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委員会会議録

質問文書

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平成25年9月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:10/08/2013
会派名:公明党静岡県議団


○前林委員
 2問ですので、一問一答でお願いいたします。
 最初の問題は、職員のコンプライアンスの問題です。本年度も不正経理の問題、それからわいせつ事犯、さらに薬物ということで、非常に残念な不祥事が起こっているわけでございます。そんな中で、監査委員事務局からは人事課に対してコンプライアンスの徹底ということで、平成24年度は職員の逮捕が多発し、平成23年度と比べても懲戒処分や訓告を受けた職員の人数が増加していますということで、職員に対し、より一層のコンプライアンス意識の徹底を図るとともに、県民の信頼回復に向けて最善の努力を図ってくださいという、そういう意見が出されてるわけですけれども、これに対して人事課としてどのような対策を講じたのか、そこの部分についての御説明をまずお願いいたします。

○藤原人事課長
 監査委員事務局からも意見を通知されたところで、人事課といたしましては今年度起こったものについては具体的に何が問題だったのかといったところをちゃんと分析して、それぞれに応じたコンプライアンスの対策を立ててまいりたいと思っております。

○前林委員
 不祥事はやっぱりあってはいけないと思うんですね、当たり前のことですけども。高い志を持って県の職員になって、仕事をしていくわけですけども、私は一般論として教師っていうのは、これは高い人間性が求められる聖職だと思っています。また、警察官は法の番人ですよね。公務員も同じように公僕なわけで、県民の生活の向上のために努力するのが、私は県の職員だと思っております。そういう意味ではやっぱり県民の模範となるべき県の職員がこういう不祥事を起こすということは非常に残念で、県の職員の、申しわけないけどやっぱり自覚が足りないじゃないかと思うことがございます。そういう意味で、先ほど部長と職員局長が頭を下げたわけですけども、大事なことなので部長から改めてコメントをお願いしたいと思います。

○土屋経営管理部長
 昨年度、7人の逮捕があったということでございまして、昨年の年度中途でもあったことから、コンプライアンス研修会等、いろんな臨時的な措置をさせていただきました。委員がおっしゃるように、単発で1つあったから1つやればいいという、そういうものではないという自覚をしてございます。それもあって、今年度はさまざまな研修の機会が、職員も新採から管理職から研修がございます。その中で全ての機会においてコンプライアンスという意識を徹底しようということで、この4月からやり始めたところ、このような事件が今回起きまして、まことに申しわけないと思っております。
 各所属の長、あるいはその補佐をするべき者は職員のどこまで言っていいかプライバシーの問題も出てきますけども、家庭の問題も含めて悩みについては聞くようにということで、昨年度からやっておったんですけども、また問題が起きたことにつきましては、まことに申しわけないと思ってございます。そういう意味で、これは単発で1つ起きたから1つやるという性格のものではなくて、それを職員みんなに自覚いただくということで、ことしから始めております各階層での研修会、それから班長等を中心にした意見交換会を実施してございます。これをさらに徹底させることによって、県の職員として、おっしゃるように今後も公僕という意識をしっかりと持っていただきたいと思ってます。このようなことは、今後二度とないようにしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思ってます。

○前林委員
 二度と起こらないことを期待いたします。非常に大変なことではありますけれども、先ほど言いましたように本当に高い志を持って県の職員になったはずですので、その気持ちをいつまでも持ち続けられるような、お互いに監視をし合うというよりも、そういう誇りを持って仕事をしていくような職員であっていただきたいと思いますので、今後、これは数値目標なんか当然必要ないわけで、ゼロで当たり前なんですけども、その取り組みをお願いしたいと思います。

 2つ目の質問に入らせていただきます。唐突ですが、県庁、県有施設の省エネあるいは設備改善への取り組みについて、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。この部屋を見ても、蛍光灯が幾つか消してあったり、あとはLEDに変えるとか、いろんな御努力をされてると思います。私もいろいろ情報が入ってきますが、今、民間でもいろんな技術開発が進んでおりまして、そういうものがどんどん進んでるんですが、そういうものに対して県として、誰がどういうふうに勉強して、そして取り入れていくのか。そういう仕組みについて、最終的にはどなたが判断するんですかということなんですが、それについて教えていただきたいと思います。

○石川財務局長
 県庁舎全体を含めての省エネと、それに対してどういう取り組みをしているかということでございますけれども、これにつきましては管財課を中心として全庁を挙げて消費電力の削減、あるいはそれにとどまらず、さまざまな効率化に取り組んでおります。各所属での取り組みに加えまして、管財課が専門的な知見を重ねたりとか、情報収集をしたことに加えまして、さらなる新たな取り組みを常に考えておるところでございます。最終的には、財務局の中で検討するとともに、経営管理部として方針を考えて、効率的で実効ある対策をたてているところでございます。

○前林委員
 なぜこんな質問をしたかというと、いろんな業者さんが国なり県なり市なりに、自分たちの持ってるノウハウを伝えに上がるんですけれども、その窓口の方にそういう意識があるかないかで、こういう問題っていうのは上に上がる、上がらないというのが決まるんですね。担当の方が省エネをしっかりやっていこうという意識があると、やっぱりしっかり聞いてくださって、それが最終的には採用という形になっていくんですけども、逆のケースもよくあるということはよくお話として聞いています。そういう意味では、先ほど言いましたようにいろんな技術開発が進んでいるという部分を考え、なおかつ県民の税金を1円たりとも無駄にしないという観点であるならば、やはり皆さん職員全員がそういう意識を持たなきゃならないと私は思っております。どうか今後も、これからもそうだったと思いますけれども、そういう意味で敏感になっていただいて、無駄を省くという御努力をお願いしたいと思っております。

 関連があるかどうかはわかりませんが、私はこの委員会室を見て、壁が気になるんですね、しみ。こういうのは設備改善の対象になるのかならないのか、ちょっとみっともないなと思ってるんですが、いかがでしょうか。

○服部管財課長
 設備といいますか、県庁舎の汚れとか、雨漏り等でしみができたりとか、そういうようなことについては逐一管財課に情報が来ております。それに対応して一応改修、修繕等行っているところでございます。

○前林委員
 最後のは余分な一言だったかもしれませんけども、ただやっぱり委員会室でございましてね。お金もかかることなので、無駄なお金は使ってほしくないですけれども、やはり職場の環境と考えたときには、それなりの御努力をお願いしたいなということは、最後の要望にして終わります。

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静岡県議会事務局議事課

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