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委員会会議録

質問文書

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平成29年12月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:藤曲 敬宏 議員
質疑・質問日:12/14/2017
会派名:自民改革会議


○藤曲委員
 簡潔に2点ほど、分割質問方式で伺います。
 次期総合計画の策定について、地域外交基本方針における成果指標に関して伺います。
 今回、代表質問の中でも少し取り上げさせていただきました。地域外交の方向性として今後は通商にも少し踏み込んでいくというお話の中で、県民が享受できる具体的な利益を見える化をしていく必要があるのではないかと質問させていただきました。
 それに対して、次期総合計画の策定に合わせて地域外交基本方針を見直し、新たに国、地域ごとに成果目標を示すという答弁をいただいたんですけれども、具体的にどんな成果目標を立てるのか。以前5番委員からも具体的なものが必要という提案もあったんですけれども、具体的に今考えている成果指標はどんなものか教えてください。

○土村地域外交課長
 現在、検討中の地域外交基本方針における成果指標の検討状況でございますけれども、従来と同様に6つの国、地域について基本方針を定めるということで作業を進めております。
 それぞれの6つの国や地域におきましては、交流の発展の度合いがそれぞれ異なりますので、数値的な指標を一律的に指定するというのはなかなか困難と考えております。
 このため、現在検討中の基本方針では国、地域ごとにまず将来的に目指す方向をどのように定めるかを考えております。それに基づきまして成果目標を示せるように、今内部で検討しておるところでございます。
 数値化できます例としましては、交流人口の拡大という目標につきましては外国人宿泊数、外国人留学生数、あるいは国際交流協定締結数などを現在考えておるところでございます。また通商拡大に関する目標値といたしましては県産品の新規輸出成約件数、県内企業の新規海外展開事業所数などを今は想定しておりまして、改定の作業を進めておるところでございます。

○藤曲委員
 ありがとうございます。地域外交の成果目標については具体的なものをわかりやすく示していただきたいと思います。おっしゃったとおり国によって違いますので、具体的な通商の成果を今まで以上にきちっと数字であらわして重点的に成果指標に入れてほしいと要望しておきます。

 もう一点、お伺いします。
 美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略評価書案からお伺いします。
 先ほど、5番委員から最後のところで次期総合計画と総合戦略の関係性について、整合性がとれていないといけないという話がありましたが、次期総合計画が議員各会派の要望等によって変わってきている部分もあり、当然総合計画が上位に当たるものですから、総合戦略も修正があるのが基本的な整合性と考えます。
 そういう中で、ちょうど代表質問の中で佐藤静岡県理事にもお伺いしたんですけれども、人口問題で合計特殊出生率の向上をお話しました。総合戦略の中に2020年までに2.0という数字がまだ入っています。次期総合計画では合計特殊出生率の向上という表現に変えて、あくまでもメルクマールであって数値目標ではないという御答弁をいただいたんですけど、そうなると総合戦略に書いてあるものをこのまま引き続き残しておくのか。あるいは次期総合計画が変えていくのですから、それに伴って見直しするのかどうかお聞かせください。

○京極総合計画課長
 御指摘のとおり、現在御審査をいただいております総合戦略には合計特殊出生率、人口の社会移動につきましても目標数値として掲げております。
 現在、御意見をいただきながら策定しております次期総合計画につきましては、4年間に現実的に進めるべき目標と、理想の形といいますか目指すべき方向としての目標をきちんと区別して進めるという策定方針に基づきまして、次期総合計画では目指す姿に合計特殊出生率の向上を挙げ、4年間の基本計画におきましてはもう少しブレークダウンした政策についての4年間の具体的な目標を考える形で整理したところであります。
 総合戦略につきましても、総合計画の策定作業がある程度まとまった段階で同じような考え方でもって見直して整合性を図ってまいりたいと考えております。

○藤曲委員
 ということは、総合戦略は例えば2.0をそのままにして達成年度を今の2020年からもう少し先にするという指標とするのか、それとも数値的なものは出さないのか、見直しの結果はどちらでしょうか。

○京極総合計画課長
 最終的な方針を決めているわけではございません。ただ総合計画の考え方が、例えば合計特殊出生率につきましては県の施策だけで達成できる目標ではなくて、実際には女性がどれだけ産むかという話になってきますので、そういった目標を掲げていること自体が計画の考え方としてどうかということで、今回見直したものであります。
 ですので、人口置換水準としての2.07は理想の姿としてあるべきで記載すべきだと考えておりますけれども、それを何年までにこうしていくという形での目標設定はなかなか難しいと考えている。総合戦略につきましても総合計画と同じような考え方を持って、計画期間において何をどこまでやるのかという考え方で現実的な目標設定をしていく必要があると考えております。

○藤曲委員
 わかりました。いずれにしても人口減少問題、出生率の問題は一番の重点施策になってくると思いますので、取り組む姿勢は変わらないで、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。

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