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委員会会議録

質問文書

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平成20年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐野 康輔 議員
質疑・質問日:03/12/2008
会派名:自由民主党県議団


○佐野(康)委員
 きょうは3月12日で、奈良東大寺の二月堂のお水取りの日でございます。昔から、この日が来ると大体春はもうすぐそこだと言われておりました。そして、3月20日の春分の日、暑さ寒さも彼岸までと申しますが、気持ちは前向きなんですけれども、花粉症が徐々に来ているような状況です。
 さて、この出納局の村松出納局長が在職38年と中村次長が在職37年のお二人が、今年度をもって退職されます。退職に当たって、これまで長く携わってこられた行政を振り返って、御感想や御所見、あるいは特に思い出に残ることなどありましたら、それぞれ一言ずつお話していただければと思います。

○村松出納局長
 佐野委員から、過去を振り返ってということでございますが、私は団塊の世代、まさに昭和22年の生まれで38年間勤務してまいりました。それこそ先日も実は数えてみたんですけど、18回の転勤を重ねてきたということでございまして、それぞれ思い出のある仕事をさせていただいたなというふうに思っているところでございます。
 特に私は、企画部が長かったということで、防災船の導入、あるいはこどもの国の基本構想、基本計画、静岡空港にも3年携わりました。花博にも4年携わった。プロジェクト、イベントに多くを携わってきたということでございました。
 そうした中で、県民と非常に接する機会が多かったというのが私の過去の仕事でございました。やはり県民に、もまれて、もまれて仕事をやってきたというのが感想でございます。そうした中で、やはり県職員というのは何ぞやというのをよく考えさせられました。一番基本的な心構えであったかなというふうに思っておりますけど、最近、県民本位とか顧客本位という言葉がございます。我々は全体の奉仕者だとよく言われておりますけど、なかなかそれが理解できないでいたのも事実でございますが、やはり用地交渉だとか、環境アセスの説明会だとか、事業の説明会に行きますと、いろいろな面で非難も浴びて、一つ一つを説明をしてやってまいりました。
 やはり県民本位、要するに考え方の基本は県民が今何を考えているかというものを中心に進めないと、やはり政策の方向は誤ることもあるだろうと。それと、決まったことは誠心誠意――コンプライアンスの問題もいろいろ過去問われてまいりましたけど――誠心誠意の対応があって初めて理解をしていただけると、このように思ってこれまでも務めてまいったところでございます。
 防災局にも2年ほどお世話になりました。そのときに先輩から言われたのは、防災の提要は、予測と準備と対応だと、あらかじめこういうことが起きるだろうと、まさに防災とはそういうものを考えて準備をしとけよと、それでいざとなったら慌てるなと、そういう対応が必要なんだと。これを、私はそれ以降、ほかの分野でもそういう考え方を導入していこうということで、いろいろの事業には、ことし1年予算をこういうふうにやったけど、これから先どうなっていくんだろうかと常に一歩先を読むようにして予測をすると。それから部下に――自分を含めてですけど――準備をさせる。そうすると、後は慌てることがないし、先が見通すことができると、こういうような仕事を自分ではやってきたつもりですけど、なかなか人から見るとできなかったというところも多々ございます。
 ただ、今、正直言って振り返ってみると、とても思い出に残る仕事をたくさんやらせてもらったということで幸せ感いっぱいでいるところでございます。本当に委員方初めここにいならぶ皆さんにお世話になったなというのが偽らざる心境でございます。
 今後も、一県民になりますけど、県政の行く末を十分見守っていきたいなというふうに思っているところでございます。ほんとにお世話になりました。ありがとうございました。

○中村出納局次長
 私は、局長に比べて1年少ない37年間県庁にお世話になりました。特に後半の31年間はずっと本庁で仕事をさせていただいて、委員方初め皆さんには非常にお世話になったわけですが、業務的に言うと局長ほどいろんなイベントをやっておりませんけども、福利厚生関係とか、県民生活関係、出納局へ来る前は生活文化部の業務をやっていたということで、文化的な面の重要さというのは非常に感じておりまして、ちょっと前後して恐縮ですけど、私が一番最初県に入るときの面接官から、「あなた、なぜ県を選んだですか」と言われたとき、非常に単純で素朴な、「私は静岡県が好きだからです」という気持ちがありまして、その気持ちは、ますます県で仕事をやるうちに強くなってきていると。
 人事委員会で採用担当を3年間やったことがありますけど、そのときどういう職員が県の職員にとって必要かということで、やはり志の高い人間と、そういう人間をどうして採用できるかということで、人物本位の試験制度にしなければいけないということで見直したという記憶もあります。
 それから、福利厚生のときには、これは今ちょっと廃止になっちゃったんですけど、スマイルという男女出会いの場という事業を、これは知事の発案なんですけど、提案してやったことがあります。このときは大分注目されたんですけど、その後いろいろとおかしいじゃないかと言われたんですけど、私は、本質的にあの事業というのは悪い事業じゃないなと今でも思っているんですけども、そういう時代の流れというのを肌で今感じてきたわけです。
 そうした面で、私としては充実した公務員生活、県庁職員生活を送れたというふうに考えております。これもほんとに委員方初め皆さんのおかげで、非常にできの悪い職員だったかもわかりませんけども、今後、新しい分野で静岡県という場所を舞台に、少しでも皆さんのお役に立つように頑張っていきたいと思います。発言の機会を与えていただいて、ありがとうございます。

○佐野(康)委員
 ありがとうございました。お二人とも、これまで培った貴重な体験やお知恵を大いに発揮していただいて、今おっしゃるような、県民にもまれてもまれてとか、県民本位だとか、県が好きだとかいうことを大いに生かしていただいて、これからも豊かな郷土を築く実現するためにさらなる御精進をお願い申し上げて終わります。どうもありがとうございました。

○山本会計管理室長
 源馬委員にお答えしました預託金の動きの中で、1月29日から31日までの間の収入の見込みについて例を挙げて説明をさせていただきましたけど、そのとき3日間で1億円の違いがあったという答弁をしてしまいましたけれど、29日に6200万円見込みを下回っておりまして、それから、30日に10億円見込みを下回って、31日が1億円見込みを上回っていたということで、計3日で約10億円見込みを下回ったと。3日間で10億円というべきところを1億円というふうに発言してしまいましたので、10億円ということで訂正をお願いいたします。申しわけございませんでした。

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