのハンディキャップは逆じゃないのか。つける必要がないのではないかという考え方も出てくるんですが、そろばんをはじくわけではないけれども、どう思われますか。
○酒井参考人
そうですね、結論は、両方できればと思うといいますか、県外の方を大学にもっともっと呼び寄せて、関係人口を増やしていくことも必要だと思っておりますし、先ほど述べさせていただきましたとおり、その方がやはりまた出ていかないように、その大学4年間のうちにしっかりとキャリア教育もしくは魅力的な企業を静岡県の中で増やしていくと、両方併せてできることが僕は大事かなと思っています。
○中澤(通)委員
入学金だけですから、ずっとのハンディキャップではないですけれどもね。県が負担する分ではないですが、1回だけですが、逆差別をわざわざ表へ出すこともないのかなと思ったりするのです。時代の流れからすると、もちろん関係人口を多くして、静岡県の魅力をしっかりと持ってもらう、そして定着してもらうほうがというような意識もないことはないんですがね。そんなことをまた少し考えています。
あと、イベントをどう企画したら、県内の企業に魅力が持たれるのか。それは、行政はセッティングぐらいしかできないですよね。それは、やっぱりイベントの仕掛けだと思うんですけど、御社でそういうことまではやられるんですかね。
○酒井参考人
そうですね。イベント等はやっております。
○中澤(通)委員
そういう積み重ねであれば、また静岡県への就職で入ってくる方が多くなるという、一定数が移住定住になってくるんでしょうけどね。
分かりました。ありがとうございました。
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