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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中田 次城 議員
質疑・質問日:10/07/2022
会派名:自民改革会議


○中田委員
 許可が一旦出たと。何度も言いますが、申請の誤りがあったという申出に基づいて、今指導をしていると。誤りは、県はなかなかそのときには気がつかない内容だったと。しかし修正されて出てくるものによっては、それは審査に適合しているかどうかは見てみないと分からない、こういう答弁ですよね。
ということは、出した許可がそのまま継続される保障は100%あるわけじゃないわけですよね、今の段階では。そういうことでしょう。さっきから何度もやり取りしていますけれども、100%かどうかということを確認しておきたい。

○大川井森林保全課長
 先ほどから答弁しているとおりですけれども、今事業者が行っている修正で、今許可している状態の計画がそのままでいいかどうかは、今の段階では分かりません。

○中田委員
 でも、今許可が与えられている状況になっていますね。ということは、そのことが確認されるまで許可の効力を本来一時停止するべきだと思いますよ。当たり前の話でしょう。何でかっていうと、実際不動産の世界ではね、太陽光の売買とかいろいろあるんだけれども、ブルーキャピタルマネジメントの函南の物件って流通しているんですよ。ただ、詳しく知っている人は、あれ林地開発っていってもいろいろごちゃごちゃあるみたいだからってことで手を出さないけれども、普通は民間の中ですぐに流通するわけですよ。知らないで買っちゃった人がいてという話にもどんどんなっちゃうでしょう。
 でも、きちんと行政が、事業者の出した書類に不備があったことを事業者も認めて、今補正しているわけじゃないですか。だから、そういう意味では、出てくる内容によっては許可が継続できるかどうか分からない状態なんだから、許可の効力は一時中断しますと、きっちりすることが行政としての責任なんじゃないですか。出てくるまで分からないと言いながら、許可だけが独り歩きしている状態を行政がつくっているってことですよ。これは何らかの対応ができるんじゃないですか。いかがですか。

○大川井森林保全課長
 Aファイルの4205ページですけれども、今年の3月31日に出した文書になります。この下から2段落目の、つきましてはのところ、貴社が訂正を完了し、県が林地開発許可基準に適合していることを確認するまで、開発行為に着手しないよう指導していますということで、分からない状態で現場着手することはいいことではないので、しっかりここで行政指導している状況でございます。

○中田委員
 もう何度も言ってもしようがないんですが、私の意見を言います。
 許可の効力を一時中断すればいいだけの話ですよ。本来は取り消してほしいんだよね。それでやり直すのが筋。だけど最悪譲っても、許可の効力を一時中断する。しっかりしたものが出て適合が確認されるまで、と私は思う。そのことについて、最後に答弁もらいましょうかね。

○浅井森林・林業局長
 森林法を管轄する国の機関であります林野庁にも、こういった関係についてのケースを私どもも少し確認をしたことがございます。その中では、一般論で言うとやはり取消しは非常に重い不利益処分になることと、申請書類に重大な瑕疵があるか否かを慎重に判断する必要があるというお話がありました。それから、いきなり取消しをするのかどうかについては、相当悪質な場合にはそういった取消しといった判断もできるかもしれないが、通常は行政指導などを行ってその誤りを正していく手順を踏むものであるというお話を、全国的なケースということで頂きました。
 ですので、先ほどお話ししたとおり、4205ページで、県も行政指導という形で、そういった訂正を速やかに行うよう今やっているところでございます。それに対して事業者も、その指導に従うということで書類の訂正等の準備を今やっておりますので、県としてはこの指導の形で進めることについては妥当であると考えております。

○中田委員
 私が聞いたのは、許可の効力を一時中断することはできないかですよ。何度も言うように、私たちは許可を取り消してやり直すのが筋だと思う。でも、いろいろ手順があるでしょうと。それも分かりますよ。だけど今この状態を放っておくと、許可がついている状況だけが独り歩きしていて、でもそれは許可の内容にふさわしい事業計画かどうか明確になってないわけでしょう。しかもそれは事業者のミスで起こったことですよ。それを行政は指導して待っているわけでしょう。その間にどんどん許可だけが独り歩きするんですよ。こういったことを行政がとろとろやっている、ぐらぐらしていることによって社会的に言えば、例えば不動産の世界ではそういうものを買おうとしている人だって迷うだろうし、いろんなことが行政の判断によってふらふらしちゃうじゃないですか。そういう意味では、分かりやすいのは一旦許可の効力を中断するという行政の行使というか権限はないものなのか。今まで例があるとかないとかではなくて、そういう考え方はできないのかを聞いているわけですよ。

○木内委員長
 先に答弁を聞いてからにしていいですか。

○浅井森林・林業局長
 4205ページの文書指導の中でもございますが、そういった訂正が完了して、それを県の確認を受けるまでは事業の着手をしてはならないと文書指導をしておりますので、事実上、そういう意味では事業者は事業に着手できないと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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