• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年決算特別委員会企画文化観光分科会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:10/31/2017
会派名:ふじのくに県民クラブ


○三ッ谷委員
 平成28年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書にのっとって、一問一答方式で質問させていただきます。
 最初に、56ページの世界遺産につきましてお伺いしたいと思います。
 これまで、当局でも一生懸命にトライをしていただきながら世界遺産の届け出、あるいは今後の報告書につきましてもお出しいただいて大変うれしく存じます。
 そこで伺うんですが、いよいよ静岡県富士山世界遺産センターがオープンします。我々企画文化観光委員会でも視察に行かせてもらって、いろいろ見てきました。どうしても比較するのが韮山反射炉です。なぜかというと静岡県富士山世界遺産センターを含めて、きっと行く機会が多いと思うんです。静岡県富士山世界遺産センターは周遊コースの中にありますので、行けば必ず富士山本宮浅間大社、あるいはいろいろなものを見て帰ると思います。そこへいくと韮山反射炉は三島からの新しい道ができたおかげで、伊豆縦貫自動車道に入ると韮山反射炉への通りから外れてしまうことになってきます。黙っていても静岡県富士山遺産センターはリピーターが行くのではないかと私は見ています。まして初めてできるものでありますから、県民の皆さんも団体旅行などで必ずお出かけいただけるものと思いますが、皆さんが訴える「守る、伝える、交わる、究める」という基本コンセプトで、1年間頑張らないといかんということでリピーターをつかむためにどのように取り組んできたのか。特に韮山反射炉につきましては、今後10月に報告書を出すようでありますけれども、どのようなお考えで実行してきたのか、効果があったのかぜひお聞かせください。

○内野富士山世界遺産課長
 韮山反射炉につきましては、今年度12月にユネスコ世界遺産センターに保全状況報告書を提出する予定でございまして、内閣官房が中心となり公的遺産を持っている8県11市の報告書をそれぞれまとめ上げてきたわけでございます。本年7月に修繕保全報告書ができ上がり、国で全国分を取りまとめて英訳作業に入りまして、12月の提出に向けて準備を確実に進めているところでございます。

○三ッ谷委員
 つまり、富士山と韮山反射炉を比較したときに、どうしても重みの違いを感じます。12月に保全状況報告書を出すようでありますけれど、これからやることとこれまでもやってきたことの中で、そこら辺を見きわめていたのかを聞きたかったから質問しました。言っている意味はわかりますか。

○櫻井文化局長
 富士山に比べて韮山反射炉は、単体の史跡があるだけでございますので、観光客を集めるのはなかなか大変でございますけれども、整備するということは観光客を集めなければ意味がございませんので、伊豆の国市と連携しながら対策を立てているところでございます。
 今回、ビジターセンターもでき上がり、中には映像シアターもございますので、積極的にPRしてさらに集客していきたいと思います。さらに韮山反射炉はそもそも大砲をつくるための施設だったわけで、大砲づくりにつながる史跡整備を今検討しているところでございますので、伊豆の国市といろいろ相談しながら力を入れて、リピーター客の獲得につなげていきたいと考えております。

○三ッ谷委員
 それだけの答弁をいただければ結構です。やっぱりハンデが大きいから相応にしないと大変だなと思い、平成28年度事業につきまして伺ったところです。ぜひ頑張ってください。

 それから、先ほど来、富士山静岡空港のいろんなお話が出ておりました。
 特に、今回の質問で聞きたかったのは、もちろんアクセスも大事ですが、富士山静岡空港の売りは自家用車で来たら3日でも4日でも無料で車を置けることで、皆さんがずっと声を大きくして空港のPRに使ってきた言葉です。しかし説明書の中に決算状況を踏まえて無料駐車場の効果やどのように生かされてきたのかという文章がないのです。ほかのタクシーや乗合バスはいろいろ出ていますけれども、駐車場の効果はどのように見きわめていたのかについてまず伺います。

○板垣空港政策課長
 9番委員にお答えします。
 確かに、説明書の中では我々が取り組んだバスやタクシーをうたっておりますけれども、実際に公共アクセスを使っている方の割合は、単純計算ですけれども全体利用者数の70万人に対して大体十数%――2割弱で、残りにつきましては多くの方々が無料駐車場を御利用されたり、中には団体バスの御利用もあるかと思います。そういうことで空港の集客または御利用のために、無料駐車場がかなりの貢献といいますか役割を果たしているという認識を持っております。

○三ッ谷委員
 いい評価をいただいているということで、今の説明を大変うれしく思いました。新しいものにトライすることも大事だけれども、いい効果はいい効果としてPRしなきゃだめだと思いましたから、最後にお願いします。

 それから、説明書72ページの富士山の日運動の推進につきましてお伺いします。
 これも鳴り物入りで始めたのですよね。一番初めの富士山の日はたしか富士川のところで、私たちもお招きいただき寒い日に行きました。説明書では関連協賛事業について県・市町310件、民間団体90件で計400件とありますけれども、当時の静岡県や川勝平太知事がやろうとした富士山の日に比べて、少し方向性が違ってきているイメージを持ちました。
 そこで伺いますが、富士山の日は県下で約400件が呼応していろんな協力をいただき、あるいは記載はありませんが初めは静岡県内の学校を全部休みにしてもやるぐらいの意気込みだったのですが、そういう前後をまとめてどのような印象を持ったのか伺います。

○内野富士山世界遺産課長
 富士山の日のイベント関係の取り組みについてお答えいたします。
 富士山の日につきましては、この日を契機により一層の富士山保全に向けた県民の機運醸成を目的に、山梨県との共同記念行事や県東西部でそれぞれ子供を対象にしたイベントをやって、楽しくわかりやすく富士山を理解していただく契機としました。
 また、関連協賛事業は1月から3月までの間ですけれども、県民総参加型で富士山の日の運動を進め拡大していく意味合いで行っております。こちらにつきましてはいろいろなものがございますが、本当に富士山を思い、考え、学び、行動する機会となる催事を中心に、この日を契機にして富士山保全に向けた機運を盛り上げてきたと考えております。

○三ッ谷委員
 年間約1億5000万円近い予算を費やして、富士山の日を県民にアピールしながら、県民からの呼応もあって事業をやるわけですけれども、議会で初めて聞いたときの印象と少し違ってきている思いがします。これからもやるのでしょうから、何かイベントをやるだけが富士山の日という思いから富士山の日を県民に知らしめるところに重点を置くことを考えていく必要もあるのではないかと思いますが、もう1度伺います。

○内野富士山世界遺産課長
 9番委員御指摘のとおり、イベントだけでは一過性で終わってしまいますので、いろいろな場面で富士山の日をPRしていく形で引き続き実施してまいりたいと思います。

○三ッ谷委員
 次に、89ページからの外国人留学生受け入れ強化事業につきまして伺います。
 今回新しくやろうとしている東静岡駅の文化力拠点施設の中にも留学生を含めた人たちをステイさせるゾーンを設けたいという話を本会議で伺いました。
 それで、この中で一番聞きたいのが89ページの管理指標で、留学生支援事業に参加した留学生数は1,000人を目途にしていますが、平成28年度は251人と約4分の1でとまっています。これは留学生の支援事業の内容が至らないのか、それとも留学生が気がついていないのかにつきまして、当局の判断を伺いたいと思います。

○室伏大学課長
 留学生支援事業に参加した留学生数に関する指標についてお答えいたします。
 まず、1,000人という目標値の設定でございますが、現在県の高等教育機関に来ている留学生はおおむね800人から900人です。約1,000人の留学生が必ず1回はイベントに触れる事業に参加していただきたいということで、希望的観測も含めて1,000人を目標として設定しております。
 一方、参加者実数は近年約200人で推移している要因といたしましては、まず高等教育機関への留学生が若干減少傾向にあったことです。また留学生自体に聞いてみても、なかなか留学生とはいえ勉強だけをしているわけではなくてアルバイト等々で忙しく、特に本県の場合は大学院に在学している留学生が多く、勉強も忙しくてこういったイベントに参加しにくいということです。もう1つは9番委員が御指摘のとおり、コンソーシアムを通じて事業を行っておりますけれどもコンソーシアム自体の認知度がまだまだ低いと分析しているところでございます。

○三ッ谷委員
 何年か前に、委員会視察で県立大学へお邪魔したときに愚問でしたけれども、もっと県内の学生をとってくださいよとついつい学長に言いました。そうしたら学長から「いや、違うんですよ。静岡県内の学生がよその県の県立大学に随分世話になっていますから、静岡県立大学が県内の子供たちだけに門戸を開けるというわけにはいきません」と言われまして、本当に目の前が真っ白になりました。同じように日本には随分来ている留学生でしょうけれども、本県でも3,000人を目途にこれからも受入強化をするのでしょう。たしか委員会視察で九州の立命館アジア太平洋大学に行きまして、オール英語のオール外国人の学校も拝見させてもらいました。そういうことを考えると留学生受け入れの基本であるPR事業は、力を入れていないという意味ではないですが県として文化交流をしていく意気込みでしょうから、やっぱりもう少し力を入れていただきたいと改めてお願いします。

 それから、102ページのオリンピック・パラリンピックの事前キャンプの誘致についてです。
 各市町が今一生懸命熱を上げていまして、いろんなことを考えてアタックし、あるいは情報収集をしています。これまでの県下それぞれの市町がトライをした説明が記載されていますが、これらを今まで見てきた当局としてベースキャンプもしくは事前キャンプの課題はどういうところにあるとお考えか教えてください。

○山本オリンピック・パラリンピック推進課長
 オリンピック・パラリンピック事前キャンプについての課題でございます。
 35市町でスポーツによる交流促進をしようということで、今までそれぞれの市町ではキャンプ誘致は余りやっていなかったので、オリンピックを契機に35市町のうち極力多くの市町でキャンプをやってもらいたいということから始め、昨年度末には22市町がキャンプ誘致を希望しております。
 希望している市町にいい施設があるところとないところがありますが、まずはオリンピックの事前キャンプ誘致にエントリーしてほしいと働き掛け、少しずつ市町の参加数がふえておりますけれども、今後も2020年に向けて市町に対して極力合宿受け入れをやってみましょう、これを機に国際交流を推進してみましょうと働き掛けていく必要があると考えております。

○三ッ谷委員
 あわせて、ラグビーワールドカップのテストマッチも、あの雰囲気を見てすごいなと思って帰ってきました。
 そこで、この1年間の反省の中で県としてラグビーワールドカップを成功させるためにどのようなことに気がつかれたのか、もう1度伺います。

○高倉ラグビーワールドカップ推進課長
 ことし6月にアイルランドを迎えたテストマッチがございました。9月議会の常任委員会でもお話をさせてもらったかと思いますが、今回初めて静岡県内で開催した国際大会の機会に昨年来取り組んでいる機運醸成として県民にラグビーのおもしろさを知ってもらいたいということがありました。ヤマハというすばらしいチームがありますけれども、やはりまだまだ県民の皆さんが本当のラグビーを見る機会はないので、まずは見る機会を提供させてもらってたくさんの方に見てもらいたいです。
 結果につきましては、2万7000人弱が入りましたけれども、まだまだ県民の皆さんがこぞって興味を持っている状況という認識までには至っていないと思っております。まだラグビーの大会が静岡県内であるという基本的な情報すら届いていないという認識もありますので、しっかりと広報に取り組んでいきたいです。
 それから、今回のテストマッチの輸送ではパークアンドバスライド、あるいはシャトルバス運行もさせていただきましたが、我々の予測の甘いところもあり掛川駅で多数の滞りがありました。これからラグビーワールドカップ2019のスケジュールの詳細が決まってまいりますので、そういったところを踏まえて輸送対策について万全を期していきたいと思います。
 また、今回のテストマッチで外国のお客様から、なかなかわかりづらかった案内表示もあるとの御指摘もありましたので、先般ヤマハのトップリーグの試合があったときにモニターを募りまして実際に見てもらって御意見を伺いました。これからも輸送対策や案内表示では御意見もいただきながら、準備してまいりたいと思っています。

○三ッ谷委員
 テストマッチに動員されたお客様の歓声と日本がトライしたときのどよめき、あるいは相手にトライをされたときのがっくりした様子は、本当にテレビでは見られないシーンです。だから次の本大会はぜひ県民の皆さんだけとは言いませんけれども、全国の人で満員にするようにさらに努力して成功させたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。

 次に、111ページの滞在型グリーンツーリズムの促進等につきまして伺います。
 東京オリンピック用として、民泊でマンションをホテルがわりに使うとテレビを中心に報道されています。特に滞在型グリーンツーリズムの宿泊拠点となる農林漁家民宿の開業支援について、この1年間皆さん方は頑張ってきた。
 そこで、まず伺いたいのは宿泊拠点となる農林漁家民宿の開業にどのような支援をしてきたのか説明していただけますか。

○永井観光政策課長
 農林漁家民宿の開業支援でございますが、特段補助金といった制度等は残念ながらございません。基本的には農村に住んでいる方で新たに取り組んでみたい方、あるいは都会にお住まいの方で田舎に来て新たにやりたい方が実際に多くいらっしゃると聞いております。したがいましてまずこういった方々に対する農林漁家民宿開業に関してのセミナーを実施しています。
 観光の関係ではございますが、実は農林事務所の地域農業課にグリーンツーリズムの仕事をお願いしてございます。研修に要する会場費、あるいは講師の謝金といった必要経費を農林事務所に再配当しまして、各農林事務所の管内で研修会を開いたり、具体的にやりたいと言った方に対して個別訪問してアドバイスや指導をする支援をしております。

○三ッ谷委員
 昔を振り返れば、民宿オンパレードの時代がありまして、安くて安心で地場の魚とかいろんなものが出てきて一流旅館よりも素材がよくておいしいという評判も一時期ありました。しかしそれから随分時間がたって、ペンションとかが主力になったときもあります。どちらかというと海岸線よりも山のほうにたくさんふえました。
 説明をいただきましたが、1番必要なことは都会で暮らす人が第2の事業として捉えるのか、あるいは奥さんも御主人も田舎がなくて日ごろ行ったことのない田舎に行きたい方もいるわけでしょう。事業を起こそうとしている人に対する取り組み、あるいは子供を連れて田舎の雰囲気を味わわせてやりたい人に対する取り組み、それからPR活動もあると思うのですが、私はそういう取り組みを3つ、4つに分けて展開していくことが必要と思いましたけれどいかがでしょうか。

○神戸観光交流局長
 9番委員から御指摘がございました農林漁家民宿については、農家での暮らしを味わいたい外国の方々もいらっしゃいます。そういう中で昨年度は2件が開業しております。我々としてもまずは地域の意識醸成でセミナーを行いながら開業を支援していく。また外に向かっては静岡県に来るとさまざまな体験ができることをPRしていく。農林漁家民宿は体験型プログラムとマッチさせることによってさらに魅力が高まりますので、アピールをしてまいりたいと考えております。

○三ッ谷委員
 ぜひ、そういう点を今後とも進めていただきますようにお願いします。

 それから、123ページの富士山静岡空港利用促進事業費補助について就航促進利用拡大委員会、教育旅行委員会、産業交流委員会、自治体空港利活用促進委員会の中で、特に自治体空港利活用促進委員会36団体、県及び35市町と書いてありますけれども、聞いたことがございますか。
 富士山静岡空港はここから南にありますが、例えば西の自治体職員もしくは議員が富士山静岡空港を使って西に行くのは可能だと思いますか。

○高橋空港振興局長
 順方向でないという先入観がございますけれども、例えば福岡線は1日4便4往復しており、九州地方に出張や旅行の場合にセントレア、新幹線と比較し、戻ってでも富士山静岡空港から行ったほうが近いものについてセールスシートをつくりまして、特に企業を回ってセールスをさせていただいております。
 実際に、富士山静岡空港からの便を使っているかに関しましては、乗り合いタクシーなどの営業活動と一緒に利用促進活動をやりまして、こういう形で使えるのだという掘り起こしをさせていただいています。まだまだ認知度が高くない部分もございますので、できるだけ使えるものは使ってもらえる方向で今後も取り組んでいきたいと考えております。

○三ッ谷委員
 実は、富士山静岡空港からの便は使えないのです。皆さんが県職員として県のモラルに反しない範囲で一生懸命やっているのと同じように、市町の職員も一生懸命やっているのですが、例えば磐田市の職員、議員が九州とか西へ行くのに富士山静岡空港からの便は乗れない規程になっています。自治体利活用促進委員会に35市町が入っているのであれば、まず皆さんの条例なり旅費規程の見直しをもう1度していただけませんか。あるいは富士山静岡空港からの便が使えない市町を、まず私たちに教えてくださいと言って捉えるべきじゃありませんか。確かに電車賃が多少高いかもしれないけれども、富士山静岡空港は県民総意でつくった空港ですから、まずは市町が使えるようにしなければだめじゃないですか。だから今伺った答弁は大変いい話でありがたいなと思っていますが、実際には使えないと聞いていかがですか。

○高橋空港振興局長
 各自治体、県の旅費規程の見直しについては、開港前後において取り組んでまいりました。
 県において富士山静岡空港の便を使えるように、また市町も使えるようにしようということで、各自治体は条例改正をしなければいけないのですけれども、お願いできませんかと働きかけてまいりました。
 ただ、残念ながら今の段階でどのくらいの市町が使えるようになっているのかは把握してございませんので、改めて確認しながらできるだけ規程についても改正するように働きかけていきたいと思っております。

○三ッ谷委員
 ぜひ、1度調べて富士山静岡空港が使えない市町があれば、また補助金をつけながら富士山静岡空港を使ってくださいよと働きかけてもらいたい。
 補助金をこれだけ出して、空港利活用のためにいろんな頑張りをやっているんですから、やっぱり当局として働きかける必要があると思いますので、ぜひ調査していただきたいとお願いします。

 最後に、136ページの海外誘客事業につきまして海外誘客推進事業費と海外誘客特別強化事業費があります。片一方の対象が中国で、片一方が幅広いウイングを持った世界ということでしょうけれども、何で一つの予算で両方に使えるようにしなかったのかなという気がしますが、2つに分けた特段の理由は何ですか。

○横地観光振興課長
 海外誘客推進事業費と海外誘客特別強化事業費についてお答えいたします。
 海外誘客推進事業費につきましては、毎年度行っていました誘客事業に関する事業でございます。海外誘客特別強化事業費と申しますのは、昨年度に9月補正と12月補正として起こした事業でございます。
 先ほど来からお話に出ておりますように、昨年4月から中国人宿泊者数が減少している状況を受けまして、例えば先ほど個人客がふえていると申しましたが、個人客に訴求するスポーツ交流や中国の現地旅行会社と連携いたしました静岡スペシャルツアーを造成する別事業として計上しております。

○三ッ谷委員
 事業内容の説明はわかりました。それはそれでおっしゃるとおりですが、補正予算の事業にしても中国だけがお客様じゃないという点が一つ。それから皆さんも知っているとおり、中国便は飛んだと思ったら2カ月後にはしばらく飛びませんよという大変難しいエアラインです。だから個人客をもっととりたいという事業そのものは反対ではないし、どしどしやってもらわないといけませんが、予算上は別に一緒でもよかったのではないかなという気がしたものですから指摘しただけです。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp