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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:11/07/2008
会派名:自由民主党県議団


○中沢(公)委員
 2点伺います。1点目は10番委員の質問に関連しますけれども、説明書の15ページの職員局の人事の関係で、まずこの休職者の有給と無給の仕組みの違いを教えてください。
 それとその中で、もちろん休職という形にならない心のケアを含めた予防策というのは大事でありますし、まさに現代病と言われるようなところの分野もあると思いますが、その中でも最長の方はどれくらいの期間にわたってしまうものなのかあわせて伺います。

 2点目、77ページ、78ページですけれども、航空消防体制の構築ということで、防災対策費12億6000万円余が決算されておりますが、これは基本的にヘリの運用に関する費用ということでいいのかどうかという確認でございます。
そして、ここに1号機と2号機の運航実績が出ておりますが、おのおの例えば、本当の活動としての出動の部分で大体どれくらい、訓練ではどれくらい、ヘリを1年間維持管理するのにどれくらい、あとヘリが壊れちゃった、故障しちゃったという修理費用がどれくらいという内訳がわかったら教えてください。
 私の個人的な感覚として感想を1つ言わせていただきますと、実は去年ヘリの視察というのが中止になりまして、ことしは行けるかなと思ったらことしも中止でございました。私はまだ2年しか県議会議員を務めていないものですから、1回も乗っていないという結果になっているわけです。聞くところによると、その予定が入るたびに何か故障しているような話も聞いていまして、本番は大丈夫なのかという個人的な感想を持ちましたもんですから、あわせて伺いたいと思います。以上です。

○西田人事室長
 まず分限処分等の有給、無給の仕組みということでございますが、例えば、病気でございますと、1年目は給料等の10分の8が出るということでございまして、2年目、3年目――最長3年まででございますが――それは無給という仕組みでございます。
 これまでの最長の方はということでの御質問でございますが、休職期間が丸々3年になったという職員もおります。以上です。

○伊東消防室長
 防災ヘリの運用についてということで、1号機、2号機の活動状況、それと維持管理をする費用等についての御質問かと思います。
 この77ページに記載してございます12億6700万円余というのは、防災対策費全体でございまして、この1号機、2号機に関する全体の費用ということではございません。1号機、2号機につきましてはそれぞれ約2億円ずつ、計約4億円ということでの維持管理費用がかかっているような状況でございます。
 活動の状況につきましては、1号機は県警の航空隊に属しており、2号機につきましては消防防災航空隊ということで、各消防本部からの派遣職員が行っております。実際には静岡エアコミューターのほうにパイロット等を委託しておりまして、隊員は各消防本部からの派遣職員で構成し運航しているところでございます。
 2号機につきましては、空飛ぶ救急車というようなことで、訓練等を含めましていろんな活動をやっておるわけですが、2号機のほうの実績でいきますと、19年度はフライト回数が全体で61回ございました。その中で消火活動が6件、救急活動が12件、山岳活動が19件、水難活動が19件というような運航実績がございます。
 1号機につきましては、昨年度1月の1,200時間の特別点検を実施している中で、エンジンのふぐあいが発生しました。県議会議員の皆様には御迷惑をおかけし大変申しわけなく思っているところでございます。また、今年度に入りましても、2回目のふぐあいが発生したということで、皆様の視察前に運航を中止しせざるを得なかったという状況に至っております。これも200時間点検を行っている最中にエンジンのベアリング部分が破損しているという故障を発見したということであります。点検を十分行っている中でのふぐあいの発見ということでありますので、大事に至る前に修理をしたというようなことでございます。
 修理につきましては、昨年1月から結果的には10月ぐらいまでかかったわけなんですけれども、全体で約4000万円ぐらいの費用がかかりました。今年度におきましては、たまたま昨年度のエンジンの修理に係る部分での相手方の保証といいますか、その期間内に修理を出すことになりましたので、結果的には2000万円ちょっとで修理を終えるということができ、現在運航を再開している状況でございます。以上です。

○中沢(公)委員
 有給、無給の件でございますが、最長3年という期間が長いか短いかはよくわかりませんけれども、そういう決まりなんでしょうから、とにかく人材というのは宝だと思いますので、そのケアをしっかりされて、早い職場復帰ができるような心がけをしていただければと思います。

 ヘリに関してですけれども、1号機、2号機で2億円ずつ4億円ということで、それ以外に修理費が2000万円弱というお話がございましたが、そうすると、その修理費は除いて2億円ということなんですかね。修理費を除いて2億円で、ふぐあいが生じたときにはプラス修理代がかかるというのか、あらかじめそれも見越した上で大体ひっくるめて2億円ずつぐらいかかっているという話なのかもう一度伺います。以上です。

○伊東消防室長
 約2億円の維持管理費用と修理費は別となっております。特別点検等の点検に要する費用はその中に含まれておりますが、その予期せぬ事態での修理費用は別途費用がかかるということで対処しております。予算的には当然計上されたものの中では賄い切れませんので、これは財政当局にお願いして、流用を認めていただいた上での執行という形にさせていただいております。
 それと、当該ヘリが点検中でない場合でも緊急時におきましては他県との応援協定を結んでおりますので、万一の場合にはその応援協定の発動を他県にお願いしていくこととなります。したがって、緊急時の対応という点におきましても問題はないと考えているところであります。以上です。

○中沢(公)委員
 ありがとうございました。
 次回、ぜひ乗せていただけるようによろしくお願いします。以上で終わります。

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静岡県議会事務局議事課

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