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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成31年2月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:土屋 源由 議員
質疑・質問日:02/28/2019
会派名:自民改革会議


○佐地委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言お願いします。

○土屋委員
 それでは、質問2点を一括質問方式でお聞きしたいと思います。
 まず委員会資料47ページ、これは何名の委員からも質問がありましたので、中身を詳しく聞くものではありません。
 吉原林間学園のことですけれども、機能強化事項で小規模ユニット化と診療所の設置ということで以前よりは確実によくなっていると判断できると思いますが、せっかく新しい施設をつくったので、そのほかにも何かしらいろんな点を考えて整備してくれたと思います。何か配慮したところがあれば聞けと言われましたので、多分いい答えをしていただけると思いますので、その辺の説明をお願いしたいと思います。

 2点目は、これも皆さんから質問が出ていますけれども、委員会資料の71ページです。
 ばっと目を通して資料の説明をいただいた中で、ちょっとどうかなと思ったのが定量的目標の設定です。少なからず委員会の資料であるのであれば、これが何を指しているのかが、私たちに数字なら数字、何なら何という部分がこの1枚でわかるように全て書いてくれとは言いませんけれども、こういうものがその中の定量的という部分で言えば、数字の中に入っています、これを目標にしますと言っていただくことが必要かな。あまりこういう形で説明がないものですから、この部分については、私たちがみんなに説明するとき、私たちが聞くときにわかりやすくなっていないと、何が定量なのとなってしまうので、その辺は少し配慮をお願いしたい。定量が何なのかを全てじゃなくていいので、こういうことですと説明していただきたいのが1点。

 もう1つは、1つの法人が3つの病院をということで連携していくと記載がありますけれども、病院の形態、特性はみんな違っているわけですよね。でも1つの法人ということで、普通3つある病院が連携をとるのと、1つの法人の中で連携をとるのは違うのかなと思うんです。その辺の連携がとれる部分の強みというか、1つでやっている強み、いいところを示していただけたら私たちにも1つの法人の中で3つの違う形態の病院が連携をとれるんだなということがわかりやすく聞こえると思いますので、その説明をお願いします。

○佐藤こども家庭課長
 御質問ありがとうございます。
 委員の皆様方の御支援を賜りまして、整備も順調に進んできておりまして本年7月には開所できる見込みとなってきているところでございます。
 委員会資料に載っているもの以外について、どの点に配慮しているのかでございます。
 教室の個室化を図り、エアコンも個別に整備させていただいております。さらにリビング、ダイニング、キッチン、浴室をユニットごとに配置いたしまして生活の単位が小単位となり家庭的な雰囲気で生活体験を営むことができるように配慮しております。また現在の吉原林間学園では中学校1年生、2年生を1つの教室で教えている状況にございます。それを学年ごとに分けるほか理科室と家庭科教室が今兼用となってしまっております。それを別々のものとすると。そのほかパソコン教室を整理しまして教育環境の改善も図っているところでございます。

○鈴木医療政策課長
 県立病院機構の関係で2点御質問いただきました。
 まず、定量的な目標設定がわかりにくいということで申しわけございませんでした。
 端的に言いますと、数値目標を考えております。これまで第1期、第2期の中期目標の中では経常収支比率100%以上の達成だけだったのですけれども、第3期中期目標の中で病床の稼働率、利用率と患者満足度を掲げております。それに加えて定量的数値目標を設定してくださいということで、この数値を見ながらPDCAサイクルをうまく回していきたいという考え方で設定していただいております。
 具体的には、まず医療機能については各病院ごとに、例えば県立総合病院では手術件数であるとか、こども病院では心臓カテーテルの高度医療も1つ題材にして、件数を挙げていただいております。また病院間の連携を図るということで、他の医療機関からの紹介、あるいは治療が終わった患者さんをまた元の紹介元の病院に返すということで病床利用率についても目標設定していただいているとか、県民への情報周知していく中で公開講座の回数、また外来患者数や入院患者数に合わせて業務の改善、経営努力の中で事業改善していくということで業務改善についても具体的な数値を挙げて、毎年度この件数以上を維持していくということで目標設定していただくことを考えています。これらをもとにしまして、毎年度の評価の中で進捗状況を確認していきたいと考えております。

 それから、病院間の連携でございます。
 それぞれの病院が高度専門特殊医療ということで特色のある医療を展開しておりますけれども、1病院では対応が困難な分野においては、まさに1番委員からもお話がありましたとおり病院間の連携でさらなる機能の強化を図っていきたいと考えております。
 具体的には、例えば県立総合病院とこころの医療センターにつきましては、高齢化に伴いまして認知症の患者がふえておりますけれども、そういう方の身体面でのケアをしていくのに、精神科と身体の両方の対応が必要で、その辺の強化をしていきたいと考えております。また発達障害であるとか、思春期の問題、精神面でありますけれども、いわゆる小児から大人に移る移行期医療にスムーズに対応していくことでこども病院とこころの医療センターで連携する。またハイリスクの妊産婦さんの対応をお子さんはこども病院で、お母さんは県立総合病院と、あるいは先天性の心疾患等はこども病院で治療するんですけれども、後天的に発症する心疾患と違いまして先天性疾患、心疾患は非常に特徴的な、大人になってもそういうことを配慮した上で十分診療していくと必要があるということで、こども病院と県立総合病院が連携して、それぞれの機能をフルに発揮するという意味で病院間の連携を強めていきたいと聞いておりますので、県としても推進していきたいと考えております。

○土屋委員
 ありがとうございました。
 意見だけ言わせていただきます。
 吉原林間学園はすばらしい施設になるのがよくわかりましたけれども、逆に言えば今までがそうじゃなかったんだなというのがよくわかりました。
 以前の話を聞くと、やはり子供たちが何か押し込められているイメージがある中で施設が新しくなって個人個人がしっかりと伸び伸びと生活ができるのはすばらしいことだと思います。開所は7月と決まっていますけれども、1日も早くそれが使えるようにしていただきたいなと、意見というより希望というかお願いです。

 2点目の定量的については、字を見れば大体わかるんですけれども、どうせだったらさっき言った部分が1行か2行書いてあって定量的と書いてあれば、ああそういうことだなと。先ほど8番委員から質問があった中でいろいろと説明があったのでわかってはいても、自分たちが説明するときにはほかの資料も見なきゃだめというのは、委員会で説明するのであれば少なからず1行、2行でわかるようにしてあれば当然みんなにも伝わりやすいので、その辺も少し配慮していただきたい。
3つの県立病院がうまく連携をとって、それぞれそこに通うというか、病気で入った人たちがうまく連携をとっているところで動いていけるということになるのは一番うらやましいなと思いますので、できたらぜひ東部にもお願いしたいと最後に要望して終わりにします。

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