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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月4日アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:11/04/2021
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 ありがとうございました。今日は、大変参考になる、また改めて県内の経済、コロナで大分傷ついてしまった経済の状況、それから一方で明るい部分もあるということで、非常に参考になるお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。
 今コロナが収束している状況。このデータもコロナの感染がすごく拡大しているときのデータをお示しいただいた部分もありますし、今の状況はまたさらに変わっていて、今後またもしかして、また次に波が来るかもしれないという中で、なかなか読みづらい部分もあるなとは思うんですけれども、次にまたたとえコロナの波が来たとしても、今までのように急に景気が、経済ががくんと落ちないようにするために、これまでの経験もしっかり生かすためにも、今の時点でしっかり分析をして、これからの経済対策に生かしていかなければいけないんだなと改めて実感させていただきました。
 その中で、私、もともと金融機関に勤めておりましたものですから、やはり気になるのが債務です。企業さんの借入れが増加しているという問題は、すごく心配だなと思います、つくづく。すぐに景気が回復して、また業績がどんどん回復していって、返済も問題なくスムーズにできていく企業さんばっかりではないと思うものですから、そういう意味でこれからそういう部分を行政として何かサポートする、考えていかなければいけない部分はどういうことがあるのか、あと、金融機関のほうにも企業さんの状況を本当にしっかりと見ていただいて、さあ返済となったときに滞ることがないようにしていくのに、金融機関にはどんなことを求めていったらいいのかアドバイスいただけたらありがたいです。

○山田慎也参考人
 今、制度融資、実質無利子、無担保、ゼロゼロ融資とよく言われています。これが大体2022年中から返済が始まるという状況で、これから1年ぐらいですね。そこら辺の経済の状況、特に先ほど申しました飲食や宿泊や、借入れが多くなっているところの事業の状況、収益の状況がどうかというのは、まず観点として非常に注目しなきゃいけないところです。
 静岡県もそういった融資を出していますので、出した先の状況を、今おっしゃったように本当に丁寧に見ていく必要があるだろうなと思います。個別で言えば、本当にその金額って返せる金額なのか。それを利益と対比しながら見ていく必要はありますよね。利益が少ししかなければ、変な話ですと、計算したら100年も200年も返済にかかるという状況だってあるわけですよね。そういったときにどうするのか、やっぱり行政のほうも金融機関も一社一社丁寧に見ていく必要があるだろうなと思います。そうしたときに、今コロナ禍を通過して、一つ事象として起こっているのは、M&Aが非常に増えているんですね、買収ですよね。そういった動き。だから、調子のいい企業さんが、そういったなかなか難しくなった企業を買うという動きも一方では出ています。買われるほうは、例えば技術を持っているとか、今まで独自なお客さんを抱えていたとか、そういう強みのあるところにはなってしまうんですけれども、そういったM&Aみたいに調子のいい企業さんと難しくなってる企業さんを結び合わせるのも地域にとっては非常に重要じゃないかと思います。雇用を守るとか、そういった観点から企業、企業、一社一社丁寧に見た上で、そういった救うべき企業、支店とか地域によって重要だという企業は、丁寧に救っていく必要があるんじゃないかなと強く思います。
 ですので、今後そういった対応が行政、それから特に金融機関。金融機関は、自分が貸して出しているから、それはまさに自分事なものですから、まさにその現場で対応していくと思いますけれども、そういった金融機関をまた支援するような形も必要かもしれません。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp