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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年6月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:蓮池 章平 議員
質疑・質問日:08/16/2021
会派名:公明党静岡県議団


〇蓮池委員
 分割質問方式で伺います。
 まず、今回上程されました飲食店の時短要請の補正予算額15億1600万円は、対象がたしか2万9000店舗ぐらい飲食関係のお店があったでしょうかね。
 間違ったら訂正していただきたいと思いますが、全ての店舗に協力頂くことでこの予算が組まれているかどうか、その点をまず確認したいと思います。
 それから、申請に係る書類なんですが、既にまん延防止等重点措置が出されている都道府県等を見ると、かなりいろんな書類を用意しなくちゃいけないんですね。今回どういうものを書類として必要と考えているのか、その点についても伺いたいと思います。
 公明党県議団としても――自民党さんからもありましたけれども――先般知事に対してとにかくこの飲食店の協力金の早期支給のための手続は迅速にしなくちゃいけないということで、外部委託も含めた対応を求めました。今回はそういう対応をしていただいたということ。それから市町の負担分、これによって影響を受ける事業者が相当あるのでそれに対する支給、それからホテル、旅館関係がかなり影響を受けるので、そこに対する支援のメニュー等も求めたところであります。
若干部が違うところもありますが、このホテルについて少し聞いておかないといけないんですが、ホテル、旅館はほとんどが飲食業の免許を持っているので部屋食であってもお酒の提供はできないと確認しておりますが、例えば宿泊する方が持ち込んで食事のときに飲んでいいのかとか、ホテルの中の自動販売機や売店等でもお酒を扱ってると思いますが、そこら辺の考え方はどうなのか伺いたいと思います。

〇太田危機対策課長
 まず飲食店の対象の数でございます。
 25市町の飲食店が、約2万8900店舗となってございます。
 今回の予算につきましては営業時間を短縮していただいた飲食店が対象となりますので、先ほどの全体の飲食店数の50%を協力対象の飲食店数と計算してございます。
 2点目、申請に必要な書類でございます。
 先週金曜日に、飲食店に対する協力金の申請要項をホームページに掲載したところでございます。
 申請書類につきましては、申請書、誓約書、また営業の実態が分かる書類といたしまして確定申告書や帳簿等の写し、申請本人の確認書類や飲食店営業許可の写し、営業時間の短縮をしていただいたことが分かるものを提出していただくこととなってございます。
 次に、ホテル、旅館の宿泊者に対する要請でございます。
 今回、ホテル、旅館の中で宿泊客に限定して食事を提供する食堂については要請の対象としてございません。ですので宿泊者がホテル、旅館の中で飲食することについては具体的な要請は行っておりません。ただ県全体で密の徹底回避、接触機会の減少、大人数での飲食の自粛等を呼びかけてございますので、その中でお願いしております。

〇蓮池委員
 まず、この予算規模なんですけれども、2万8900店舗のうち50%と言いましたか。休業要請して半分が協力しない前提で予算が組まれているということですか。それをもう1回確認します。
 それから、ホテル、旅館なんだけども、飲食の提供も当然するんだろうけども、例えば旅館で、自分のところで料理して提供するところはほとんど飲食業の許可を持っているので、そこに対してはお酒の提供は自粛の対象ですよね。その点、再度確認します。

〇太田危機対策課長
 まず飲食店の50%についてですけれども、昼間だけ営業しているお店と夜間も含めて営業しているお店がございまして、今回夜8時以降の営業について自粛を要請していますので、夜の8時以降まで営業してるお店のことでございます。
 協力金につきましても8時以降営業してるお店が対象となっていますので、そちらの割合をこれまでの協力金の実績から50%と計算させていただいております。
 次に、ホテル、旅館のお客様へのお酒の提供についてなんですけれども、先ほど申し上げました飲食店に対して要請させていただいておりますので、御本人が飲食店に持ち込みされる場合も含めて今回飲酒していただかないように要請してございますけれども、宿泊施設、ホテルについてはそのような要請は行っていない状況です。

〇蓮池委員
 要するに、この2万8900店舗のうち夜の時間にやっている店舗数約1万4500ぐらいが対象で、そこは全て協力していただくってことで予算を組んでいるということでいいですか、確認です。
 それから、私が聞いたのは部屋食とかで旅館やホテルに宿泊した方に食事を提供するときに、お酒の提供はいいのかということ。

〇太田危機対策課長
 先ほどの飲食店につきましては、7番委員おっしゃるとおりでございます。
 次に、宿泊しているお客様に対するお酒の提供ですけれども、そちらについては今回の要請に入ってございませんけれども、先ほど申し上げましたとおりコロナ対策全般でお願いしておりますので、そこの中であまりお酒は飲まないように御理解、御協力をお願いしております。

〇蓮池委員
 ということは、私が事前に説明を聞いたことが違っていて、要するにほとんどのホテルや旅館でも飲食業の許可を取ってますよね。ホテルや旅館は今回のこの飲食店に対するお酒の提供をしない要請をする対象からは外してあるっていうことですか。

 それからね、もう1点。
 この協力金の支払いについてなんですが、これだけ長期間収入がなくなればいろんな支払いが発生しても収入がないケースがあるわけですから――売上げによって若干変わるかもしれませんが――そういう意味では国は先払いについては対応可能となっておりますが、県は先払いについてはどんな考えをしてますか。

〇黒田危機管理監代理
 ホテル、旅館でのお酒の提供について、飲食店の許可を取っているところは全て自粛と私の方で説明させていただいていましたけれども、ホテル、旅館の宿泊客のみを対象にしている場合は自粛要請の対象とはしない対応をさせていただきたいと考えております。

〇太田危機対策課長
 協力金の先払いにつきましてお答えいたします。
 過去の協力金の申請、受領におきまして継続して時短要請に応じていただいた事業者に対してそのような制度がございます。
 本県の場合、沼津市、下田市が今回継続して時短要請をお願いしているんですけれども、こちらにつきましては申請状況を確認して先払いが可能なんですけれども、まだ支払い事務の審査を両市で実施している状況ですので、今回先払いにつきましては該当しないと考えています。

〇蓮池委員
 ホテル、旅館にきちんと酒類提供の自粛対象じゃありませんよと伝えているのかもしれませんが、なるべく早めに徹底をお願いしておきたいと思います。

 それから先払いの対象じゃないってことなんですが、申請から支払いまでどのくらい期間がかかるのか。今の想定ではどういう状況でしょうか。

〇太田危機対策課長
 5月の湖西市の飲食店への時短要請ですとか、昨年度大規模集客施設につきまして期限要請を行いました。申請を頂きまして、書類を確認いたしましてから支払いまでに3週間程度頂いております。
 今回件数も多いんですけれども、同じぐらいの期間にはお支払いできるように努めてまいりたいと考えております。

〇蓮池委員
 これの民間委託の業者はもう決まっているんですか。
 その辺を確認したいのと、最後に要望しますけれども、先払いについてはコロナが出てきてからもう1年以上経ってるわけで、様々なところがいろんな申請している。持続化給付金の不正申請等問題もいろいろとございましたが、既に様々な申請をしているので、なるべく早く申請処理をして支給していただくことをお願いしたいと思います。

〇太田危機対策課長
 協力金の支払い業務につきましてはまだ委託業者は決定してございませんけれども、早く決定して事務が遅れないようにさせていただきたいと考えています。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp