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委員会会議録

質問文書

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令和5年12月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:土屋 源由 議員
質疑・質問日:12/15/2023
会派名:自民改革会議


○土屋委員
 一問一答方式でお聞きしたいと思います。
 12月3日、私の住む伊豆の国市では防災訓練が中止になりませんでしたので参加しております。 危機管理くらし環境委員会説明資料の6ページ、地域防災訓練の参加者数の1人に私も数えられていると思いますが、同じページにわたしの避難計画の作成に取り組んだ市として伊豆の国市と書いてあります。
 私の住んでるところは長岡区という伊豆の国市に50幾つある区の中で一番大きい区です。ここには人が集まって会議をするような施設はありません。区民館はありますが、区民館で何千人も来るような訓練はできないので、それぞれにお任せをしてという形になっています。ですから駐車場にある防災倉庫の前に集まって話をしました。
 訓練はしっかりやりましたが、隣近所を見ても会議をするような施設があるわけではないので、わたしの避難計画を作成できるような場所はないはずなんですよ。実際それに取り組んだ地域もあったかもしれませんが、少なくとも会議をするような施設があるわけではない状況を本当に皆さん御存じなのか。地域にこれをやれと指示をしたとしてもできる状況にないです。紙を渡して書いてくださいと言うぐらいはできたかもしれませんが、外でそれも駐車場に皆さん集まっているような状況で作成なんかできないんですよね。
 自分たちは例年やっている訓練として、防災倉庫を開け何年か前に用意した備蓄食料の賞味期限を確認し、そろそろ切れそうなものをみんなで分ける。あとは1年に一、二回しか集まらないので機材をとりあえず動かしていつでも動かせるようにすることはやりました。
 ですから、防災訓練はやってはいるのですが、説明資料に書いてあるようなわたしの避難計画の作成はできないと思います。
 どこをターゲットにこの訓練をやってもらおうと考えているのか分かりづらいと思いました。その辺はどう考えているのかお聞きします。

○百P危機対策課長
 地域防災訓練では、大規模地震を想定したところが主だと思いますが、風水害、火山、津波などそれぞれの地域の特性に応じた訓練を市町や地元でいろいろ工夫してやっていただくよう実施要領で通知しているところです。

○土屋委員
 それぞれ地域に特性があります。私の住んでいるところは市役所から歩いて3分です。だから避難所といえば市役所になってしまう。地震の可能性はあるけれど山の中なので津波は全く関係なく、昔水が出たけれどももう全部直っているとなると、想定されるリスクは地震が起きたときの火災などに限定される。
 地域の訓練は、隣組の集まりですから各戸から必ず1人出てくださいという形で訓練の中身よりも集まること自体が訓練のようになっています。でも、消防団を経験している人はこの人とこの人で誰と指定しなくてもその人たちが先頭を走って水を出すと決まっています。そういう組織をなぜ生かさないのかと思うんです。県下全域にそういうものをつくれと言っても簡単にできる話ではないけれども、もうできているところが大分あると思います。
 顔を合わせても話もしない、誰が隣に住んでいるかも分からない地域とうちのような田舎とでは、訓練の仕方は大分違うと思うんです。同じ考え方で訓練の話をしても、それがその地域に本当にふさわしいかどうかは別の話だと思います。すみ分けして考え、防災力が弱い地域では訓練したり勉強したりして、そこでリーダーシップを発揮する人をその中でつくっていけばいいんじゃないか。県下全域で同じように防災訓練に参加してくださいとするより、そのほうがよっぽど効率がいいんじゃないかと思うんです。
 私の地域のやり方がほかのところにひけを取るとは決して思いません。市の中でも同じことが言えますが、県の中でもそういう見方をしていただき、県内どこでも同じではない形でつくっていただけたらと意見として申し上げて終わりたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp