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委員会会議録

質問文書

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平成27年決算特別委員会文化観光分科会 質疑・質問
質疑・質問者:小楠 和男 議員
質疑・質問日:10/29/2015
会派名:自民改革会議


○小楠委員
 一問一答方式で。
 航空物流に関して伺います。
 最初に、国際貨物トライアル輸送事業なんですけれど、非常に細かなところから入ってまことに申しわけないんですが、平成26年度主要な施策の成果及び予算執行実績についての説明書の67ページに平成26年度の実績が載っています。品目で医薬品が3つあって、それぞれ行き先の地域が違うのでそれはわかるんですけど、ワインが2カ所に載っていまして、台湾にそれぞれ行っているんですが、このワインが合計3回ではなくて、別々にカウントされているのはどういうことなんでしょうか。

○板垣空港利用促進課長
 こちらは、同じ台湾ということで載っていますが荷主が異なっておりますので、別の事業ということで別々に載せてございます。

○小楠委員
 評価を見ると、国際貨物トライアル輸送事業は輸出件数の増加につながったって書いてあるもんですから、平成25年度に比べて件数はどのように増加したのか、あわせて取扱量はどうなったのか教えてください。

○板垣空港利用促進課長
 平成26年度は、説明書の67ページに表がございますけれども、全部で13件のトライアル輸送事業のうち輸出関係が11件になります。平成25年度のトライアル輸送事業につきましては、14件トライアル輸送事業を行ってまして、そのうち輸出に関しては9件ということで、若干ではございますけれども、輸出がふえているということでございます。
 それから、取り扱いのトン数でございますけれども、こちらにつきましては平成25年度は約69トン、それに対しまして平成26年度は大分減りまして5トンということで取扱量としては――重さとしては大分減少しております。

○小楠委員
 活字にできなかった理由がわかりました。
 大幅に減っているんだね、量としてはね。確かに県産品が入ったりして、件数がふえているということでは非常に評価できるんですけれども、物によってその重さが違うってこともよくわかりますんで、なかなか活字にできなかったんだろうなということはわかりました。
 このトライアル輸送事業は、広報的にも上手にやってらっしゃるなと思うんですよね。ここに台湾の観葉植物がありますけれど、多分ランだと思うんですけれども、テレビ報道や新聞などでも大きく報道されたのを私もちゃんと記憶しています。そういう意味では、非常に上手に広報してらっしゃるなと思うんだけれど、トン数的には平成26年度が5トン、平成25年度が69トン。で、富士山静岡空港の航空貨物が非常に苦戦していることは、概念的にはわかっているし、常任委員会でも質問したことがあるんですけれど、このトライアル輸送以外に平成26年度の同じページの評価の総合計画指標のところで、平成26年度の富士山静岡空港の貨物取扱量が671トンとなっているんですが、この671トンの航空貨物は、どんな荷物が富士山静岡空港から出入りしているんでしょうか。

○板垣空港利用促進課長
 例えば、中国の上海―武漢線は以前からございますけれども、例えば輸入でございますと、衣料品でありますとか、雑貨などが非常に主でございまして、逆に出すほうについては、機械部品などと伺っております。
 ソウル線のアシアナ航空でございますが、こちらについては、医療器具でありますとか、自動車の部品であると伺っております。
 チャイナエアラインにつきましては、2番委員からも御紹介いただいたように、輸入についてはコチョウランに代表されるような観葉植物が輸入で入ってきておりまして、逆に出るほうにつきましては、食品――先ほどありましたようなワインというようなものが出されているということでございます。

○小楠委員
 評価のところにもありますけれども、対前年度比108.9%という伸びをしたものの、計画達成度では約55%ということで、今は機材が小さい、ベリー部が十分にないということは十分わかりますけれども、このトライアル輸送を上手に利用していただきながら、富士山静岡空港は貨物でもやっていけるとアピールする。例えばたまたま今回、中国からの大勢の外国人客が富士山静岡空港を利用しているというのは、東京と大阪の真ん中にあるからにほかならないわけですよね。そういう意味合いでは、貨物だってここに入ってくれば東、西どちらへでも高速輸送が可能だと考えると非常にアピールの対象になると思うんですね。ぜひ御努力、御尽力をお願いして終わります。

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静岡県議会事務局議事課

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