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委員会会議録

質問文書

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平成30年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 一 議員
質疑・質問日:02/21/2018
会派名:自民改革会議


○天野(一)委員
 私が今度の総合計画の中で一番感じるのは、県主導という形で、はっきり言えば政令市との立ち位置、それから各市町との立ち位置の関係がこの総合計画の中では非常に希薄だなと感じているわけです。
 実際、県民と直結しているのは各市町と政令市であります。私は今のような県主導で全部やろうという考え方でいいのかということを今度の総合計画の中で感じているんですけれども、まずその点について伊藤経営管理部長の考え方を聞きたいと思います。

○伊藤経営管理部長
 政令市、市町とどういう関係に立って総合計画ができているかでございます。
 いろんな施策の推進には県が主導するものもあれば、例えば福祉分野のように基本的には市町が全部仕事をやっているもので、県は側面的な支援を行っているものも多かろうと思います。その中で、今回従来の行政改革に関する部分を行政経営という別の形で位置づけたところでございます。
政策の実効性を高める行政経営でございます。その中で現場に立脚したということを1番目に挙げております。現場に立脚したというのは、住民に寄り添うことも当然でございますし、実際に住民に身近な行政をやっている市町も非常に大事だという視点に立っています。したがいまして、現場に立脚したという考え方の中で、市町であるとか住民であるとか、一番身近なところでやっている行政、それからいろんな活動にもしっかりと目配りする姿勢を県としてしっかり言っているつもりで、全体としてこれらの施策を進める上ではこういう視点でやりますと述べたつもりでございます。決して県主導で全てをやろうという気持ちは全くございませんので、御理解をお願いしたいと思います。

○天野(一)委員
 今度の総合計画を見てみると、政令市、各市町の姿がほとんど見えない。よく知事が現場主義と言っているわけですけれども、本来市町の考え方がもっと大きく尊重されてもいいんじゃないかと。その人たちの考え方と県の計画とが協働で、どちらかというと県が考え方を押しつける形ではなくて、市町の考え方を尊重しながら総合計画はつくられるべきではないだろうかと思っています。
多分総合計画ができたときに、市町長それから行政の人たちは自分たちの計画と一致、そして一緒にやろうというものが本当に全部あるのかというと、私は違和感を感じる部分がかなりあるのではないかと思っています。私は、総合計画の中で市町の立ち位置が非常にぼやけていて、しかも民間企業と一緒にしている考え方で、総合計画は本当にスムーズにいくのかと感ずるわけですけれども、その点について再度お伺いしたいと思います。

○伊藤経営管理部長
 冒頭、政策の実効性を高める行政経営のところで私が説明いたしましたけれども、県はあくまで広域的な行政主体でございます。したがって市町があり、それから県がある。基礎自治体があって広域自治体としての県があって、その中で県は県全体の全体最適の視点で広域的な行政を行うべきという考えを持っているところでございます。
 決して県主導であったり、ひとりよがりの行政を進めるという考え方ではございません。ちゃんと現場に密着した考え方で今後も進めるつもりでございますので、御理解をいただきたいと思います。

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