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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:諸田 洋之 議員
質疑・質問日:07/06/2020
会派名:無所属


○諸田委員
 それでは、一問一答方式でよろしくお願いします。
 まず、健康体育課の方にお伺いいたします。
 授業の遅れを取り戻すことも大切ですけれども、部活動への配慮も大切だと思っております。
 部活動をどのように通常に戻していくのか、お考えをお聞かせください。

○近藤健康体育課長
 県立学校の部活動につきましては、6月1日から再開しております。長期の臨時休業に伴い生徒の体力の低下なども非常に想定されておりますので、まずは無理のない活動から段階的に始めていくことに留意した上で原則4週間、6月以内となります。その間は自校内での活動で始めまして、それ以降は生徒とか周りの状況を見ながらだんだん他校との練習試合を行う形で活動内容を拡大してきたのが現状です。
 大会中止などもございましたので、各学校では顧問の先生を中心に一人一人の生徒に寄り添いながら新しい目標に向かって今も活動を続けていただいています。生徒たちには部活が再開されたことで一生懸命日々の練習に取り組んでいただいていると伺っております。
 引き続き、学校現場の意見も丁寧に聞き取りながら、部活動が推進されていくように方策をいろいろと検討していきたいと考えております。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 今の御答弁の中で、個々の生徒に寄り添いながらとおっしゃっていただいたことを本当にありがたく思います。やはり全部一律、同じではないと思うんですね。個々の生徒によって違いますので、そこはすごく大切にしていただきながら、もちろん学業も大切ですけれども部活動も非常に大切ですので、そこら辺を考えながら細かく対応していただきますようよろしくお願いします。

 次に、ICT積極的活用の教職員向け支援サイトについてお伺いします。
 まず、教師の反応をお聞かせください。

○関ICT教育推進室長
 実際に、先生方に見ましたかとアンケートはとっていないんですけれども、ポータルサイトの開設については県立学校や市町の教育委員会に周知しております。
 県立学校の教職員用のパソコンのデスクトップにアイコンを置いて、そこをクリックすればすぐつながるように設定してくださいと先生方に言っております。
 なお、新聞とかいろいろ報道があったものですから県外の教育委員会、あるいは県内の私学から一部内容を見せてほしいと問合せが来ており、URLを送るようにしております。
 現在は16のコンテンツがありますけれども、有用なサイトのリンクであるとか新しい情報は随時更新して日常的に活用されるサイトになるよう今後も運用していきたいと考えています。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 今16のコンテンツで、これからどんどん使い勝手がいいようにやっていただくとは思うんですけれども、県として今後どこまで進化させるのか、そこら辺の考え方があるのかどうなのか。あれば教えていただきたいと思います。

○関ICT教育推進室長
 現在は、今回のコロナ禍における対応を中心に載せてあります。これから考えられるのは、各学校においてのオンライン教室あるいはグーグルのクラスルームの利用であるとか、今サイトに登録していない部分ですね。今後のコロナの第2波に対応するべきものについて準備しています。進化と言えるか分かりませんけれども止まっている状態ではなくて、次に向けた作業をしております。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 忘れてはいけないことは、使う側にとって使い勝手がいいことだと思うんですね。分からないことがあったら、まずはそこに入って調べてみる形で先生方が使いやすいようにぜひ作っていただきたいなと思います。

 また関連して、県立高校のオンライン授業の状況について、ざっくりしていますけれども目指すべき方向を教えてください。

○関ICT教育推進室長
 取組状況につきましては、4月17日、5月8日、5月28日とおおよそ3週間間隔で全く同じ内容の調査を行いました。県立高校においては3回目の集計で各校での取組にちょっと差はあるんですけれども、全ての学校において授業動画やデジタル教材を活用した家庭学習が実施されたと回答があったところです。
 なお、同時双方向のズームを使った学校は38%となって、内容は課題の解説や個別面談、ショートホームルーム、ディスカッションといったものになります。
 今後の話ですけれども、先ほど答弁の中にありましたが、各学校において第2波に向けたオンライン教室を作ろうとしています。
 そのため、各学校に向けてグーグルなどのアプリケーションを使ってやるための研修や指示の対応をしていきたいと考えています。

○諸田委員
 ありがとうございます。
 県がこれからどこまでやるかは非常に難しい問題だと思います。今お伺いしている中では、ひな形を作るところまでと聞いていますけれども、本来であれば国が音頭を取ってもらいたい部分もあります。
 県として、今は各学校の先生方にお願いしている部分を、その中でもいい教材があればそれをどこでも使えるような体制を整えるですとか、または岐阜県では各校が学年や科目ごとに交代で指導を行って作業負担を分散しているとも聞きます。各県の様々な取組も見ながら、できるだけ一歩踏み込めたらなということがありますので、ぜひそこら辺を考えながら進めていっていただけたらと思います。よろしくお願いします。以上で終了します。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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