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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年9月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮沢 正美 議員
質疑・質問日:10/05/2020
会派名:自民改革会議


○宮沢委員
 2項目について、一問一答方式でお願いします。
 まず、厚生委員会資料にはないのですが、感染症対策についてお尋ねさせていただきます。
 本当に健康福祉部の皆さんには大変な御努力を頂いて、新型コロナウイルスの感染も落ち着いてきているような感じで安堵しています。こういう時に様々な課題整理をして、体制をしっかり整えていくことが大切だと思います。ぜひ引き続き御努力をお願いしたいと思います。
 そうした中、いろいろなデータとか、情報とかを見るにつけ、静岡県のくくりでいろんな情報を頂く場合、政令市を除く形でいろんな情報が出てくる場合があります。当然のことながら保健所の設置義務は中核市以上ですので、本県の場合、県と静岡市、浜松市になります。もろもろ組織的な課題もあるにせよ、しっかりと連携していくことがとても大事なことだと思っています。そうした意味で、感染症対策に当たって県と政令市との連携をどのようにされているかについてお尋ねさせていただきます。

○山梨健康福祉部理事
 新型コロナウイルス感染症対策における県と静岡市及び浜松市――両政令市との連携についてです。
 感染症の患者対応や拡大防止対策は、今お話がありましたように保健所業務になりますので、それを県と静岡市及び浜松市――両政令市がそれぞれで対応することになります。
 県独自の役割には、医療提供体制の整備があります。両政令市内にも医療機関や簡易宿泊療養施設がありますので、病床、宿泊療養施設の確保に当たっては両市に協力頂きながら進めています。
 また先ほども申し上げましたように、今後、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に備え、県が診療検査医療機関を指定することになりますので、その指定に当たっても両政令市から郡市医師会や管内医療機関との調整に協力頂きながら進めていくことになります。
 さらに、県ではクラスターが発生した際に、保健所が迅速かつ的確に感染防止対策を講じられるようクラスター対策機動班を設置しました。この支援対象には静岡市、浜松市の保健所も加えているので、今後ともお互いに連携協力しながら対応していきたいと考えています。

○宮沢委員
 ありがとうございます。
 いろいろな役割分担をしながら、県が担う場面、政令市が担う場面、あるいは県健康福祉部を中心に県全体のことの取組を進めていく場面があるかと思います。そうした意味で、しっかりと連携して進める御努力をお願いさせていただきます。
 県民の皆さんに映る部分としては情報提供があるのですが、そういう中でも県から情報提供していただけるのは、県の保健所分になりますよね。そして、それには静岡市、浜松市の分は除外された形で公表されるので、中には全県のことを知りたいので両政令市分の情報提供も一緒にやっていただきたいといった意見もあります。役割分担の中でそうされているのかもしれませんが、今後いろいろな情報提供の在り方等についてもまた検討をしていただいて、県民の皆さんが安心して県民生活を送れるような支援に結びつけていただくようお願いさせていただきます。

 次に説明資料の4ページです。
 私の選挙区である三島市にあります静岡県総合健康センターに係る指定管理事業費の補正が、僅かとはいえ33万7000円出ております。これは、新型コロナウイルスの感染拡大による使用料キャンセル分の補塡のための予算であるわけですけども。静岡県総合健康センターは貸し館として我々も大いに利用させてもらっていますが、健康に関する調査研究やデータ分析や静岡県民の健康増進との趣旨で設置されたセンターだと思っております。現在具体的にどのような取組をされているか、まずお聞きさせていただきます。

○森岡健康増進課長
 総合健康センターの調査研究、データ分析についてです。
 平成8年の設置当初は施設利用者の方のデータを測定し、これを活用して個別指導につなげるような健康度測定の事業や健康筋力づくり事業などの研究を行ってきました。
 その後、医療や介護などのビッグデータの活用が可能となってきた状況を踏まえ、平成21年度以降には特定健診などのデータの調査や分析を行い市町別、保険者別の健康指標の作成、提供やふじ33プログラムといった健康プログラムの開発、普及、その指導者の研修などを行い、健康づくり事業の実施主体である市町、保険者を支援しています。

○宮沢委員
 県民の健康に資する様々な研究やデータ収集等をやってきていただいているわけですが、今回いろいろ話題になっている静岡社会健康医学大学院大学――仮称――の設置目的にもビッグデータの活用、健康増進、疾病予防のための疫学研究、専門的な研究がうたわれているわけですね。そうしますと、若干今のお話し頂いた内容とかぶってくる気もいたしまして、これからどういう役割分担あるいは整理をしていくのか気になるところであります。静岡社会健康医学大学院大学――仮称――と静岡県総合健康センターとの今後の関わりをどうしていくのか所見をお伺いしたいと思います。

○森岡健康増進課長
 御指摘の静岡社会健康医学大学院大学――仮称――と静岡県総合健康センターの役割分担についてです。
 大学院大学でも専門的な研究が実施されることになりますので、これを踏まえ静岡県総合健康センターを含めた健康施策の進め方について検討していく必要があると考えています。
 これからになりますけれども、静岡県総合健康センターは、指定管理の期間――三島市との土地の使用貸借契約の期限が令和3年度末までとなっていますので、関係の皆様の御意見を伺いながら検討していきます。

○宮沢委員
 指定管理の期限まで若干時間があるようですので、これから県としてもいろいろ検討していただいて、新たな静岡県総合健康センターの在り方や方向性を見つけ、施設を有効活用していただきたいと願っています。
 そうした中で、私自身もこうあったらいいなというような多少の考えを有していますので、またそんな場面がありましたら執行部の皆さんにも相談に乗っていただきたいなと思っております。よろしくお願いします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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