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委員会会議録

質問文書

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平成24年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:03/09/2012
会派名:自民改革会議


○植田委員
 送る言葉を申し上げます。
 きょうで最後の議会の委員会になる方が4名いらっしゃると。そうそうたる皆さんで議場のひな壇に座っていらっしゃる方、小林佐登志危機管理監、石川俊一出納局長、森下博司人事委員会事務局長、佐藤泰章監査委員事務局長、この4名の方々がこの3月末をもって退職をされると。我が静岡県にとりまして貴重な方々が退職するわけですけども、皆さん方の今までの御貢献に関しまして敬意を表したいと思います。本当にありがとうございました。
 つきましては、最後の委員会ですけれども、我が静岡県に対する県行政に何か御所見、あるいは残る後輩に対してのアドバイス等ありましたらお話をいただきたい。もちろん皆さんおやめになっても我が静岡県に御貢献をいただきたい、御尽力いただきたい、そのことを願わずにはいられません。ぜひ健康に留意をされて今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。

○小林危機管理監兼危機管理部長
 植田委員には大変身に余るお言葉をいただきまして、ありがとうございます。
 私は6年間危機管理に従事させていただきました。正直なところまさか6年やるとは思っていませんでしたが、結局は私のライフワークにできたのかなということで、6年間いろんな思いはありましたけども、まだもう少しありますけども、全うできました。
 ただその中で非常に残念なのは、やはり何といっても三・一一が起きてしまったことですね。しかも原子力発電所のああいった福島原発での事故が起きてしまった。私も御前崎市での助役としての2年間を加えますと8年間、原子力とかかわってきただけに、福島第一に起きたあの事象については、私自身も私の原子力とのかかわりが本当によかったのかなという反省を含めまして、原子力というものをもう一回ちゃんと冷静に考えてみなければいけないなという今思いを強くしています。
 まだまだ浜岡原子力発電所については今防潮壁等の津波対策が進められていますが、それだけでまだ安全対策は終わるわけではないので、そういったものがやられた中で、最終的には私はこれだけの広域災害になってしまうということが福島原発でわかったわけですので、そういったことを踏まえると、やはり県民の皆さんが浜岡原子力発電所をどういうふうに最終的に判断していくのかという、そういった県民の方々の判断というのが非常に重要になってくると思います。そこへこれから後輩たちがしっかりと県民に原子力発電所に関するディスクローズ、情報公開を徹底してやっていってほしいという思いが非常に強くあります。
 それから、やはり我々は、私は退職したとしても、まだ一県民として当然東海地震と立ち向かわなければいけないわけですので、そういった中で、先ほども申し上げましたように、来年は第4次被害想定の策定というまた新たなステップを迎えます。やはり後輩の方々にはぜひ県民の期待にこたえられるように、ぜひいい被害想定をつくっていただいて、県民の皆さんが理解していただけるような被害想定をつくっていただいて、それに対する対策をまた一からきっちりとやっていただくと、そういうことをお願いしたいと思います。
 私も微力ですが、県民として側面的に危機管理については私のライフワークとしていろいろ引き続き勉強をさせてもらって、私としてはどういうふうに県が危機管理に対してやっていくのかということを一県民として見守らせていただきたいと、かように思っています。
 私、公務員生活37年になりますけども、本当に議員の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)

○石川出納局長
 植田委員には御配慮を賜りありがとうございました。
 出納局ということではございませんけれども、38年間の公務員生活を通じて常に忘れなかったことが1つあります。行政というのはすべての面において地域づくりにかかわることでございます。これまでそういった意味で、どこの職場にあってもそれを意識してまいりました。主査になった昭和60年当時、知った言葉があります。ある地方の町の係長の言葉であります。「地域づくり、プランニングに机は要らない。必要なのは足と目と、住民と対話する耳と口、そして何より大切なのは住民の気持ちになり切る心である」。今後もこの住民本位の考え方をずっと貫き通して、さまざまな地域活動にかかわっていきたいと思います。よろしく御指導いただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手)

○森下人事委員会事務局長
 このたびは最後の委員会で発言する機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。
 私も石川出納局長と同期でございまして、昭和49年の採用ということでございます。最初は沼津財務事務所間税課、これを皮切りに38年間勤めてきたわけでございますけども、この間、ちょっと思い出されますのは、1つは議会事務局調査課、今から20年ほど前になりますが、そのときにたった2カ年ですが、大変議員の方々にお世話になったということとか、次に異動いたしました防災局の消防防災課のときに阪神・淡路大震災が発生いたしました。このときにたしか二、三日後でございますが、県内の民間のトラックを借り上げまして、10台ほどですが、緊急物資を夜を徹して搬送したことを思い出します。こうしたさまざまな思い出が次々に胸に去来するわけでございますけども、私今こうして立ってお話しできますのも、多くの皆様方の支えがあってのおかげじゃないかなと思っております。本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。ありがとうございます。
 1つ、今公務員を取り巻く環境というのは非常に厳しゅうございます。御案内のとおり、定数削減とか給与の抑制、それから国家公務員に至りましては給与削減法が先日成立いたしまして、国家公務員の場合ですが7.8%、2カ年減額する。それからきのうの新聞報道によりますと、国家公務員の退職金がまたこれ減額、削減の検討に入りつつあるというような情報があります。
 こうした大変厳しい状況の中ではございますけども、これから県を担っていかれるこちらの職員には健康が第一だと思います。心と体の健康、これにぜひ留意されていただいて、ワーク・ライフ・バランスも意識していただいて活躍されることを期待いたします。
 最後でございますが、本当に議員の方々には、こうした職員がたくさんおりますので、ぜひ議員の方々からも応援をしていただければ幸いでございます。簡単ではございますが、あいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

○佐藤監査委員事務局長
 長い間お世話になりまして、ありがとうございました。
 4番目になりますと、前の方が大体お話をいただいたものですからあれなんですけれども、簡単に、せっかく発言の機会をいただきましたので、最後に1つだけ、議会の議員の方にお願いでございます。
 私どもは3月で県を離れますけれども、残されたというと言葉があれかもしれませんけれども、残った後輩職員、ぜひ時には厳しく、そして常に温かく御指導いただければと思います。長い間、ありがとうございました。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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