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委員会会議録

質問文書

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平成22年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:須藤 秀忠 議員
質疑・質問日:03/12/2010
会派名:自由民主党県議団


○須藤委員
 何点か質問します。
 最初に6ページ、不用文書の再資源化についてお伺いします。
 機密性の高い公文書の再資源化と情報の外部漏えい防止を図るため、平成19年10月以降、これまでシュレッダーで処理していた文書や、外部に溶解処理を委託した文書を庁内で溶解処理し、再生紙原料として古紙回収業者に売却するということで始まり、今やっているんですけれども、処理実績や売却価格なんかを見てますと、平成19年には77.5トンで144万円、売却単価が1万8600円と、平成20年が160.7トンで約332万円、売却単価が2万700円、平成21年になったら106トンで売却額が635円、売却単価が6円、このように天と地の差みたいな数字があらわれてきたわけです。
 これは単価が安くなったと言ったらそれまでかもしれないけれど、果たしてこんな差になってしまった理由がいろいろあろうと思うんですけれど、まずそこをお聞かせ願いたいと同時に、今後の見込みですね。あるいは来年の見通しなんかについてもお聞かせください。

 それから、私がちょっと疑問に思っていることは、このパルパーを設置して作業場所を確保する、機械が置いてありますね。それで人件費をかけて、電気代をかけて、水道代をかけて、諸経費をかけるとトータルの費用というのはかなりになると思うんです。そこまでやって売る単価は安くなっている。効果は果たして生まれているのかということについて疑問があるんですね。
 大体、機密書類というのは製紙工場に持って行ってパルパーへ入れるときに立ち会って見ていればそれで事足りたんですよね、今までは。その見ている立会人に信用、信頼性があるかどうかということが重大な問題なんですけれども、そこでそれまでと平成19年以降のやり方でもって、メリットはどこにあるのかということをお伺いしたいです。
 それから、やり方については処理方法等のところに、各所属は決められた日時に機密文書を搬入し、非常勤職員2名が処理すると書いてありますね。(ウ)に溶解処理後は、再生紙原料として古紙回収業者が毎日回収すると書いてありますが、パルパーのところへ毎日県庁の職員が機密書類を運ぶのか、あるいは決められた日というのはどういうことなのか、一遍プールしておいてそれからたくさん集まったプールしておいたものを少しずつ職員が溶解していくのか、トータルで見ると106トンだから、365日のうちの200日くらい仮に仕事したとして、1日0.5トンくらいですね。紙が0.5トンとして水も含まれているけれど、業者としては1日3万円くらいの利益がなければやって行けないと思えば、こっちの不用紙類の回収の単価を見ればやむを得ないかもしれないなと思います。
 こんなことをずっと続けていって、そのうちパルパーもだめになったりして、いろいろもたもたしたりすると、果たして今のやり方で実際得かどうかって考えた場合に、もう一遍製紙工場に機密書類を集めたのを持って行って、パルパーの中を見ていて確認することだけで事足りるんじゃないかと思うんですね。この辺どうなのかお伺いします。

 次に7ページ、県の職員採用試験等の実施結果ということでありますけれども、この数字を見てみますと、平成21年度はトータル7.7倍と、その前の年が5.0倍ということで非常に県職員になりたい、警察官になりたいという人がふえているなと思います。そこで、来年度の県職員の採用試験に向けて県内外で説明会を実施していると思いますけれど、民間企業で新規採用がなかなかないような状況でありますものですから、結局、県職を希望する人が多いんじゃないかなと私は思います。
 その中で参加人数の予測とか――これはなかなか難しいけれど――学生の雰囲気、真剣度、意気込み、こんなものについて昨年に比べて違いがあるのかどうか。平成20年度に比べて平成21年度はあったかどうか、また平成22年度についてどんな状況かお伺いしておきます。

 それから、職員の採用試験の広報についてですけれど、民間がなかなかとらないとなるとどっちにしても公務員になったほうがいいということになりますと、またいろんな希望があると思うんですけれど、広報の面で工夫している点があるかどうか。

 それから同じような話なんですけれど、優秀な人材を確保するためには試験の実施に当たりどんな点を今工夫しているのかということについて、お伺いをしておきます。

 それから9ページですけれど、平成21年度監査実施状況等というこの表の見方が私はどう見たらいいのか、非常に頭ひねっているんですけれど間違ったらごめんなさい。というのは、この年間の監査計画、これの定期監査については本庁箇所、出先箇所、合わせて486カ所、下の括弧がアウトソーシング実績で257カ所ですね。対象箇所の合計は定期監査が110カ所、その下の括弧が去年の実績ですが463カ所、随分違うなというふうに思っているんですよ。
 今度指摘等の状況にくると、指摘がことしは87件。下の括弧292件が昨年の定期監査における指摘状況だと。何か監査箇所も少ない、指摘箇所も少ないと思えるんです。これは次のページの10ページも全く同じことで、この監査結果の件数については指摘が去年は26件あったのに、ことしは10件だと。指示が去年は220件あったけど、ことしは73件、うち公表したのが去年は82件だけど、ことしは25件。去年、指摘とか指示とか公表とか意見とかを合わせるとトータルで292件あったのが、ことしは87件と。ここら辺がばかに少ないなと思うんですけれど、その辺どういうことか教えていただきたいと思います。とりあえず、そこまでお願いします。

○庄司用度室長
 御質問は、不用文書の値段が下がった理由と今後の見込み、それから来年度の見通し、それからこういう形でやることのメリット、それから決められた日、今のやり方でいいんだろうかということだったと思いますが、順にお答えをしてまいります。
 まず、6円に下がった理由でございますけれども、委員会資料の6ページの一番下の表の単価、これは不用紙類の単価ですが、これを見ていただくとわかりますように新聞紙とか雑誌類が真ん中の欄、平成20年度の後半でございますけれども、ここが一番高かったんです。2万3200円とか1万9500円ですが、それが平成21年度の前半になった途端に8,500円ですとか、8,100円になっているんです。
 これはなぜかと申しますと、平成20年の10月に北京オリンピックがあったということで、それまでどんどんどんどん古紙バブルと言われるような形で値段が上がっておったのが、オリンピックが終わったと同時に急に暴落をしたというような形でございます。
 それからさらに回収価格が下がったのには、もう1つ理由がございまして、ちょうど北京オリンピックと時を同じくして――ちょっと前かもしれませんけれども――原油価格が非常に高くなりまして、ガソリン代が大変値上がりをいたしました。古紙回収の業者の回収価格というものにも相当影響が出ております。そのようなこともあわさって、古紙価格の暴落が起こったと思いますが、私どものほうのその上の表ですね。御指摘のリサイクルの表の落ち方はこの古紙よりももっとひどい。
 これは私どもも随分ひどいなと思っておりまして、いろいろと原因を究明をしたわけですが、来年度何とかならないのかということでいろいろと古紙回収業者、あるいは製紙業者のほうにも出向いていろいろと見てきたり、いろいろとお伺いをしてきました。
 先ほどパルパーと言われましたけれども、要は紙を水で溶かすということですから、でき上がったものは実は紙よりも水のほうが2倍くらいの分量が入っているわけです。つまり、でき上がったものの6割が水なんですね。実はそこで処理するのが1日最大で10個、あの10個を処理しますと重さそのものは最大で2トンとか3トンくらいにはなりますけれども、実は紙はそのうちの3分の1しか入っていないということで、仮に3トン持って行ったとしてもそのうちの1トンしか紙がないということなんです。
 あと先ほど御指摘がありましたように、県庁には専門に保管する場所がないので、1日10個処理しますとそれが限界になっておりますので、2トンでも3トンでも取りに来てもらわないとならない。毎日毎日回収をしてもらわなければならない。持って行くものの3分の2が水だということで、非常にそういう理由が重なりまして非常に条件が悪くなったというふうに承知をしております。
 それから今後の見通しなんですけれども、こちらの古紙価格のほうもごらんになっていただくとわかりますように、今現在、新聞が1万2000円ですとか、雑誌が1万1000円ですとか古紙バブルの前に値を戻してきております。いろいろ相場の様子を見てみますと、非常に落ちついていると。ですから今後、円相場とか原油価格とかに大きな変動がなければ、今後もこういう形で安定して推移するのではないかと思われます。ですから私たちの不用文書のほうももう少しやり方を変えれば、あるいは今後もう少しいいような形になるのではないかと思われます。
 来年度の見通しですけれども、実は製紙会社とか不用文書の引き取り先の古紙回収業者とかといろいろお話をさせていただきまして、実はいい会社が富士市のほうで見つかりました。富士市で今年度うちと同じような処理をしております国立印刷局、こちらからかなり大量に溶解処理物をもらって、それを元にしてトイレットペーパーをつくるという業者が見つかりました。その業者からすればうちのほうもわずかですけれども、うちのほうもあればそれはそれでありがたいということだったので、いろいろとお話をしました結果、来年もこのまま予算を認めていただければ、紙の状態でトン当たり今6円ですが、これを大体7,300円ぐらいでお取引をいただけると。半年間でございますけれども、そうすると結果的に売却額が半年間で五、六十万円にはなるという見通しはございます。

 それからメリットでございますけれども、これは6ページの3の(1)のウにありますが、機密性の高い公文書は再資源化できると。これはどういう意味かと申しますと、要はこれまでは機密性の高い文書はシュレッダーを主に使っておりましたが、実はシュレッダーでやりますと、紙の繊維がばらばらになってしまうので再生できないと。
 今やっている溶解処理のほうは同じようにシュレッダーのような形でまずやるんですけれど、ただシュレッダーほど細かくはなりません。紙の繊維を破壊するようなものではないので、1センチ幅くらいに切り取った形になります。それを水とまぜてこねくり回して最終的に溶解するということになっておりますので、今のものは紙として資源として再利用できると。
 それから、先ほど言いましたけれども、これまでは職員が立ち会って、ずっとそれが溶けるまで――実は私も見てまいりましたけれども――新聞とか雑誌をパルパーの中に入れて水とまぜ合わせるのに6時間ぐらいかかるんですね。完全に見えなくなるまで。今までどこまで見ていたのかはわかりませんけれども、ただ私たちのほうのやり方でやれば先ほどの富士の製紙会社の方のお話ですと、私たちの溶解処理物だけを専門にやれば2時間ぐらいで――初めから水とまざっているというメリットもありますので――機密性の高い文書の再資源化ができるということと、それから情報の外部漏えいを防止できるというメリットはあると考えております。
 それから決められた日というのは、部局ごとに決めています、みんな一遍に持ってこられると困るもんですから。先ほどちょっと外でうるさかったと思いますが、金曜日の9時半から10時半がここに書いてあります新聞とか雑誌の古紙回収の日に当たりまして、今回は来週からそろそろ仮の引越しが始まるということで物すごい量が出ておりますので、ずっと列をなして続いておりますけれども、それで10時半をオーバーしてもまだ古紙回収をやっていたんです。これと比べると私たちのリサイクル室のほうは比較的そのような混雑はしておりません。そのような混雑がないように部局ごとに大体週のうち、あなたのところは何曜日のこの時間ですよという割り当てをしてあります。必ず1週間に1回は来れるようになっています。
 それから、今のやり方でいいのかという最後の御質問でございますけれども、これは先ほどメリットのところで申しましたように、機密性の高い公文書の再資源化というところを強調するのであれば、これは元に戻るということはなかなか難しいのかなと思います。それから、情報の外部漏えいの防止という点でも役に立っていると思います。

○鈴木職員室長
 まず、採用試験の説明会でございます。ことしの状況でございますけれども、去年県外で実施しましたところ186人の御参加をいただいたわけですが、今年度239人ということで約3割程度ふえております。
 学生の反応ですけれど、例年そうなんですけれどことしはより一層熱心という感じがありまして、メモも真剣に取っておりますし、それから説明が終わった後、個別相談というものを実施するわけですけれども、例年余り個別相談に来てくれる学生はいなかったんですが、ことしは積極的に来てくれて質問の内容も県のホームページを見て県の事業等を調べたんだけれども、これはどうなっているのかというような非常に突っ込んだような質問もありますので、そういった点で相当真剣度が増しているのかなというように考えております。
 実はこれ毎年やっておるわけですけれども、参加者ベースで見ますと平成18年度が一番少なかったわけです。翌年度の受験者もやはり最近では一番少なくなっておりますので、そういうふうな観点から見ますとことし3割程度ふえておりますので、来年の受験生も相応にふえてくるのではないかなというふうに考えております。

 それから、広報の関係でございます。
 広報につきましては、私ども事あるごとにアンケートをとっておりまして、どんな媒体を使って情報を収集しているのかであるとか、あるいはどんな内容を知りたいかとかを調査しているわけですけれども、やはり最近の学生は圧倒的にホームページでございます。
 知りたい内容としましては、県の職員がどんなふうな働き方をしているのかとか、あるいは県というのはどんな業務をやっているのかというふうなことで興味を持っておりますので、そういったことに対応するために今年度ホームページを大幅にリニューアルしまして、そこに先ほど申し上げたような先輩職員のメッセージでありますとか、個別具体的な業務紹介等を入れ込みまして情報の量を厚くしたところであります。先輩職員が出てくるようなDVDも作成しまして、そういったものも説明会の中で活用しております。
 もう1点、民間の企業もさることながら最近は他の地方公共団体とか国の公務員も我々のライバルになっておりますので、県としての仕事、言ってみればスケールメリット等につきまして県庁就職ガイダンス――12月に行いましたけれども――そういったところで県がどのような仕事に取り組んでいるのかとか、あるいはNPMをやっているとか、人材育成プログラムを用意しておるとか、そういったことで県の魅力を伝えているところであります。

 それからよい人材の確保のためどんなことをやっているのかという御質問をいただきましたけれども、人材確保のためには、1つはなるべく多くの、なるべく多彩な方に受けていただく。それからそういった受けていただいた方の中からいい人間を確実に選抜すると。もう1つは、やはり就職した後のミスマッチをなくすと、こういったことが必要かと思います。
 応募者確保ですとかミスマッチにつきましては、先ほど申し上げましたような広報活動を通じましてやっておりますし、優秀な人材の関係につきましては、1つは筆記試験を少し工夫をいたしまして、いろんな学部の方が点数を取りやすいように選択できるような範囲を広げるとか、問題の種類について少しバリエーションを富ませるとか、そんなような工夫をしております。もう1点、面接試験がやっぱり非常にウエートが大きいですので、それに向けて面接の点数の配点を非常に多くしまして、人物重視の試験ということで実施をしておるところであります。

○伏見監査室長
 資料の9ページあるいは10ページの監査状況の表の関係でございます。
 この表の表記につきましては、いろんな情報を多く入れたいということでいろいろ検討した中でこうした形にしております。委員のおっしゃる例えば9ページの定期監査の計の486の下の括弧の257、この括弧にしましてもいろんな種類の括弧が使われております。そういった意味でちょっと見にくい点はあろうかとは思いますけれども、この486の下のこの括弧の257につきましては、これはアウトソーシングということで公認会計士が担当する箇所数ということになっております。対象箇所の110に対する括弧の463につきましては、110というのが今回の監査委員協議会で決定をされた監査結果における対象箇所ということで、下の463は平成21年度のこれまでの累計ということになっております。計欄もそういうことでありまして、10ページの表も上段が今回の監査委員協議会決定分、下段が平成21年度の、これまで何回か監査委員協議会やっておりますけれどもその累計という数字になっております。

○須藤委員
 まず、不用の機密文書の再資源化についてですけれども、説明を大分詳しくやってもらいましたからわかったんですけれどね。ただ、私の見解はパルパーに6時間も立ち会うなんて、そんなの必要ないですよ。パルパーの中に入れちゃえば、もうパルパーが自然に仕事をしてくれますから。入れるか入れないかとか、それがどっか行っちゃったとかということが問題なんです。県庁のは2時間でできると言うけれども、製紙工場の大きなパルパーにぽんと突っ込んじゃえば本当に一瞬ですよ。そこら辺はちょっと認識が甘いんじゃないかと思います。今のやり方でせっかくやり出したもんですから、もう少し推移を見守りたいと思っていますが。というのは、2人の非常勤職員が年中いて、そうしてやっていかなければ処理できないなんてことよりも、パルパーで古紙の値段でもって持って行ってやればもっと安くなりますよ。もっと収入がふえますよ。もう少し経営感覚に立って、ちょっと御検討いただければありがたいなと思っています。

 それから採用試験、今筆記試験を工夫して点をとりやすくする、得意科目が出ればしめたもんだけれど、不得意な科目が出るとせっかくのいい人材でありながら点数が全然取れないで終わっちゃうなんてこともありますからね。いい人材を拾うにはある程度いろんな人たちから見て――点のとりやすいものというのはおかしいけれども――それぞれの人の持っている特色、人材をそのまま生かせるようなそういう筆記試験のやり方もいいんじゃないかなと思っています。
 もう1つ、面接の点数を多くするということ、これも非常にいいことだなと。人間は一目見ただけで、あるいはちょっと話をしただけでいいとか悪いとか決められません。私なんかあちこち行って、あのやろうとんでもないやろうだなんて言われますけれども、つき合ってみるとそうでもないんですけれどね。短い間に評価されちゃうといろいろありますから、面接の点数をそういうふうに工夫していただいて、できるだけ有能な人材を求めていただきたいと思います。

 それから、最後の監査実施状況等の表の見方ですが、わかるんですよ。括弧したものの見方、86人の監査計画に対して、アウトソーシングで257というのはわかるんですよ。こっちの対象箇所も定期監査の場合に110だけど下の括弧が463というものも。
 私がわからないのは、この110は今回の監査委員協議会で決めた数字。下の括弧の463というのがどういうことなのかがわからないんです。次のページもそうなんですよ。下の監査結果の件数で指摘がことしは10、この下の括弧が26と、下の説明は括弧書きの数値は平成21年度2月26日決定分までの累計であると、こっちの数字も全部そうなんですよ。指示が73、去年が220、うち公表がことしは25で去年は82。計のほうは、いろんな指摘、指示、意見とかっていうのが87、去年は292、その数字に開きがあるもんですから。
 私のこの表を見ての認識は、去年は随分たくさん指摘があったのに、ことしは指摘が少ないんじゃないかなということです。その辺の説明をしていただきたいということです。

○良知監査委員事務局長
 再質問いただきました9ページ、10ページの表の関係でちょっと御説明を申し上げます。
 室長がお答えをしたもののうち、アウトソーシングのところは御理解をいただいたと思うんですけど、その次の10ページ、実は先ほどの冒頭説明がこれとリンクしているんですけど、私どもはこの定例会ごとに御報告を申し上げるべく、定例会の直前に監査委員協議会を開いて、その数カ月前――前定例会以降にやった監査結果について結論を出しております。
 それで、ここに裸の数字として出ているものは、この2月定例会の直前に――先ほども説明しましたけれど――2月26日の監査委員協議会で結論を出した部分だけでございます。それで、その下の欄は、今まで6月定例会、9月定例会、12月定例会と、この2月定例会まで3回監査委員協議会を開いてきたものの累計、前回の委員会資料にこの110をたしていただくと、その下の463という数になるという御理解をいただければと思います。
 冒頭言いましたように、例えばアウトソーシングですと、5500万円のお金をいただいてアウトソーシングしています。それと、アウトソーシング率をおおむね50%ぐらいにということを申し上げておりますので、ことしも計画では486のうちの257と、おおむね50%を超えているこの数字を計画としてやっていますよと。それでその成果として、このかぎ括弧はアウトソーシングした公認会計士の監査結果からこういう指摘とか指示が出てきたものですよと、かぎ括弧の4だとかかぎ括弧の85だとかっていう件数がその数字でございますということをここでお示ししております。
 今、委員から御質問があってふと考えましたのが、やはりもう1つ昨年度の実績というものをここに入れると、今年度の累計と昨年度の実績との比較ができるというふうになると思いますので、その辺のところは今後時系列的な比較ができるような表に見直していきたいなというふうに思います。

○鈴木(洋)委員長
 ここでしばらく休憩とします。
 再開は1時30分とします。
( 休 憩 )
○鈴木(洋)委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

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