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委員会会議録

質問文書

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平成25年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:10/09/2013
会派名:自民改革会議


○石橋委員
 それでは、一問一答方式でお伺いします。
 まず最初に、地元のことで恐縮でございますが、今、アベノミクスの効果ということかどうかわかりませんけれども、マスコミでは、私の地元の特産品でございますワサビが、2割、3割と出荷量がふえておりまして、大変喜ばしいことでありますが、その半面、シイタケは、産業委員会資料2ページにあるとおり、生産資材の補助をいただけるということ大変ありがたいと思っているわけでございますが、非常に厳しい状況です。このシイタケについて、静岡県以外の生産地の状況を把握していたら、お伺いしたいと思っております。

○西島林業振興課長
 ただいまの御質問に対してお答えいたします。
 平成24年のデータになりますが、干しシイタケの全国の生産状況はほぼ前年並みです。それに対して本県では、対前年比87%となっております。生産量の減少の影響は、平成24年時点ではまだ顕著にあらわれておりませんけれども、原発事故から2年たった平成25年の生産量は、事故以降、ほだ木の造成が減っているということが想定されるために、全国でもかなり生産量が減るのではないかというふうに言われております。
 干しシイタケの市場価格は非常に下落しておりまして、県内の市場におきましては1,200円前後という、原発事故前の3分の1の水準になっております。全国では、原発事故前の2分の1の2,000円前後ということで、原発事故の影響が、全国的に大きく及んでいます。

○石橋委員
 ありがとうございます。価格が3分の1になったということでございますと、皆さん、お考えになっていただきたいと思いますが、自分の収入がある日突然、3分の1になったらどうなるかいうことでございます。私ども地元としましても、西島林業振興課長に同行していただきまして、東京電力に対して生産地の窮状を訴えたわけであります。私がこれを非常に重要な問題だと思いますのは、東京オリンピックの開催が決まり、世界中から大勢のお客さんがいらっしゃいます。日本料理を食べたいと思っております。かつおぶし、昆布、シイタケ、この3つは日本料理の基本的な三大食材なんですね。九州のシイタケ産地は廃業に追い込まれているという話も聞いております。収入が3分の1ですから、生活していけないわけです。ですから、これからも伊豆のシイタケ産地に力強い御支援をお願いしたい。私ども地元も今、給食に使っていただきたいとか、いろいろな関係方面に働きかけております。ぜひ皆さん方におかれましても、シイタケの販路拡大に努めていただきたいと思います。収入が3分の1ですから、助けてやっていただきたいと思うわけでございます。
昨日もさばじゃが君のような、商品開発のお話がございました。ぜひ販路拡大に努めていただきたいと思います。強く要望しておきます。

 続きまして、この間、現地を視察させていただきました秋葉原のアンテナコーナーでございます。担当課長からいろいろお話を伺い、私の率直な意見も申し上げました。県は地代その他を業者にお支払いして、業者が一括してそれを管理して、管理運営は業者であるというようなお話を伺いましたけれども、この契約は何年契約で、年間、県の出費はどのぐらいかかるのかということを、お聞きしたいと思います。

○黒柳マーケティング推進課長
 アンテナコーナーの設置につきましては、静岡県農林水産振興会を通じまして、民間企業に運営と商品管理の業務を委託しております。委託の内容は、委員がおっしゃいました家賃等の固定費、広報、PR用の経費等も含めて委託をしており、1年契約という形をとってございます。更新も可としております。
 農林水産振興会のほうには、県から550万円の負担金をお支払いしているところでございます。

○石橋委員
 550万円ですね。私は1年契約でよかったと思います。これは私が見せていただいても、まず場所が悪い。場所が悪いと、経済産業部長がどんなに努力したってだめなんです。商いというのは大体場所で9割決まってしまう。プレゼンテーションも悪いし、場所も悪いし、レイアウトも悪い。ですから、これはもう早くやめたほうがいい。550万円を10年やると、5500万円です。大変な税金の使い方になりますので、もっと有効な使い方にしたほうがいいということを御提言申し上げます。

 続きまして、明るいニュースでございます。オリンピックがいよいよ決まりました。日本人の誇りと自信を取り戻す、すばらしい機会ではなかろうかと思っております。西部地区では、スポーツ産業振興協議会が設立されて、これから東部や、あるいは中部にもこの協議会が設立されると伺っております。そういったオリンピックに向けたスポーツ振興の取り組みについて、お伺いしたいと思います。

○望月商工業局長
 本県では、モデル的に西部が先行して、スポーツ産業振興協議会という組織を立ち上げまして、民間企業さんにも、会費を出していただいてやっているところでございます。今年度から本格的に全県において取り組みを進めようということで、東部地域におきましては、20の市町、企業、団体が協議会の設立に向けて研究準備を進めているところであります。また中部地域におきましても、今年度、スポーツ産業の重要性の機運を醸成するためのシンポジウムをやっていこうということで進めてきております。
 先月、東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定されまして、県は、副知事を本部長に、全庁挙げてスポーツ競技力の向上、合宿の誘致、観光誘客、国際交流、スポーツ産業の振興に取り組む東京オリンピック・パラリンピック推進本部の立ち上げをするという形で動いてきております。
 今後、オリンピック・パラリンピックの本番はもとより、オリンピック出場をかけたプレ大会やアジア予選も予想され、本県も、事前合宿地やプレ大会の開催地としての有力な候補となりうることから、富士山や温泉などの自然環境やお茶などの豊かな農水産物、新東名高速道路、東駿河湾環状道路の整備などによる交通利便性の向上など、首都圏に近く、本県の恵まれた資源を活用した静岡流のおもてなしにより、現在進めている県内各地の協議会によるスポーツ合宿誘致やスポーツ大会開催などの取り組みを進めてまいります。また、パラリンピックの競技用品の製造を県内で行う企業などとも連携して、スポーツ産業の振興に努めてまいります。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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