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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年決算特別委員会建設分科会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 洋佑 議員
質疑・質問日:11/06/2014
会派名:自民改革会議


○鈴木(洋)委員
 一括質問方式でお願いします。
 委員長から警告を受けるかもわかりませんから、警告を受けないようにしっかり話したいと思いますのでよろしくお願いします。
 まず、きのうの決算特別委員会の中で富永代表監査委員が何点か指摘をされており、交通基盤部への指摘もありました。県道豊田竜洋線の拡幅事業のおくれに伴う補助金の問題等が指摘されましたけれども、この指摘を受けましてどんな覚悟をお持ちになっているのかお伺いしたいと思います。
 なぜかといいますと、こういうものの取り扱いについて非常にラフなお考えを持っているのか、こういう問題が起きた職員の資質など、それぞれ原因はいろいろあろうかと思います。しかし、全体の予算規模を見ても、交通基盤部で持っている予算規模は中程度の市や町の予算規模と同じではないですかね。だから、これを執行するに当たって、覚悟を持ってやっていかなければならないと、こんな思いがあるわけです。
 しかも、その使えるお金っていうのは皆さんが稼いだお金じゃないわけですね。税金というかたちで国なり県なり市なりがそれぞれ徴収をしたというと言葉は適当でないかもわかりませんが、自然に入ってくるお金です。稼がなくても自然に入ってくるという法律になっていますからね。
 だからその辺のところの使い方、これはしっかり覚悟を持ってやっていかなければいかんじゃないかなと思うものですから、あえてその点をまずお聞きしたいなと思います。それが1点です。

 次に、第4次地震被害想定が公表され、地震・津波対策アクションプログラム2013も策定されて、今後、これを受けてハード整備の実施計画をつくられたと思います。どんな状況を想定され、今後どのように進めるかということをお聞かせいただきたいと思います。

 それから細かいことで大変申しわけないんですが、ちょっとこれ何かなということがあるものですから教えてください。主要な施策の成果等の説明書95ページの農地保全課のところですけれども、平成25年度の農地・水保全対策事業費の実績ですが、共同活動支援交付金により、170活動組織、11,700ヘクタールが実施されたということです。施策展開表の99ページを見ますと協働の字が違うのですが、協働活動により守られている農地の面積が平成25年度実績では20,655ヘクタールとなっております。これはどういうことですか。この違いを教えてください。

 それと、もう1点ですが平成29年度の目標が26,000ヘクタールになっているんですがトータルの状況を教えていただけますでしょうか。以上、3点よろしくお願いします。

○鈴木総務監
 御指摘いただきましたように交通基盤部は多くの予算を県民の皆様からお預かりしておりまして、ほかの部にも増して適正な事務執行が必要であると自覚しているところでございます。
 この県道豊田竜洋線の問題を受けまして、平成25年度に行った具体的な再発防止策としましては、まず職員に対する意識づけということで、各所属でコンプライアンス意見交換会を行い問題点や再発防止策等について職員が自覚するための討議を行いました。
 それから、外部講師による実践的なリスクマネジメント研修や各所属において管理職員が職員に対して個別に面談を行って、法令遵守に対する意識改革に取り組んだところでございます。さらに事業実施に関しましては、土木職員技術説明会、道路事業説明会、用地事務新任職員研修会などでこの案件を取り上げて注意喚起を行ってきたところです。
 また、今回の案件では本庁と出先でなかなか共通認識が持てなかったということがございましたので、昨年度から問題のある案件につきましては本庁と出先で共通記録簿をつくってお互いに共通認識を持ちスケジュールを管理していくということにも取り組みました。今後もこうした取り組みを継続し、覚悟を持って法令を遵守した適正な事務の徹底に進めてまいりたいと考えております。

○石垣河川海岸整備課長
 静岡県地震・津波対策アクションプログラム2013の河川における津波対策のハード整備の状況と今後の進め方についてお答えいたします。
 本アクションプログラムは、平成25年から平成34年の間の10年間で実施するものでございます。河川の津波対策としまして、レベル1津波に対する施設の整備が38河川、施設水門の耐震補強が17水門。堤防の液状化対策として4河川を計画しております。このうち国の交付金事業等により、勝間田川の津波対策施設が完了し、ぼう僧川水門などの8水門について耐震補強工事に着手いたしました。堤防の液状化対策についても太田川などで早期完成を目指して実施しておるところでございます。
 このアクションプログラムに位置付けた津波対策施設の対策候補について、実現可能な地域にあった計画を地元市町あるいは住民の方々と協議し、早期に完成させることで県民の安全・安心の確保に務めてまいりたいと考えております。

○志村農地保全課長
 主要な施策の成果等の説明書95ページの取り組み面積11,700ヘクタールと施策展開表99ページの協働活動により守られている農地の面積20,655ヘクタールの違いについてお答えいたします。
 95ページの共同活動支援金による取り組み面積につきましては、ふじのくに美農里プロジェクトという愛称で進めております農地・水保全対策事業によって共同活動で進める水路の保全ですとか、農地の保全にかかるで面積あり、この事業の取り組み面積が平成25年度においては11,700ヘクタールということでございます。
 施策展開表にございます、協働活動により守られている農地面積20,655ヘクタールはふじのくに美農里プロジェクトの面積に加え、経済産業部で実施しております中山間地域直接支払制度とふじのくに美しく品格のある邑づくりということで自主的に地域の保全活動をしている地域を登録しております。そういった取り組みの面積を加えたものがこの協働活動により守られている面積ということでございます。

 それから平成29年度の目標数値26,000ヘクタールに向けてどのように進めていくかということについてです。
 ふじのくに美農里プロジェクトにつきましては本年度から多面的機能支払交付金というかたちで、特に農業者を中心とした樹園地地帯においてもそういった活動について支援ができることとなりました。そういった政策を進めながらこの美しく品格のある邑づくりの推進によりまして、もっと県民運動として展開し、自立的な取り組みが行われるような協働活動の量的、質的向上を図ってまいります。以上でございます。

○鈴木(洋)委員
 ありがとうございました。
 富永代表監査委員から指摘されたということについては重く受けとめていただきたいなと思いますし、私どもも今後の動きにも大いに注目していきたいと思っております。何よりも県の職員の認識といいますか意識といいますか、国民、県民、市民からお預かりしている税金をお使いになっているということをしっかりと受けとめてもらいたいと思います。

 それから、河川の津波対策につきましては、その地域でいろんな形で努力をされていると思うんですね。浜松市、磐田市、袋井市、掛川市などいろんなことでやっておられると思うんですが、いずれにしても御答弁いただきましたように県民の安心・安全が一番でございますので、できるだけ早く事業展開をしてもらいたいと思いますので、要望をさせていただきます。この2点を要望させていただきます。

 最後の質問は、協働の字が違うものですからあえて聞かせていただいたんですけれども、わかりました。ぜひ平成29年度の目標達成に向けてしっかり頑張ってください。

○仁科委員長
 3番委員、要望が2点ありましたけれど意見ということでよろしいですか。

○鈴木(洋)委員
 はい。よろしくお願いします。

○仁科委員長
 質疑の中途ですが、ここでしばらく休憩します。再開は13時とします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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