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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
質疑・質問者:藪田 宏行 議員
質疑・質問日:11/08/2021
会派名:


○藪田委員
 それでは、一問一答方式でお願いします。
 令和2年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の36ページになりますが、中段に県産品販売促進関係事業の説明が載っております。
 バイ・シズオカ、バイ・ふじのくに、バイ・山のなどの取組について書かれておりますが、取組の実績と成果についてもう少し詳しく説明をお願いいたします。

○土泉マーケティング課長
 まず、バイ・シズオカの取組につきましてはロゴマークを作成し、また専用サイトを立ち上げ県内の市町、企業団体、メディアなどに広報を呼びかけ県民の参加を広めたところであります。
 また、県内スーパー等の地産地消フェアやセールは10社、約300店舗で展開される形になったことに加えまして非接触、遠隔の取組としてうまいもんドットコム等の3つのECサイトで県産品の1,200商品の販路拡大に取り組み、合計で目標の2億円を上回る2億4000万円の売上げがありました。
 また、山梨県と連携したバイ・ふじのくにの取組につきましては特産品等の物産展や直売会の相互実施に加え、山梨県の地場スーパーオギノで夏と冬の2回静岡フェアを開催いたしました。これは都合4日間ずつの2回だったのですが、合計約8500万円の売上げがあり大変好評を博したことから、スーパーオギノと中部横断自動車道を活用した週1便の定期的な直通の物流網を構築し成果につながっています。
 なお、長野県、新潟県を含めたバイ・山のにつきましては各県と連携して特産品の相互販売や現地スーパーとの連携の協議を進め、今年度に入り例えば長野県のリンゴや新潟県のお米の直売会の開催や、長野県の地場スーパーツルヤとのオンライン商談会を開催するに至っております。

○藪田委員
 ありがとうございました。
 新しい道路等もできて、こういった事業の積み重ねは大変意味深いものだと思いますが、私は正直学がないものですから令和2年度に聞いたときには県産品を売って、あるいは県産品を買ってくださいと言ってバイの意味は売買の売かと。ところが県の資料は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた生産者や事業者の皆様を応援する取組だと詳しく書いてあったのを読まなかったものですから、一般の県民からするとバイ・シズオカやバイ・山ののバイの意味をよく分からない人もいるんじゃないかなと思います。令和3年度はその説明が載っていないですね。
 県民の皆さんはもう分かるだろうと思って載せていないのかもしれないけれども、県産品を売り買いし新型コロナをはじめ困っている商店――1次産業もそうですが――を助けていきましょうという意味でバイは大変意味のある名づけだと思いますので、もう数年説明を載せたほうがいい気がしますけれどもどうでしょうか。

○土泉マーケティング課長
 貴重な御意見ありがとうございます。
 まず、バイ・シズオカにつきましては専用サイトを継続して立ち上げておりまして、今年度も市町や企業、団体にこういった取組への御協力をお願いしております。現在もリンクを貼り付けていただいたり、フェアやテイクアウトの情報発信等をしてくださっている市町等もございますので、バイ・シズオカのバイの説明を掲載させていただいております。
 また、今年度はオンラインカタログを立ち上げ、カタログにはバイ・シズオカという名前をつけさせていただいており、今後ビー・ツー・ビー、ビー・ツー・シーの両方にPRしてまいりたいと考えております。

○藪田委員
 山梨県や長野県と交流を進めている市町が多いと思いますが、この事業は積み重ねでだんだんよくなっていると思います。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 次に説明資料85ページについて、県内には新型コロナウイルス感染症の影響により疲弊した商店が多いと思われます。
 地域商業を活性化するための県の対策がここに載っているわけですが、この対策や取組をもう少し詳しく御説明願います。

○山下地域産業課長
 地域を支える商業施策につきましては、2つの大きな柱により進めております。1つは魅力ある個店をつくっていくこと、もう1つは商業エリアを活性化していくことです。意図といたしましては人が来てにぎわいが出てくることが商店街の大事なところだと思っております。
 具体的には、魅力ある個店につきましてはふじのくに魅力ある個店という制度の条件を満たした店舗をホームページに登録しており、昨年度末で571件出ております。こういった個店を他薦や自薦で表彰する制度をつくっており、表彰することでPRしていきます。昨年度は受賞店5店の30秒程度のPR動画をつくり、受賞店に渡して積極的に使っていただく取組を行いました。
 また、キャッシュレスにつきましてもセミナーを開催しております。
 商業エリアの活性化につきましては、従前から補助制度の形で商店街が行うアーケードの修理に対し3分の1の形で市町と連携した補助制度を持っております。
 あともう1つ、最近力を入れているのはリノベーションにより商業エリアを活性化して、なるべく外の人も含め新しい人に来ていただくことを進めております。

○藪田委員
 分かりました。
 各個店や商店の方から意見や要望等を直接聞く機会は、この事業の中にあるんでしょうか。

○山下地域産業課長
 ふじのくに魅力ある個店につきましては、1年に一度登録制度の更新をするときに売上げや県への要望などをアンケート形式で頂いており、その中でできるものにつきましては今年度も事業化しております。

○藪田委員
 ここで表彰するぐらいですから、大変模範になる立派な商店があると思います。できるだけいろんなところへ広めていただいて、今まさにコロナで疲弊しているお店が多いわけですので、ぜひまた関連の事業と一緒に地域商店の発展に尽力していただきたいと思います。終わります。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp