• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年12月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:増田 享大 議員
質疑・質問日:12/20/2012
会派名:自民改革会議


○増田委員
 2点、お伺いさせてください。
 所管事務事業で資料の12、13ページ、新年度予算編成方針につきましては、新年度も10%以上削減ということで、近年財政事情により減額の編成が続いております。減額編成の中で、もちろん新しいことを始めてほしいという要望も多いとは思いますが、予算が減額されることによって、今までできていたことができなくなるという事業もかなり多いわけでございまして、新たに発生する課題について、部としてどのような御認識をお持ちなのかお伺いします。

 それと、資料8ページのコンプライアンスの関係です。個人的には、大人を教育するというのは非常に難しいことだと思っておりまして、日ごろ現場で感じているのは、県の皆様方がどこでやりがいを感じて、また喜びを感じていらっしゃるのかということがいつも気になります。きょうのこの説明資料でもいろいろ出ている項目、ページを見ますと、基本的には後ろ向きな話が多くて、前向きなやりがいですとか、今はいい話が非常に少ないわけでございまして、そういったときに達成感を感じさせる環境というのが、やはり必要なのではないかなと思っています。
 やはり、地元でもよく不満・要望等の声はありますけれど、私、個人的にですが、やはり地域の皆さんからありがとうございますと言われると、それはやっぱりもううれしいわけで、頑張ろうと思います。よく地元では出先機関のほうで予算を配分していただいたところにはなるべくしっかりとお礼をして、喜びを分かち合おうということはしておりますが、県の職員の皆様方にもそういったいい部分といいますか、前向きな方向で、プラスの要因をつくることによってマイナスを減らしていくというか、そういうことも必要なのではないかと思うので、その点、お考え等がございましたらお伺いさせていただければと思います。以上です、お願いします。

○秋山財政課長
 まず、1点目の10%の削減の関係ですけれども、どうしても予算を編成していくにあたっては、まず財源がありまして、あとは歳出があるんですけれども、最終的には財源と歳出を均衡させるという作業が必要になってきます。
 そのためにはまず、執行の責任を持っております各部局のところで、さまざまな成果目標に対してその事業が果たして有効かどうか。中身につきましても、いろいろと精査、検討をしてもらって、基本的にはスクラップ・アンド・ビルドということで対応してもらっております。次の段階では、事業の中身を原課とこちらのほうでいろいろな状況とかも勘案しながら調整しますが、やはり歳入が大きく不足している状況の中では、全てが全てプラスにはできないという事情もあります。やはり役目を終わった事業とか、実績が伸びないメニューとか、そういうのはいろいろと見直しをしていただいて、成果が上がるものについては、スクラップ・アンド・ビルドの中でやっていただくと。
 あとは、基本的には部局からは10%のうちの5%をまず減額をして要求をしてきてもらっています。残りの5%につきましては、全庁的な一般行政の中で、そこは精査するというふうに考えております。
 もう1点ですけれども、この編成方針を見るとなかなかプラスの要因がなくてマイナスのようなイメージのある編成方針ということです。
 そうはいっても、そういう中でも喫緊の課題は津波対策、エネルギー対策、あと少子化対策、内陸のフロンティアとかもろもろございます。ですからそういう喫緊の課題、あとは将来の県政の発展の基礎になる国の事業等々、厳しい中においてもやっぱりめり張りをつけて、優先化、重点化して取り組むように、最終的には各部局間の調整をさせてもらいますので、よろしく御支援のほどお願いいたします。

○西田職員局長
 県職員のやりがいという点でございます。
 我々公務員は県民のために役に立ちたいということで、県に入ってきたわけでございますので、日々業務の中で、私どもがやっている仕事に対しまして県民の方が評価されることについては、大変なやりがいに感じるということでございます。
 ただ、それが目に見えているかということもございますので、間接的ではありますが、制度といたしまして、例えば職務に関して抜群の成績を上げるとか、内外を通して県民から称賛を受けるような善行をなすというようなことがあれば、その職員に対しまして知事から表彰するという制度がございます。
 あるいは、個々の業務の中で改善を行えば、ひとり1改革運動の中で表彰を行うということもございます。さらに今、勤務成績が勤勉手当に反映されておりまして、頑張っている職員に対しましては、その中でよい評価をするというような取り組みもしてございますので、そういう形で職員に対しては報いていきたいと考えております。

○増田委員
 ありがとうございました。職員の皆様方のそういった前向きないい話はぜひふやしていただきたいと思いますし、特に若い世代の方とかアイデアをお持ちの方はいっぱいいらっしゃると思いますので、そういったひとり1改革運動とか、改善するということ以上に発想とか新しいアイデアで、新しい流れを県の中にもつくっていただきたいなと思っております。

 あとは予算編成のことで、済みません、要望になってしまいますが、地元をいつも回ってますと、内陸フロンティアとかふじのくにの理想郷という以上に、県民の皆様方の思いは身近な問題解決にあります。ささいな話が多いんですけど、選挙のときにもやっぱり本当に思ったのは、皆さん困っている方が多いということでございまして、そういった素朴な思いをぜひ御理解いただきたいと思います。
 掛川では地区集会とかやっているんですが、やっぱりトップは一般質問でも言いましたけれど、通学路の整備、信号機の設置、あとは地震・津波対策、安心・安全の部分です。そしてそれに次ぐのが、実は河川のしゅんせつというのが多くて、今の交通基盤部の予算でいうと、新しい道路も含めて、大体1割ぐらいが維持管理系の費用です。1割ぐらいなんですけど、全額が5%でも減ると維持管理予算も減ってくると、道路とか橋梁とか、あと河川で堆積したものについて、総じて下げられてしまうと、新しい道路以上に新たな課題を生むということもあって、正直言うと、現場では災害待ちと言ってはいけないですけど、災害が出てしまったほうが予算がつく、早く解決するということもあって、矛盾をいつも感じております。
 そういった減額編成の中で、新たに生じてきている課題も多いかと思いますので、ぜひそういった県民の身近な課題について認識を新たにしていただいて、編成に取り組んでいただきたいと要望させていただきまして終わります。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp