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委員会会議録

質問文書

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令和5年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 啓嗣 議員
質疑・質問日:03/02/2023
会派名:自民改革会議


○鈴木(啓)委員
 それでは、一問一答方式でお願いします。
 公安委員会・所管事項等説明資料の資料7の2、110番通報の受理状況についてお伺いします。
 110番通報受理状況を確認しますと、全体では年間約22万件ほど受理されており、各内訳で件数が増加しています。全体件数で前年比約13%増と、非常に多くなっているとの感想を持っております。その中で、通報全体の約3割が不要不急で、スマートフォンの緊急通報機能の誤発信と思われる誤接は前年比94%増とすごい数字となっており、急激に増えています。
 まず、総受理件数が前年比13%ほど増加した理由をどのように考えられているのかお伺いさせていただきます。

○楠ケ谷地域課長
 110番通報の受理関係についてお答えいたします。
 総受理件数の増加原因につきまして、1番委員御指摘のとおり令和4年中における総受理件数は約22万件であります。この数字は大方コロナ前の水準に戻りました。しかしながら昨年の特徴といたしまして、スマートフォンによる無応答、誤接が令和3年度に比べて約2倍と大幅に増加しており、これが主な増加原因であると考えております。

○鈴木(啓)委員
 ありがとうございます。
 コロナ禍前に戻ったということで、これまでの間は少し抑えられていたと理解しました。

 次に、今御答弁にもありました不要不急と誤接の増加に対して、減少に向けた取組などありましたらお伺いさせていただきたいと思います。

○楠ケ谷地域課長
 不要不急通話と誤接の減少に向けた取組についてお答えいたします。
 県警察では、不要不急通話の削減に向けて県警ホームページやSNSを通じた広報活動のほか、1月10日の110番の日に街頭広報やラジオ放送のメディアを通じた啓発活動を繰り返し行い、広く県民に対して110番の適正利用を呼びかけております。
 また、最近では全国的にスマートフォンによる緊急通報や誤接が大幅に増加していることから、警察庁においても携帯電話事業者に対して改善や広報を申し出ているところでありますが、県警察におきましても県民に対してスマートフォンの設定の確認や折り返しの応答に応じるよう広報動画を作成するなど誤接の減少に向けた取組を強化してまいります。

○鈴木(啓)委員
 ありがとうございます。
 通信指令に携わる警察官の皆様の人数に限りがある中で不要不急の110番通報などが増えますと本来警察が早急に対応すべき事案の認知が遅れる可能性もあるかと思います。その結果初動捜査に影響が出ることは避けなければいけないと考えます。特にスマートフォンの誤接は受けた側が不要不急であるのか、本当に必要な通報であるのかよく分からない場合もあろうかと思います。状況を改善させるために先ほど御答弁がありましたように広報にしっかり力を入れていただくことを要望させていただき、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp