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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:蓮池 章平 議員
質疑・質問日:03/09/2022
会派名:公明党静岡県議団


○蓮池委員
 分割質問方式でお願いします。
 まず、予算のところから聞いていきます。
 予算書29ページには、来年度の予算額で減額されているところが結構あります。例えば心のユニバーサルデザイン推進事業費は前年度が1150万円、令和4年度の予定は300万余円。それから交通安全対策推進費(ア)交通安全県民運動事業費も1567万円から1015万8000円。減額した理由は何ですか。例えば1つに絞ろうか、交通安全県民運動事業費は今年度の実績は1470万2000円ですが、1000万円に減額された理由は何ですか。高齢者事故防止対策等まだまだやらなくてはいけないことがあるかと思いますが、その点を教えてください。

○中西くらし交通安全課長
 交通安全のための対策の事業費は、予算が厳しい中でありますけれども広報啓発事業として、今年度動物のイラストを広報キャラクターに活用しておりますけれども、令和4年度も使用ができるようにして経費を節約したところです。その他SNSをうまく活用して関係機関とか団体にも協力を得ながら、できるだけ少ない経費で効果的な広報啓発に努め大きく減額しているところです。

○蓮池委員
 予算を立てる上で、当初から減額で予算折衝に臨んだのかどうか、その点を確認したいです。

○中西くらし交通安全課長
 担当課としては、様々な財政事情等も勘案しながら予算計上させていただいたところです。

○蓮池委員
 交通事故全体は減っているんだけれども、高齢者の交通事故は増えているわけね。調整があったと思うけれども、本来予算を減らすべきじゃないんですよ。これは意見として申し上げておきますが、本来やるべきことはしっかりやらないと駄目ですよ、本当に。それだけ言っておきます。

 それから2点目、危機管理くらし環境委員会説明資料15ページ、16ページ第66号議案、第67号議案の落札価格は平米単価で割るとほぼ同価格ですよね。大体22万8000円か9000円の平米単価です。ただ予定価格は大分違いますよね。予定価格の設定に何でこんなに差が出たんですか。

○勝又公営住宅課長
 第66号議案の押切西団地と第67号議案の袋井団地の設計単価の違いは、まず建物の内装や外装の仕上げあるいは設備の仕様は、基本的に違いがございません。しかし建物を建てる場所の条件の違いにより建物の留意箇所が違ってくるところがございます。具体的には建築規制の違いにより、押切西は4階建て、袋井は5階建てで袋井のほうが合理的な建物の建て方になっております。次に、敷地の形状から押切西は平面的に折れ曲がったくの字の形となっております一方、袋井は単純な長方形で、押切西のほうが割高です。さらに地盤の状況が違うため、くいの長さも違うといった要因がございます。

○蓮池委員
 民間の事業者の努力も含めてこういう価格になったと思いますけれども、しっかり建てられるようにお願いしたいと思います。

 続きまして、先ほど8番委員からもお話がありましたが、29ページ、県のパートナーシップ宣誓制度です。12月の委員会でも確認したんですが、制度の考え方の(4)に提供可能な行政サービスを洗い出し適用できるよう調整を進めていくと書いてあります。12月には公営住宅の入居、それから例えば病院での手術の際の同意ができないかと御提案したんですが、具体的に今どんなサービスの洗い出しがあるかと、特に公営住宅は県で決められることなので進捗状況について伺いたいと思います。

○山口男女共同参画課長
 まず、行政サービスの洗い出しにつきましては、ただいま全庁にいわゆる法律婚の夫婦に対してどのようなサービスが提供されているか、法律婚の夫婦に対して提供されている行政サービスの中で同棲カップルに適用可能なサービスがあるかどうか、公営住宅や病院以外のものについても調査しているところです。
 それから、公営住宅に関しては公営住宅課と調整し、導入に間に合うように作業を進めているところです。

○蓮池委員
 具体的に何個あって、どんなものがというのはまだ言えない状況ですかね。
 それから、県営住宅は基本的に認める方向でいいということでしょうか。

○山口男女共同参画課長
 今申し上げました調査に関しては、実施途中なのでまだ数としては出ておりません。

○勝又公営住宅課長
 まず、公営住宅につきましては原則として親族以外の方は同居できないことになっております。ただし、婚約者や内縁関係の配偶者の方には現状においても親族とみなして入居できる規定がございますので、パートナーシップ宣誓をされた方につきましても同様の取扱いができるのではないかという方向で検討を進めている状況です。

○蓮池委員
 くらし・環境部の中での行政サービスは、公営住宅以外に何かありますか。

○山口男女共同参画課長
 今のところ、くらし・環境部の中では公営住宅以外の部分については把握しておりません。

○蓮池委員
 サービスがなるべく拡充できるように、引き続きしっかりお願いしたいと思います。

 続きまして37ページ、省エネ住宅普及推進事業の助成金額、制度について説明していただきたいのと、先ほどの議論の中でZEH住宅は比較的コストが高いということですが、例えば新築で若者世帯が建てるような50平米ぐらいの平均的な住宅でZEHにするとどのぐらいのコストアップになるのか、教えてもらっていいですか。

○鈴木住まいづくり課長
 まず、助成金額は新築住宅でZEH水準の省エネ性能として太陽光発電までは求めないため、太陽光発電を除いたZEH水準の断熱性能や機器の省エネ性能を行ってもらう場合の助成で40万円と考えています。
 平均的にどのくらい工事費がアップするのかについては、民間のある調査によると太陽光発電を除いて約200万円のアップになるということなので、5分の1程度の助成になります。

○蓮池委員
 200万円に対して40万円の助成で進みますかね。国の制度のこどもみらい住宅支援事業はどんな制度で、どのぐらいの補助が出るんでしょうか。

○鈴木住まいづくり課長
 こどもみらい住宅支援事業につきましては、太陽光を載せた完全なZEHになりますと100万円になっております。太陽光なしになりますと60万円です。80万円というメニューもありますので、60万円から100万円の補助になっております。

○蓮池委員
 ぜひこれが進んで、温暖化対策につながるようにお願いしたいと思いますが、できればもうちょっと国に近づけた助成制度にしてもらいたいと希望します。制度設計しているから、ここから変えるというのはなかなか難しいと思うんだけれども。

○鈴木住まいづくり課長
 今回の助成については、静岡優良木材を利用した場合には、最大30万円の加算となっていますので、木造住宅で静岡優良木材であれば合わせて70万円の補助が可能となっております。

○蓮池委員
 例えば静岡優良木材を使うと、その分やっぱりコストが高くなるでしょう。どのぐらい高くなるの。

○鈴木住まいづくり課長
 木造で何と比較するのかがあるかと思いますけれども、その辺の詳細なデータは把握していないです。

○蓮池委員
 それで了解です。
 あともう1つ、今回は美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略を見させてもらいました。あまり議論するに値しないというか対応もできないけれども、要は評価と課題のところも書いてあることは全部施策だし、何々する、何とかの実施が必要と書きぶりが評価と課題でも何でもないんですね。これはいつも言うんだけれどもPDCAが全然回っていない。もっときちんと評価、課題の分析をしなくちゃいけないと思うんですよ。
 例えば1つだけ申し上げますと、58ページも現状値の黒丸は未達成ということですよね。品質の確かな県産材生産製品出荷量の現状値が目標達成していない。この課題、要因分析はどうしているんですか。
 ここの所管じゃないからやめますが、いずれにしても、総合計画のほうが忙しくて一生懸命取ってつけたような分析を出されても、あまり議論に値しないというか、もうちょっと書きぶりとして評価と課題のところもきちんとそれぞれの事業の評価をして課題を洗い出して記述するようにお願いしたいと思います。
 例えば68ページで申し上げますね。ここの評価と課題のところで、地域の特性を活かした環境学習機会の拡充のため企業、NPO、市町等多様な主体による協働取組を促進することが必要と書かれている。でもこれは課題じゃないでしょう。もう施策だよね。何で施策が評価と課題のところに書いてあって、今後の取組方針に同じように環境教育に関する協働取組を促進と全部施策の表現、表記になっているんですよ。もし本当にこれをやるんだったら、きちんと評価と課題を明記しなくちゃいけないと思うんですよ。その点についての所見だけ伺って終わりにしたいと思います。

○竹内政策管理局長兼総務課長
 部全体を通じての課題、評価、今後の方針についてはおっしゃるとおり課題に対して今後の方針がしっくりいっていない部分もあると認識しましたので、しっかり見直しをして、今後毎年行っていく評価も含めて関係性をしっかり確認してから出してまいりたいと思います。

○蓮池委員
 これは国から人口減少対策でつくらなきゃいけないと求められてつくったと思うんですけれども、それなりにきちんと評価し課題を抽出し施策につなげるというPDCAが回るようにつくっていただくようにお願いします。

○四本委員長
 ここでしばらく換気のために休憩します。
 再開は11時30分とします。

( 休 憩 )

○四本委員長
 委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

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