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委員会会議録

質問文書

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平成23年12月定例会くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:12/15/2011
会派名:公明党静岡県議団


○前林委員
 1点だけ質問させていただきますが、その前に、きのう3番委員のほうから言及のありました大村副知事の退任について、一言意見を述べさせていただきます。
 もちろん人事のことですので、この委員会にかかわることかどうかはわかりませんが、ただ、県政にかかわることであるという部分で考えれば、くらし・環境部としても関係が大いにある部分でございますので、あえて述べさせていただきます。
 私も、おとといのこの話を聞いて、非常に唐突な気持ちがした次第でございます。川勝知事が新しい知事になりましてから、その知事を支える総務部長として、さらには副知事として頑張ってこられた大村副知事が、今回総務省に帰るに際して、非常にタイミングが悪いと。問題が山積している県政の中にあり、さらにはこの年末、新年度の予算編成をする大事な時期にあって、ここで帰られるということは、非常に私は残念だと言わざるを得ません。
 そういう意味で、この人事のあり方、さらに、帰るよと言ったら、じゃあどうぞという形でもって、本当にそれでいいんだろうかという、そういう部分も感じる部分があります。そういう意味で、これはあくまでも意見でございますけれども、非常に唐突なこの勇退については理解できないということを言わざるを得ないと、そういうことで私の意見を述べさせていただきました。以上でございます。

 質問ですけれども、今回の本会議の中で、我が会派の早川議員のほうから浄化槽の法定検査の質問がありました。その中で、部長からの答弁もあったわけですが、確認でございますけれども、この11条検査、なぜ本県は4.4%しか実施率がないのか。一方で、岩手県の場合には88%の実施率であるということも述べられておりました。今まで本県として、この問題についてどう取り組んできたのかということを、まず確認をしたいと思います。
 それから、それに関連して部長のほうからは、3年間でもって倍増させるんだというお話があったわけですが、倍増したところでもって8.8%、さらに、今までこの検査を実施しなかったいきさつの中で、県民の皆さんが、わかりましたと、じゃあ実施しましょうと言う方が果たしてどれだけ出るんだろうかと考えれば、非常にやっぱり難しい課題であると言わざるを得ません。逆にみんながやってないんだったら、やる必要ないじゃないかってことで、4.4%がさらに減ることも考えられるという部分で、その辺をどうお考えになるのか、当局としての御所見をお聞きしたいということでございます。以上です。

○鈴木生活環境課長
 浄化槽の法定検査の受検率の向上に向けて、現在、浄化槽の法定検査や清掃などの関係業界にも参加していただいて、現場の状況も聞きながら受検率向上に向けて検討しているところです。その検討会の中で、浄化槽管理者の皆様に、法定検査と保守点検、清掃が行われ、本当にきれいな水が排出されているかを確認する――車で言えば車検に相当するものかなと思いますが――こうした法定検査と保守点検との違いや、その必要性がまだよく理解されていないところがありまして、この理解をいただくには、幅広い広報に加え、個別に丁寧に説明していくことや、新しい受検の仕組みをつくっていくなど関係業界との連携を深め、また、市町にも協力を得ながら、県、市町、あるいは各地区ごとの事情に適した対策を進めることが必要であるということで、意見をいただいているところです。
 今後、新たな受検の仕組みとして、他県で成功している一括契約を導入したいと考えておりますが、行政や業界で具体的な仕組みづくりを行うこととしております。
 県としましては、倍増が最終目的ではなく、さまざまな広報や新しい仕組みの導入を進め、まずは3年後の倍増を目指し、改善すべき点は改善をすることなど見直しをし、さらなる対策を検討しながら、新たな目標を立て、少しでも早く浄化槽管理者の皆様に御理解いただき法定検査を受検していただくよう努めてまいります。以上です。

○前林委員
 県の意気込みはわかりましたけども、私が先ほど言わせていただきましたように、この4.4%を倍増することだけでも非常に大変だと思っております。そういう意味で、大変ではありますけれども、しっかり取り組んでいただいて、環境を守るための措置でございますので、やはり環境をよくするという観点から、しっかり進めていってほしいということを心からお願いして、質問としては終わります。

○小長井委員長
 ここで、しばらく休憩します。
 再開は、1時15分とします。

( 休 憩 )

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