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委員会会議録

質問文書

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平成22年10月産業連携推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:勝又 喜久男 議員
質疑・質問日:10/26/2010
会派名:平成21


○勝又委員
 ありがとうございました。やっぱり今、1次が一番中心になっているんですけれども、その次の2次ですね。直売所ですと、1と3があるという感じなんですけれども、2ですよね。その部分で、うちのほうでも幾つか今、試みで入ってきそうになっているのがあるんです。三島とかも今NPO等々がやっているんですが、まだ、完全な2次を、つくり上げてないんです。可能性としては大きいのは、なかなか企業体ですと難しい部分も、小規模ということで、あるということと。あとは、退職した方々の年齢層ですよね。非常にNPOに向いているというところがあります。そういうふうな、もし事例があったらお聞かせ願えればと思います。

○大澤 信一氏
 今のお話というのは、Uターンというか、高齢の方が入ってということですか。

○勝又委員
 例えば、うちのところも結構、静岡県東部のほうもそうなんですが、各大企業も結構、来ていただける中で、会社を定年退職して、何かやりたいという方や。もう1つは、やっぱり雇用の話でですね。農業といいますか、一次から二次への携わりをしたいという方も結構あるんですが。企業体よりはNPOを結構選ぶのが多いんです。そんな中で、今うちのほうも模索しているんですけれども。もしそんな事例がありましたら、Uターンも含めた中でということでもいいと思いますので。

○大澤 信一氏
 例えば、さっき紹介した直売所の中で、ここに内子というところがあります。さっき言った携帯電話のポスシステムというのは、いろんなところが入れ始めたわけですけれども。それのとっかかりは、ここなんですね。というか、非常にうまく入れたという、典型的な例。ここに携帯電話のポスシステムを入れるに当たっては、Uターンの方なんですけれども。IT関係の仕事をして、地域に戻って来られた方が、40代ぐらいで戻ってこられたと思うんですけれども、町に入って、この直売所の立ち上げをされたわけです。彼が初めはファクスでやり取りをしてたわけですよ。商品を出して売れましたとか、出してくださいとか。それを、次に双方向ファクスか何か入れ始めて、だんだんだんだんそういう知識があるもんだから、今度これを携帯電話で、できないかというようなことで、彼がそういう取り組みをしたと。
 それから、ここの人たちって物すごく平均年齢が高いので、携帯電話ポスシステムとかいっても、初めは使い方がわかんないわけですよね。それを彼が上手に教えた。非常に教え上手な人なんですよ。私、それを見て、まさに先生がおっしゃったように。そういうのはね、農業をやってる人で、できる人はほとんどいないですよ。だから、ある程度農業のことがわかってて、だから御自分が農家だったんだけれども。あるいはちょっとはやってんだけれども、例えばIT企業にいたとかね。あるいは携帯電話の部品をつくってたとか、そういう方だとやっぱりパソコンも大体わかります。それから、教え方も、企業で長いことやってると若い人を指導したりして、そういう経験もありますよね。そういう人が入ってこないと、化学変化というんですかね。起きないと思うんですよ。だから、静岡も非常に製造業が、ヤマハとか、いろいろあるのは我々も知ってますし、いろいろ製造業で働く中で、いろんなトレーニングを受けて知識を持ってる方。組織で動くこと、たけている方おられると思うんで。それをこういうところに引っ張ってくるということは、ほかの地域から比べれば非常にやりやすい面もあるんじゃないかなというふうに思います。

○勝又委員
 この内子では、そういう方がいて、システム的には2次産業の経験者がかかわっている。もう1つ2次の部分ですよね。例えば、ジュースの工場をつくるとかいうものですね、もし先生が知ってらっしゃる事例というんですかね。今の町ですと、企業体というよりは、もう少し小さい部分でのコミュニティビジネスというような形で、2次部分で、もし何かあったら。

○大澤 信一氏
 それもですね、やがてぼんぼん出てくる兆しは僕は感じているんですけれども。1つの例として言うと、このさいさいきてや、伊都菜彩というところなんですけれども。ここが30億円ぐらい。恐らくJAがやってる直売として日本で最大級ぐらいですね。わずか3年ぐらいです。これもゼロから30億円ぐらいになりました。そこでおもしろいなと思ったのは、九州があって、福岡があります。それで、ちょうどその糸島半島という小さい半島のつけ根のとこにある直売所なんですね。だから、糸島って園芸産地でもあって、農業も盛んなんですけれども、小さい漁業、釣り漁業なんかもやってるんですよ。結構、だから非常に小規模の釣りの鯛とかが有名で。今、遊漁船なんかもそういう人たちがやってるんですけれども、地元の漁師料理で鯛飯というのがあります。どこにも鯛飯はあると思うんですけれども、漁師さんが鯛のあら炊きをして。一方でかまで御飯を炊いて、蒸し上がる直前に、その鯛のあらを入れてですね、蒸して、かき回して、しょうがなんかをきざんでふってというものなんですけれども。お弁当の鯛飯が非常に人気だったんですね。僕が初めて行ったころ。今、何売れているんですかと言ったら、園芸作物とか水産物と野菜とか売れてるんだけれども、この鯛飯も人気なんだという話があって。次のときに、3カ月ぐらい後に行ってみたら、それヒット商品になったかどうかわからないんですが、すぐに鯛飯の素というのが置いてありました。
 だからね、やれると思うんですよ。それで今は、そういう小さい生産者クラスで、その鯛飯という個人ベースでやってるんですけれども、もう少したてばお弁当業者さんなんかも、その鯛飯みたいなものをもうちょっと大きくやれる可能性もある。だから上手にやれば、例えば季節ごとに、そういうお弁当というのは実はいろいろやれるかもしれないと。ここも、もう少しだと思いますね。

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