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委員会会議録

質問文書

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令和6年2月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野田 治久 議員
質疑・質問日:03/07/2024
会派名:自民改革会議


○野田委員
 一問一答方式で伺います。
 県は、静岡県を訪れる観光客を防災、避難の対象と考えているかお聞かせ頂きたいと思います。

○高部危機政策課長
 観光客は、第4次被害想定では帰宅困難者というくくりの中で対象としております。

○野田委員
 私も観光地の旅館の人間ですので、この問題をさんざんやってきました。地元の市町と旅館組合でまず大体の協定を決めて、その地域の旅館の中で耐震性が高く、ここは絶対安全だろうというところに、地域の旅館に泊まったお客さんを避難することはやります。ただお客さんは一般住民と同じところへ避難するかもしれません。でも交通機関や道路の安全が確保できれば、観光客ですから一日も早く帰路についていただくという姿勢でいます。
 宿泊客については、県というより市町との間で連携を深めているのでいいのですが、問題は日帰り客です。例えばゴールデンウィークの昼間や、河津桜が満開で伊豆半島の道路が車であふれてるときに災害が起きて道路が寸断されたらこの車をどうするか、県はお考えになったことありますか。

○高部危機政策課長
 詳細についてはスポーツ・文化観光部が対応を考えておりますけれども、市町や関係事業者と連携して、観光客の安全が確保されるよう、災害情報の提供等に努めるとともに、情報伝達や避難誘導、帰宅や滞在の支援等、市町が行う観光客への安全対策を促進しているところでございます。

○野田委員
 道路に車があふれていたら救命できない。何もできないんですよ。だから道路に止まった車をいかに空いてる駐車場に入れるか、コンビニでもレストランでもいい、空いている駐車場にどんどん流して道路を開ける作業をしないと何もできません。先ほど3番委員が非常にもどかしかったと話しましたが、まさにそういう状態になってしまう。そこが対策として足りないところだと思います。
 そのためには、そういった車に適切な情報をどうやったら流せるか、ぜひ県に検討していただきたい。もしかしたら市町とよく連携した中での話かもしれませんが、物すごく大事なポイントだと思います。
 数日たてば、観光客は自宅へ帰れるでしょうけれども、発災したその日をどうするか。観光客の心理はそういう事態になったら一刻も早くうちへ帰りたい。だから、みんな同じ方向に向かうんです。それをいかに空いてるところへ誘導するか、そういったことをぜひ県に真剣に取り組んでいただきたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp