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委員会会議録

質問文書

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令和元年決算特別委員会危機管理くらし環境分科会 質疑・質問
質疑・質問者:渡瀬 典幸 議員
質疑・質問日:10/28/2019
会派名:自民改革会議


○渡瀬委員
 一問一答方式でお願いしたいと思います。
 まず、平成30年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書53ページになりますが、先ほど鈴木くらし・環境部長からも説明がありましたが、ふじのくにに住みかえる事業のホームページ、相談会等による情報発信の中で「ゆとりすと静岡」と「だもんで静岡県」の違いと、2つのサイトを持つことによる効果があったら教えてください。

○蜷企画政策課長
 「ゆとりすと静岡」と「だもんで静岡県」の違いでございます。「ゆとりすと静岡」は既に地方移住に関心を持って静岡県を候補地として考えている方をターゲットにして地域や市町を絞り込むために必要な情報を提供しているものでございます。一方「だもんで静岡県」はより自分らしい生き方、働き方を模索する若年層をターゲットに、静岡県で実現可能なライフスタイルや魅力的に暮らす人の姿など、まずは地方移住への関心を高める目的で行っているものでございます。
 そのような2つがあることで、すみ分けをして情報発信しております。

○渡瀬委員
 それぞれ目的が違うサイトというのはわかりましたが、2つあってこうなりましたという効果があれば教えてください。

○蜷企画政策課長
 本県に移住してきた方の中で、世帯主の属性がわかっている方を見比べますと若年の方が多い傾向がございます。そういったところでも、まずは若い方に訴求して移住につながることが期待できていると思います。
 それから、いずれのホームページもアクセス件数は伸びておりまして、特に「だもんで静岡県」は平成29年度から平成30年度に122%で大幅な増加が図られておりまして、通常の移住を働きかける「ゆとりすと静岡」と「だもんで静岡県」の2つがある効果は発現できていると考えております。

○渡瀬委員
 ありがとうございます。
 次の質問にも続くわけですけれども、この2つのサイトを利用して興味を持って静岡県に住んでいただけるのは最終目的だと思うんですが、その下にb相談会・フェア・交流会の開催、出展とあります。
 ここにつながってくれれば定住してくれる方がふえると思いますけれども、この相談会、フェアの実績と効果を教えてください。

○蜷企画政策課長
 県では、市町や地域団体、企業と連携いたしまして本県独自の移住相談会であります、まるごと移住フェアを開催しているほか、まずは移住する人の裾野を広げるため広域的なメリットを生かした山梨県との2県の相談会や新潟、長野、山梨と連携した4県の相談会を行って、入り口から具体的なところまで考えている方への御相談の対応をしております。また農業、就職・転職、ライフスタイルなどをテーマにさまざまな角度からセミナーも開催しております。
 移住についてはすぐに決断できるわけではございませんけれども、平成30年度に移住相談をされた方は9,000名を超え、移住した人数も前年度に比べて1.2倍に増加していまして、これまでの相談会やフェア等を含めました移住施策の積み重ねが成果となってあらわれたものだと考えております。

○渡瀬委員
 ありがとうございました。
 次に、それに関連しますが説明資料54ページ、移住相談センターの運営についてです。
 相談実績1,013件は東京でありますけれども、件数が増加しているのか下がっているのか教えてください。

○蜷企画政策課長
 ふじのくにに住みかえる静岡県移住相談センターへの移住相談件数でございます。平成30年度は1,013件でございますけれども年々増加しております。平成27年度が602件、平成28年度が796件、平成29年度が953件でございます。

○渡瀬委員
 ありがとうございます。
 先ほど答弁にもございましたけれども、県外から移住していただいた方が平成30年度には1,291名、相談件数も9,981件と確実に上がっているもんですから、ぜひとも引き続き力を入れて定住の増加に向けて頑張っていただければと思う次第でございます。

 次の質問に参ります。
 説明資料71ページ、2(1)自主的防犯活動の促進、支援のうち(ア)のaです。
 地域の防犯活動を担うリーダーや防犯まちづくり活動に率先して取り組む意欲のある人材を対象に防犯まちづくり講座を開催したとございますが、この内容と成果を教えてください。

○大村くらし交通安全課長
 これは、防犯について研究されております大学教授等に依頼しまして講座を開きます。東部、中部、西部に分けてそれぞれの地区の防犯まちづくりのリーダーの方に受講していただいて、持って帰って地元での防犯活動に役立てていただいております。

○渡瀬委員
 ありがとうございます。
こちらに記載されておりますけれども、防犯活動を担うリーダー、率先して取り組む意欲のある方は具体的にどんな人たちでしょうか。

○大村くらし交通安全課長
 自治会から推薦をいただいた方が多いです。そのほかには学区ごとの子供の見守り活動の中でもリーダー的な方が見えております。

○渡瀬委員
 ありがとうございます。
 大学教授たちから特別な内容、知識を学ぶと思いますので、ぜひともこの受講者数をふやしていただければと思う次第でございます。

 次の質問です。
 説明資料72ページで、これは6月に補正予算がついたものでございますが、平成30年度の子どもの体験型防犯講座の内容は当委員会でも説明を受けました。平成30年度は多分今年度より少なかったと思うんですけれども、その実績で主任講師の育成、講座を運営できる人材を養成するため研修会を開催したとございます。この修了者数が3名となっていますけれども、分母がどれぐらいかわからないものですからこの3名は少ない気がするんですが、状況を説明願います。

○大村くらし交通安全課長
 子どもの体験型防犯講座ですけれども、近年子供が犯罪被害に遭うことに非常に皆さん危機感を持っており、子供の安全を確保する手段は大人が見守るのか、子供が自分自身で逃げることを学ぶのかということだと思います。
 その内容は先ほども言いましたように、5番委員からもありましたが子供が自分自身で危険を判断して逃げることを体験させる講座を開くものです。平成30年度は県として118校で開催しております。
 あと講師の養成ですけれども、いわゆる一番初期の段階で言いますと学校と交渉をして、それから開く内容について子供にわかりやすく理解させるということでなかなか高度な技術や知識が必要です。
 まず講師の養成でここに書いてあります3人は主任講師です。講師には主任講師と通常の講師がおりまして、通常の講師になるためには県で開催します子供の安全確保の体験型防犯講座で養成講座の通常講師の教室を受講していただきます。これは既に県下でも200人を超えておりまして、通常講師はできます。
 主任講師は、先ほども言いましたように、講師の中でリーダー的な存在になって学校へ行って子供に直接教え、学校との交渉等もありますのでなかなかハードルが高くなっています。講師の中からまず実習と学校での講習を重ねていただきまして、最後に試験をやっていただいてなるものですから少なくなります。

○渡瀬委員
 大変ハードルが高く、それだけ内容が濃い講師養成研修会だと思います。今現在はわかりませんけれども、3名という数字に対してもっと必要な人数は考えていらっしゃるでしょうか。

○大村くらし交通安全課長
 昨年新たに主任講師になられた方が3名で、現在主任講師をされている方はもう60名を超えています。
新たに開催校数をふやすときには、もっと多くの方に主任講師をとっていただきたいと思っております。

○渡瀬委員
 ありがとうございます。
 6月補正予算で子どもの体験型防犯講座をふやすということでございます。小学校の数も多分あと600校ぐらいあるんですか。今118校ですけれどもかなりの数があると思うものですから、ぜひとも早く全校に講座を教えていただければと思いますのでよろしくお願いします。

 次の質問に参ります。
 説明資料133ページ中段のイ廃家電の適正処理の推進でございます。廃棄物処理法の改正が平成30年4月1日に施行され1年ちょっとたっております。パトロールとか立入検査、研修を実施したとありますけれども、成果はどうだったでしょうか。
 また新たに違反業者は見つかったのでしょうか。

○小川廃棄物リサイクル課長
 有害使用済機器適正保管等推進事業ですけれども、出先の健康福祉センターを初め使用済み家電についてヤードにおいて一斉調査を実施しております。実際に立入検査を行って、違反しているものは指導を行っております。

○渡瀬委員
 ありがとうございます。
 私の当地袋井市でも大変困っている問題でございます。せっかく法改正になったものですから、ぜひともパトロール、立入検査を強化していただいて違反業者を出さないように御尽力をお願いしたいと思います。

 最後の質問に行きます。
 説明資料159ページ、歳出決算状況調のプロジェクト「TOUKAI―0」総合支援事業費についてお伺いします。不用額は補助実績等によるものであるということですが詳細を教えてください。

○星野建築安全推進課長
 不用額の縮減、予算の適正な執行を目的に事業主体である市町に対して木造住宅耐震に関する週ごとの実績報告を求め、定期的に年間の執行見込み調査を実施してまいりました。
 一方で、補強工事などの着手時期につきましては個々の所有者の意向により異なり、行政としましては所有者の申し出に対して速やかに対応できるよう補助申請の受け付けを2月から3月までできるだけ長く実施し予算を確保しております。
 その結果として不用残が生じたものでございます。

○渡瀬委員
 ありがとうございます。
 不用額が5600万円余ですか。本当にこれでもかと思うような努力はわかりますけれども、目標の令和2年度末耐震化率95%に向けてぜひとも力を注いでいっていただきたいと思います。以上で質問を終わります。

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