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委員会会議録

質問文書

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平成28年12月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:12/14/2016
会派名:ふじのくに県民クラブ


○三ッ谷委員
 1つだけお聞きしますけれども、来年度予算のときに望月企業局長からいろいろ企業局としてのガイドラインの説明がございました。
 私が今読んでいる本の中に、ダムの水の1滴はエネルギーの1滴だとあるんです。今の日本のダムはいろいろな法律があって、満水にはなっていないんです。何で満水にならないのかなと思ったら、半分はいつでも流していて満タンになっているダムなんていうのは見られないんです。
 本来でいけば、その作者は満水にして、企業局がやろうとしているものに転換していくべきだと。だから国民が原子力発電はだめだというのであれば、雨のエネルギーをもう一度取り戻そうという構想のお話なのですが、そこで伺いたいのは、ダムを別に管理しているわけではありませんが、使う側としてもう少し水量を上げたり何かということは考えていないんでしょうか。ためる水です。そのことによって企業に水を給水するわけですけれども、契約と実績が違うという話の中で、そのたまった水をエネルギーに転換する構想を企業局としても持っていただきたいなという話なんです。
 つまり、契約はたくさんやったと。特に西遠なんかも随分減らしてこの契約水量です。磐田もそうですよ。もっと本来は伸びると思ったけれども、伸びなかったと。土地ばかり造成しなくてもいいから、その水をただ垂れ流すんではなくて、エネルギーに転換する事業を考えていく時代に来たのではないかなということで、大きな夢をぜひ語ってもらいたいなと思うんですがいかがでしょうか。

○西谷企業局理事
 ただいまのダムの件です。
 今、企業局で交通基盤部と一緒になりまして、太田川ダムの小水力発電に取り組んでおりまして、来年から実際に工事にかかる段階に来ております。ちょっと小さいんですけれども、まずそこでやってもしうまくいけば、今度は都田川ダムでもそういうことを考えていますので、だんだんそちらを活用していく形です。御提案ありがとうございます。

○三ッ谷委員
 僕も、その本を読んで勉強するまで知らなかったんですけれども、御存じかどうか知りませんが、ダムというのは鉄筋を全然使っていないんですよね。あれは全部コンクリートの塊なんです。だから建物のコンクリートの壁の中に鉄筋が入っているから腐食して、これがだんだん老朽化すると同時にだめになると。ダムはまるっきりコンクリートだから200年、300年後は天然石よりもかたい岩盤になるんだそうです。そういうダムでも、穴をあける技術がありまして、それで今言ったようなただの普通の発電能力を持たなかったダムが生き返って発電すると、やるべきだということが盛んに言われていましたから、来年度のそういうお話を聞いたときに、大変ありがたいうれしい話を聞けたなと思います。
 磐田市の下水場の処理水は、これくらいの段差でタンクから流れてきて、川に流す段差はこのくらい。ここで発電しているんです。汚水をきれいにして川に戻す水で発電ができるなら、ダムならもっとできるし、契約水量と受水量が少ない、この差は水がもっと使えるということですから、期待していますので、ぜひとも企業局頑張ってください。終わります。

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