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委員会会議録

質問文書

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平成26年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野崎 正蔵 議員
質疑・質問日:12/16/2014
会派名:自民改革会議


○野崎委員
 一括質問方式で1問のみ質問させていただきます。
 総合計画後期アクションプラン評価書案の106ページ、特別支援教育の充実ということで、特別な支援が必要な幼児、児童生徒のための個別の指導計画を作成している学校の割合がC評価になっております。これについては指導計画をつくらないのか、つくれないのか、どういう状態にあるのか説明をいただきたい。

 その次の109ページになりますが、ここの進捗評価では、特別支援教育に関する校内研修を実施した割合については、特別支援教育に対する基本的理解の浸透により基礎的な研修の開催が減少したからとなっています。要するに、基礎的な理解は深まっているから、研修会は少なくなりました。浸透してきているわけです。浸透しているのに、何で個別の指導計画の作成がふえてこないのかが非常に疑問でありますので、そこについて説明をしていただきたいと思います。

○渡邊特別支援教育課長
 個別の指導計画の策定についてお答えしたいと思います。
 やはり障害のあるお子さんの指導に当たっては、100%の指導計画がつくられると、あるいはそれを包括したライフステージに応じた支援計画がつくられることが大事だと思っています。この目標につきましては、まだそこにたどり着いておりませんので低い値になっていますが、基本的にはこれから100%を目指していきたいと思っています。

 研修等の部分で評価がありましたが、特別支援教育についての理解は大変深まったという認識は持っています。特に障害の重いお子さんに関しては、確実に指導計画が尽くされて、それに対応できている状況になります。
 その他のところについては非常に難しい状況があるんですが、特に今、特別支援教育の中でも発達障害の方の支援については大きな課題になっています。学習というよりは生活の支援が必要になったりということで、例えば指導計画というと、国語の指導、算数の指導という教科のところに目が行きがちなんですが、実際には話すとか、かかわるというところに指導のポイントがくるために、なかなか課題を明確にし、さらにその課題に対しての対応を明確に打ち出すのが難しい状況があるんじゃないかという判断をしています。
 しかし、これでは困りますので、現在はコーディネーターが各学校には配置されていますが、その中でもチーフになるコーディネーターの研修をして、指導計画の推進を地域の中で進めたりですとか、あるいは高等学校におきましては、生きる力を育てるというソーシャルスキルトレーニングのテキストをつくって、高校全校で研修をすると。さらに特別支援学校は今、センター的な役割で小中高等学校、幼稚園に出かけていますので、その中で指導計画のつくり方であるとか、かかわり方について積極的に対応しているところです。まだまだ現状は不十分なところがありますが、精いっぱい伸ばしていきたいと考えております。

○野崎委員
 要望だけにしておきますけれども、これは一般質問でもさせていただきましたが、要するに特別支援に携わる先生は誰でもできるわけではないので、その数がまず必要だということと、先ほどコーディネーターとありましたけれども、コーディネーターが本当に適正に配置されていて、十分な指導ができる先生がたくさんいるかどうかということだと思います。この辺についてはまだまだ不足している部分があると思いますので、ぜひ教育委員会としても積極的な支援をお願いしたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp