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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 淳 議員
質疑・質問日:03/09/2022
会派名:ふじのくに県民クラブ


○杉山(淳)委員
 一括質問方式でお願いいたします。
 まず、質問を2点、要望1点お話させていただきます。
 信号機のLED化の推進について自民改革会議の代表質問で取り上げられました。令和4年から9年間で信号機のLED化を進めていくということで、省エネとかメリットも大きいわけですが、答弁を聞くとやれる業者が限られている、その業者は信号機だけをやっているわけじゃないのでいろいろ大変だということも分かりました。でもLED化は進めていくし、脱炭素の取組として徹底した省エネに当たると思うんです。2030年へ向けて日本は動き出して、初年度に頑張ることが一番大事だと言われているわけですが、本会議の答弁では十分分からない点もあったので現時点の課題をもう少し詳しく聞かせていただけないでしょうか。あとLED化の進捗を9年間で進めるというんですが、早めることは可能なのかお伺いいたします。

 2番目は、運転免許証裏面の臓器提供に関する教示についてお伺いします。
 高齢者から臓器を提供されても使えるのかどうか甚だ疑問です。名前を書く欄があるから自署で書いている人が結構いるんですけれども、名前を書いて実際にどのぐらい活用されているのか見えないんです。家族の方が名前書いてあるのを見てびっくりして取り消すにはどうしたらいいかなどもあるんですけど、この臓器提供の意思確認の欄についての周知、説明は現在どのようにされているのか。実際に活用されているんでしょうか。あまり活用されていないように思うんですが、どうなのかお伺いいたします。
 3点目は要望になります。
 コロナによって公務災害になり得ると通知が出ていまして、新型コロナまん延に伴う公務災害で県警では先ほど6件申請が挙がっているとお伺いしました。感染者が職場に複数いる環境下で働いていれば公務災害にもなるし、近隣住民等との接触の機会が多い環境下も公務災害になります。特にクラスターなどはまさに公務災害に該当するので、ぜひ積極的にそれぞれの部署において周知されることを要望いたします。
 質問について2つお願いいたします。

○片塩交通規制課長
 信号機のLED化の推進に関し、まず現時点での課題についてお答えいたします。
 課題といたしましては体制の問題、予算の問題が大きく2つ考えられると思います。
 1点目、警察の体制は十分であるかですが、LED化事業に関しては例年と比べ約2倍の業務量が見込まれております。そのため信号の工事の設計を担当する交通規制課、それから信号工事発注を担当する施設課において、それぞれ課内体制の増強を行うなど事業を円滑に進められるよう現在体制を整えることとしております。
 続きまして、予算の関係ですけれども、来年度以降9年間で県内残りの灯器を全てLED化することに対し、試算上では約72億円ほどかかることになっております。
 8番委員御指摘のとおりLED化によるメリットは大変たくさんございます。その中で維持費の大幅な削減もございますので、それらを踏まえて不足する額はおおむね15億円ほどを見越しており、来年度以降9年間でその不足分を平準化して、まずは来年度必要な額について来年度の当初予算に計上しております。
 続きまして、来年度から始まる9か年計画の前倒しにつきましてお答えいたします。
 8番委員御指摘のとおり、早期実現に越したことはないかと思っております。ただしこのLED化の推進に関しましては県警察側の体制等の整備はもちろんですけれども、メーカーの生産能力や請負業者の施工能力等も考慮する必要がございます。そのような観点を踏まえ、また国や県の地球温暖化対策に係る基本計画の期間に合わせ、今回9か年計画とさせていただいております。決して机上の空論ではなく、これまでのLED化の施工実績等も踏まえこれであれば必ず実施可能であると見込んだ事業量を盛り込んでの計画となっておりますので、その点御理解頂ければと思います。
 いずれにしましても、御期待に応えることができますよう目標達成に向けて設計部門と発注部門と緊密に連携を図りながら計画的に整備を進める所存でございます。

○有馬交通部参事官
 運転免許証裏面の臓器提供に関する教示についてお答えします。
 各運転免許センター内に設置された電子掲示板において、臓器提供の意思表示欄等についての放映を行うとともに、運転免許証の更新者に対し講習の終了時や免許証の交付時に厚生労働省及び公益財団法人日本臓器移植ネットワーク作成のリーフレットを活用し、臓器提供の意思表示欄記入方法等について教示するなどの周知を図っております。
 次に、活用事例については、活用されているとは思いますけれどもデータがありませんので、今後も厚生労働省及び公益財団法人日本臓器移植ネットワークと連携しながら周知に努めていきたいと考えております。

○杉山(淳)委員
 ありがとうございました。
 先ほどの公務災害申請の要望についてちょっと言葉足らずでした。公務災害で後遺症になったとき間違いなくその職員を守る制度ですので、オミクロン株では確かに軽症者や無症状が多くてそこまでと思いますが、常に職員を守るための本当に重要な制度ですので、幹部の皆さんはぜひ周知をお願いいたします。以上要望して終わります。

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